
誰かと会話をしたり、何かの本を読んだ後、自分のモチベーションがぐぐぐっとあがって、「その気にさせられる」ことがたまにあります。
例えば、先日私は念願のジュリークサロン初体験をしてきたわけですが、ここで60分ちょっと過ごしたことで、ものすごく「きれいになりたい」欲求が刺激されて、自分自身の肌や体に対する意識に変化が起こりました。
同じように、本を読んで、その文章に「その気にさせられる」ことがあります。
私は女性が自分の考えやライフスタイル、恋愛観、結婚観、仕事について・・・などを書いた本を読むのが好きです。自己啓発本も読むし、エッセイも、ルポタージュも読みます。
生き方について刺激を受けた本はたくさんありますが、そのなかでも、森瑶子さんや、光野桃さんの書く美しい文章には、幾度も「その気にさせられ」ました。お二人の文章が似ているとは思いませんが、どちらも文章も、底辺に凛とした強い意志やさしさが流れています。
強い文章と言うのは、キツい文章と言う意味ではありません。
ヒステリックな主張の強さではなく、ストイックで潔い文章なのです。
森瑶子さんは、1992年に亡くなっており、やはり「一時代前の作家」という感じがしますが、それでも彼女の小説やエッセイは色あせず、その描写にはうっとりさせられます。特に、恋愛中の人にはおすすめです。
(森瑶子さんはのお墓は与論島にあるそうなのですが、めぐみさんがこのお墓をたずねた記事を去年の8月に書いていらっしゃいます。興味のある方はぜひコメント欄まで読んでみて下さい。⇒ こちら)
光野桃さんは、ファッションジャーナリストでエッセイスト。
「おしゃれの視線」「着ること、生きること」「妹たちへ」などの著書があります。
『婦人画報』や『ヴァンテーヌ』等の雑誌で連載をしていたことがあるので、ご存知の方も多いかもしれません。最近では、アテニアから毎月送られてくる小冊子に、「美景のことば」というエッセイを連載しています。
美しく装うということは自分のことを良く知り、美しく生きると言うことであるというメッセージをこめた文章が多く、年とともに美しさを重ねていくとはどういうことなのかを示唆してくれています。
光野桃さんの『おしゃれの視線』の文庫の解説を山田詠美さんがされているのですが、その中に「かつて、安井かずみさんや森瑤子さんに、女たちは、色々なことを教えてもらった。お二人共、もういない。でも、と私は呟く。光野さんがいるから、大丈夫。心配なんかしなくても、彼女の本の香りをまとったであろう綺麗な人が増えて行く。」という一文があるんです。
美しさを意識する、すべての女性にぜひ読んでいただきたいです。
(最初の一冊なら、『おしゃれの視線』がおすすめ。文庫なら420円です。)
私は高校生のころに光野桃さんの本を読んで、「大人になったら、麻のレースのハンカチと、上質な白いシャツを買おう」と、胸をわくわくさせた思い出があります。
***
このような、私を「その気にさせる」持った文章に出会うたびに、私もそんなふうに読む人のハートを揺さぶって、「その気にさせる」文章が書けたら・・・と思います。
文章を書くことが好きでブログやサイトをやっている人ならば、同じように考える人も多いのでは。
アフィリエイトにしても、読者を「その気にさせる」ことができて、「これをやってみたい!」「これを使ってみたい!」と思ってもらうことができたら、きっと収入も後からついてくるように思います。
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ですが、アフィリエイトサイト(ブログ)をされている方にも、かなり参考になるのではないかと思います。
私は受講しているわけではないので、詳細な内容まではわからないのですが、このサイトの「ごあいさつ」や「伝わる文章の書き方」のページをちょっと読んでみて下さい。
ぐぐぐっと、引き込まれます。つい、受講してみたくなります。
つまり、「その気にさせられている」ということです。
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CommentData » Posted by あいこ at 05/07/01
ayanさん、こんにちは。
私も森瑤子さんの小説好きでした。最近はあまり読まなくなってしまったけど、当時は自分が主人公の気分になって読んだ物です。彼女の本を読むと、自分の中の女の部分が凄く刺激されますよね。これも、一種のサプリメントですね。
日常に追われて、自分が女であるという意識を忘れそうな時にそういう意識を呼び起こさせてくれるところが、魅力ですね。
CommentData » Posted by 管理人ayan at 05/07/02
★ ムーンさんへ ★
コメントありがとうございます^^
私も森瑶子作品を初めて読んだのは高校生のころだったんですよ。
なので、今読み返してみたりすると、全然違うものを感じますし、ムーンさんのいう「生々しさ」のこともわかります。
きっと30代、40代になってみたら、また違う感じ方をするのでしょうね。楽しみです。
★ あいこさんへ ★
森瑶子さんの本で、自分の中の女の部分がすごく刺激されるという言葉、すっごく共感です。
年月が経ってもそういう魅力やパワーが衰えないところが、彼女の作品のすばらしさですよね。
CommentData » Posted by nonka at 05/07/05
私も光野桃さんの大ファンです。
光野さんの本はほとんど持っています。
とても澄んだ空気を感じさせる文章を書かれますね。
最近ヴァンテーヌの連載を復活されたようですよ^^
ヴァンテーヌはOLじゃなくなった今でも唯一眺めたくなるファッション誌です。
光野さんはミラノ時代の文章のイメージが読者には強くて、
ご本人は「違う面もあるのに」と抵抗があったと何かで書かれていました。
文章といってもその人の一部であって全てではないですものね。作品の一面だけで判断しちゃいけないな、と思いました。
森瑤子さんは「夜のチョコレート」というエッセイが好きで読み始めました。小説は大人すぎたのか読めませんでした(笑)
彼女は苦しい部分は誰にも(夫や家族にも)見せず、水面下で水かきをする白鳥のようなイメージがありますね。
死後に娘さんが出版した本を少し見たけど、家族を犠牲にしていたのかなぁ、とも感じたり。
彼女の愛した与論島、ぜひ行ってみたい場所です。
好きな女性作家さんが二人も登場したので思わずコメントしてしまいました^^
CommentData » Posted by 管理人ayan at 05/07/07
★ nonkaさんへ ★
コメントありがとうございます。
nonkaさんも光野桃さんのファンなんですね(^^)
”澄んだ空気を感じさせる文章”というの、すごくよくわかります。
背筋がピンと伸びるかんじがしますよね。
『夜のチョコレート』、多分私も実家に置いてあると思います。
ずいぶん昔に読んだきりなので、ちょっと記憶がおぼろげですが・・・
私も与論島に行ってみたいと思っています。
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"「その気にさせる」文章"へのコメント
CommentData » Posted by ムーン at 05/06/30
ayanさん、こんにちは。
森瑶子さんの短編は随分若い頃に読んでました。
読む年代によって解釈が色々出てくる作品だと思います。それは「ベッドのおとぎばなし」というタイトルだったように記憶しています。20代前半は「大人って大変ね~」だったのが、20代後半になるとそのリアルさというより「生々しさ」が読者を惹きつけるなと感じました^^;
人を惹き付ける文章ってやっぱり憧れてしまいます。