映画『最高の人生の見つけ方』 

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ロードショー公開してすぐに観にいった友達が、「すっごい良かった! 最近観た映画の中では文句なしにNo.1!途中はおかしくてずっと笑ってて、でも、最後は結構泣いちゃった。」と評していた映画、『最高の人生の見つけ方』。

ブログの「トスカーナの休日」の記事にもうりうりさんが「試写会に行ったけど、すごく良かった!」とコメントを書いてくださっていたし、その友達の感想も良かったので私も興味津々だったのですが、先日TUNKAさんのこちらの記事を読んで、「あぁ、もう絶対観に行こう!」と心に決め、今週の夫の休みに映画館に行ってきました。(ちなみに、今回初めて名古屋駅前のミッドランドシネマズに入りましたよ~。もちろん、ウェブサイトから割引クーポンを印刷して持参♪)


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この映画、邦題は『最高の人生の見つけ方』となっていますが、原題は『The Bucket List』といいます。直訳すれば、『棺おけリスト』。つまり、”棺おけに入るまでに(死ぬまでに)やりたいことリスト”という意味です。

登場人物は、モーガン・フリーマン演じるカーターと、ジャック・ニコルソン演じるエドワード。この二人の初老の男性が、病院で相部屋になるところからストーリーは始まります。
家族のために自分の夢を犠牲にして長年自動車修理工として働いてきたカーターと、お金なら腐るほどあるけれど見舞い客は秘書だけと言う孤独なエドワード。まったく違う世界に生きてきた2人の唯一の共通点は、お互いに「余命6か月」と人生の期限を言い渡されたということだけ。
ひょんなことから2人は「死ぬまでにやりたいことを全部やろう!」と、手書きの”棺おけリスト”を手に病室を飛び出し、旅に出ます・・・。

とまぁ、こんなストーリーなのですが、もうほんとに、ジャック・ニコルソンとモーガンフリーマンの演技がいい! 味わいのある表情ってこういうのを言うのでしょうね。(モーガン・フリーマンは、大好きな映画『ショーシャンクの空に』にも出ていた俳優さん。あの映画も素晴らしいです!)

2人の棺おけリストには、「スカイダイビングをする」とか、「荘厳な景色を見る」とか、「見ず知らずの人に親切にする」、「泣くほど笑う」、「世界一の美女にキスをする」・・・などという項目があり、それをふたりいっしょに実行していきます。ひとつクリアするごとに線を引き、ゴージャスな世界旅行を続ける2人。
でも、”棺おけリスト”の項目は、お金をかけた豪快なことばかりではありません。というか、”お金をかければできること”のほうはむしろ簡単なのでは、と思えるほど。

今までの人生でやり残したことにしっかりと向き合うことは、時として非常にハード。余命半年を宣告され、果たして自分の”棺おけリスト”のすべての項目に線を引くことができるのでしょうか?

…どんな結末を迎えるかは、ここに書いてしまうとこれから観る楽しみがなくなってしまうので、やめておきますが、ほんと良い映画でした。中でも、TUNKAさんも書いていらっしゃいましたが、「世界一の美女にキスをする」シーンは感動的!

「最高の人生」がどんなものかは十人十色。でも、自分にとってのソレを見つけるために、(言葉にするとありきたりだけど)今という時間をちゃんと生きなくては、と思いました。しんどいことも、ルーティンなことも、当たり前のことも、全部ひっくるめて自分の人生を精一杯楽しまなくちゃ!

TUNKAさんの感想はこちら→ 「最高の人生の見つけ方」

【2008年9月追記】 
↓DVDが発売されました。
最高の人生の見つけ方

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