家庭でつくろう天然酵母パン

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天然酵母パン (田舎パン)

最近、「天然酵母」を使った自家製パンづくりにハマっています。
これまでも(何年も前から)、ホームベーカリーを使った手作りパンはよく作っていたのですが、天然酵母はなんとなく「難しそう」「面倒くさそう」「時間がかかりそう」・・・と敬遠してしまって、お店で買ったことしかありませんでした。でも、天然酵母パンはおいしいし、大好きなんですけどね。

昨秋に今の家に引っ越してきて、残念だったのは、近所においしいパンやさんがないこと。
名古屋に住んでいたときは、自転車でちょっと足を伸ばせば、天然酵母パンを売るブーランジェリーがあって、たまに買いに行っていたのですが、いまの家からだと電車に乗って出かけないと天然酵母パンは買えません。(自然、天然酵母パンを口にする機会がほとんどなくなります。)

そんなわけで、一念発起して、自分で天然酵母パンを作ろうと思ったのが先月のこと。
といっても、わが家の年季の入ったホームベーカリーは(安い機種ということもあって)天然酵母パン対応ではないのです。なので、最初から最後まで手作り(手こね)!

初めての試みなので、図書館で借りてきた家庭でつくろう天然酵母パンという本を見ながら、それに忠実にチャレンジしてみました。


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家庭でつくろう天然酵母パン(楽天ブックス)
家庭でつくろう天然酵母パン(Amzon)

↑作業工程のたくさんの写真とともに説明されているので、まったくの初心者にもわかりやすい一冊でした。以下に紹介する「田舎パン」「クロワッサン」は、どちらもこの本のレシピ。
(※酵母は、ホシノ天然酵母を生種におこして使っています。生種おこしのやり方も詳しく載っていましたよ~。この本はかなり使えそうなので、自分でも買おうと思ってます。)

天然酵母パン (田舎パン)

こちらがもっとも基本のパン「田舎パン」。強力粉と水、そして少量の天然酵母(生種)と、砂糖、塩のみで作ります。(卵やバターなどの油脂分は入りません。)
食パンの型(金属の角型)なども不要なので、初心者にも作りやすいパンです。

とはいえ、天然酵母の粉末を生種にするのに20時間(これは一回やれば1~2週間は持つそうです)、そして実際の田舎パンづくりでも、こねが20分程度に、一時発酵が12時間、そしてベンチタイムに二次発酵・・・と、とにかく非常に時間がかかります。一日がかりというより、前の晩から仕込んで二日がかりという感じ。^^; (でも、実際に手をつかってこねる作業をするのは20分程度で、あとは基本的に放置時間=待ち時間です。)

焼き上がりはほんのり甘酒のような天然酵母の香りが漂っていますが、粗熱が取れるころにはアルコールぽさも飛んでくれます。表面がパリッとしていて、中がもっちりしていて、あぁ、これぞ天然酵母パン! そのままちぎるって食べるのも美味しいけれど、トースターでかりっと焼いて、チーズやきゅうりを乗せて食べるのもすごくおいしいんです。ワインのおつまみにも◎

天然酵母パン (クロワッサン)

田舎パンを何度かつくってなれてきた頃にチャレンジしてみた天然酵母クロワッサン。
バターの折り込み作業が加わるので、田舎パン以上に時間がかかります。(12時間の一時発酵のあと、一回バターを折り込んで冷蔵庫に1時間放置・・・というのを3回繰り返すんです。)

でも、出来上がりのさくさく・ほろっとした美味しさには感激!! とにかく時間がかかる天然酵母パンだけれど、この美味しさを知ってしまったら、ハマらずにはいられません。

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焼きたての天然酵母クロワッサンと、熱くて濃いブラックコーヒーをウッドデッキで。
至福の朝食です。時間をかけて焼いたという欲目を差し引いても、ほんとにおいしい!

私の天然酵母パン生活、まだまだ続きそうです。

天然酵母パン レシピ本

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