節約できなかった私が貯金を始めた理由

若いころは節約ができなくて、貯金もなかった私

若かりし頃、私は節約ができない女の子でした。

私は静岡県の田舎に生まれ育ち、高校までを実家で過ごしていたので、いわゆる「百貨店(デパート)」にほとんど行ったことがなかったのです。普段の洋服は近所のスーパーマーケット(ユニーとか)でした。高島屋とか。○○百貨店なんていうのは、一部のお金持ちが行くところだと硬く信じておりました。 高校生のころ自分でお小遣いをためて買う洋服は、例えばシャツ1枚でせいぜい2900円まで。回 ところがデパートなんて行こうものなら、9800円とか、12800円とか、平気でするんですよね!!(それでも安いほうかも。)

そんな私だったのですが、大学入学をし、京都で一人暮らしを始めて、カルチャーショックを受けました。まぁ、割と裕福な子が多くて、「ショッピングに行こうか。」と言えば、それはもう高島屋であり、阪急百貨店であるわけです。誰もユニーに行こうとは言いません(笑)
セレクトショップに行って、19800円のワンピースを見て「きゃ~、安ーい!!」というので、私は頭がくらくらしてきたものです。

初めは、付き合いで仕方なく(見るだけのつもりで)一緒に行ってたのですが、そのうちにだんだんと間隔がずれていってしまいました。 「やっぱいいものはいいよね!」などと言ってはブランドの洋服を買っちゃったり・・・。あまり節約という感覚がありませんでした。

いや、節約しようと言う感覚がまったくなかったわけじゃないのですが、「だって欲しいんだもん」が優先していたんでしょうね、今思うと。

それでも在学中は、親の仕送りでやりくりしなくちゃいけないし、体育会系のクラブ活動もしていた私はバイトに明け暮れるわけにも行かず、節約下手なりにそれなりの節度をもって生活を送っていました。

しかし、自分で働き始めるようになって給料を手にするようになると、自宅での食事は節約していたものの、新しい生活が楽しくて、交際費を惜しまずどんどん使うようになってしまったのです。交際費を適切に使うことは良いと思うのですが、今振り返ってみると、収入と支出のバランスがおかしく、将来のことより今を楽しむことだけにお金を使っていたような気がします。

当然貯金はゼロ。毎月毎月、給料日を待ちわびるキリギリスのような生活でした。

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貯金を始めたきっかけは、オーストラリア行きの夢

そんな節約には程遠い、キリギリス状態の社会人生活を数年送りまして、その後、私はワーキングホリデービザでオーストラリア行こうと思い立ちます。 もともと英語は好きでしたし、いつかワーキングホリデーに行ってみたいという夢を持ち続けていたのですが、年齢制限が近づいてきて(※当時オーストラリアへの和キングホリデーは25歳までという制限がありました)、行くなら今しかない!と思い立ちました。しかし、それまで全然節約ができなかった私、当然貯金はスズメの涙です。

会社を辞めることを上司に伝え、そこから私は節約を始めました。なんと言っても目標がありますから、やる気が違います。 人に話を聞いたり、本を読んで調べたりしたところ、ワーキングホリデーに出かける人が渡航時に持っていく所持金はだいたい50万~100万円程度が普通ということでした。

ご存知の方もいるかもしれませんが、ワーキングホリデーとは、特定の国(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、韓国、ドイツなど)と日本との間で条約が結ばれているもので、要するにお互いの国の若者を受け入れて、異文化交流を図りましょう、という趣旨のものです。 たいていが1年が上限となっており、その間は滞在費を稼ぐために現地での労働が認められているんですね。(※詳しい条件などは国によって違います。) これは、裕福な一部の若者だけでなく、一般の若者が希望すれば行けるようにとの計らいです。だって、もし現地での労働が認められてなかったら、1年分の生活日を前もって用意できるひとしか行くことができないですもんね。 そこのところが、いわゆる観光ビザと大きく違う点です。

そんなわけで、兎にも角にも、お金を貯めなくてはいけない状況になりました。 上司に退社の意思を伝えてから2ヶ月ほどで実家に戻りました。それまでは会社の寮に住んでおりましたので。

情けない話ですが、実家に戻り(家賃タダです)、数ヶ月がむしゃらに働きましてお金を貯めました。 派遣社員として朝7:00~夕方17:00(9時間労働×週5日) その後、飲食店でバイト夕方18:00~23:00(5時間労働×週3~4日) というかなりハードな生活を送り、フリーターながら月に30万程度稼ぎました。

その期間は実家住まいですから、支出はほとんどゼロ。 本来は食費くらい入れるべきなのですが、そのときは甘えさせてもらいました。おかげで貯金のペースはかなり早かったです。

この数ヶ月は、ほとんどオーストラリアのことばかり夢見ていましたので、洋服が欲しいとか、どこかに遊びに出かけたい、などという欲求はまったくありませんでした。 それくらいなら少しでもお金を貯めたい!!と、目的に向かって貯金する喜びを感じるようになっていた時期でした。

私は目的ができ、そのために貯金が必要という状況になって、初めて真剣に節約を意識するようになりました。

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