贈り物 ~名前のない絵と、オレンジ色のブーケ~

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名前のない絵

詩画作家である友達から、よかったら新居に飾って・・・と素敵な絵が届きました。
彼女からの手紙によれば、私が家を購入して引っ越すという話をしたときから、新しいうちに飾る絵を描こうと、絵の構想を練っていてくれたんだとか・・・! ただ、ただ、感激です。

届いた箱を開けて、さっそく彼女の絵をダイニングの壁に飾らせてもらいました。白い壁に白い額に白背景の絵。赤や黄色の原色の生き物たちがとても印象的。この絵にはまだ題名がついていないそうです。(額に光が反射して光っちゃってますね。うまく撮れなくてごめんなさい。)


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彼女はいろいろな画風の絵を描く人なのですが、この絵の雰囲気が私はとても好きです。
芸術のことはよくわからないけれど、この絵から私が受ける印象は、”静かで、楽しい”、”マイペースだけど、みんなで楽しい”というもの。もちろん、受け取る人によって印象はさまざまでしょうが、私はなんとなくそんな印象を受けるのです。うまくいえませんが・・・。

そして、コピーや版画ではなく、”原画”なので、絵の具の盛り上がりから運筆を感じられるのも魅力のひとつ。”新しいおうちに幸せがいっぱい舞い降りること、お祈りしてます”と手紙に認めてくれた彼女の思いが筆に乗って、絵の周りに未だ漂っているような気がするのです。
こんなふうに私と私の家族の幸せを祈ってくれる友人の存在がとても嬉しく、そしてこうして相手にたったひとつの特別な贈り物ができる彼女の才能をちょっぴり羨ましく思いました。私もこんなふうに、相手の幸運を祈ったり、相手を思う気持ちを伝えるすべを何か持っていたらな。

そんな才能と優しさを持ち合わせた友人の名前は、ふかさか南さんといいます。
(*彼女の公式ネットショップはこちら⇒ 現代アートショップMINAMI

彼女の過去の作品は、こちらのページで見ることができます。私はもう何年も前から彼女の絵を見ているのですが、時期によってかなり画風が変わっているんですよ。家族ぐるみでつきあいのある夫も、「彼女の絵は本当にいろんな表情をみせるね。同じ人の絵とは思えないほどだ!」と言っています。どの絵も彼女の一部なのでしょうが、私が特に好きなのは彼女の描く動物の絵と、線画のようなシンプルな絵です。

ふかさか南さんの絵画に興味をお持ちになった方は、ぜひ彼女のブログ「MINAMIの世界」にも足を運んでみてください。^^

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もうひとつ、我が家に素敵な贈り物が届きました。

オレンジ色のブーケ

こちらはまったく別のお友達から届いたオレンジ色の明るい印象のブーケ。
お花をいただくのは、かなり久しぶりでとーっても嬉しい! そういえば、この家に越してきてからまだ一度も花を飾ったことがなかったので、わが家を初めて彩ってくれるお花になりました。
オレンジ色でまとめられたガーベラ、バラ、カーネーションのブーケをダイニングに飾ると、部屋がぱっと明るくなるような気がします。Tさん、素敵なお心遣いをどうもありがとうございました!

人生の新しい門出をこうして祝福してくれる友達がいるというのは本当にありがたいもの。
しみじみと、幸福感を感じます。祝福してくれる家族や友達の存在は、我が家の歴史です。