電動自転車(電動アシスト自転車)に初めて乗ってみた!

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電動機付き自転車

86歳の祖父は自分用の軽自動車を持っているのですが、高齢で耳も結構遠くなっているため、家族は前々から「おじいちゃん、そろそろ免許を返還したら・・・」と、それとなく促していました。
しかし、祖父から足(=移動手段)を取り上げてしまったら、出不精になって部屋にこもりがちになってしまうかもしれません。それは避けたいので、代わりの移動手段として、家族でお金を出し合って、電動自転車(電動アシスト自転車)をプレゼントしたのが、つい先月のこと。
祖父の軽自動車も運転免許もいちおうそのままなのですが、強制するのではなくて、だんだんと祖父がこちらを日常の移動手段にしてくれたら安心だなぁ・・・というのが家族の気持ちです。


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私は県外に住んでいるので、とりあえず妹にイーバンクでお金だけ渡していたのですが、数日前に実家に帰省して、初めて実物(電動自転車)を見ました。
「(電動自転車の)パワーってけっこうすごいの? 普通の自転車とはだいぶ違う?」
そう尋ねると、父や母、妹まで口をそろえて、「これはほんとスゴいぞ! 坂を上るときでも、まるで誰かが後ろから押してくれているみたいにグングン進むんだから!」と言うのです。実際、父も「ちょっとそこまで・・・」の外出に、けっこう祖父の電動自転車を拝借している模様。

正直「電動アシストっていっても、普通の自転車より少しラクっていう程度なんじゃ?」と思っていた私ですが、そんなにスゴいんなら、乗ってみなくっちゃ!と、興奮気味に試乗してみました。

実際に電動アシスト自転車に乗ってみて

いざ乗ってみると、ほんとに家族のいうようにすごいパワーで思わず笑ってしまうほどでした。
「な、なにこれ~!?」 ペダルに乗せた足をぐっと踏み込むと、とたんにグィーンと後ろから押すような力が加わって、ぐんぐんと前に進んでいくのです。
いちばん驚いたのは、坂道。私の実家はけっこう急な坂の上に建っているため、普段は坂の下で自転車を降り、押してあがります。自転車に跨ったまま坂をあがることもできなくはないですが、手前から助走(勢い)をつけて、立ち乗り状態で全力で漕がないと、上までいけないのです。

それなのに、この電動自転車だと、(父が言っていた様に)、後ろから誰か力持ちな人が荷台をつかんでぐぅーっと押し上げてくれているかのような感覚。サドルから腰をあげることなく、ラクに坂の上に到達してしまうのです。これにはほんとーーーーに驚きました!!
こんなに電動アシストがパワフルなら、高齢の祖父でもらくらく移動ができるはずです。

私と同じように家の周りをぐるっと試し乗りしてきた夫も「これすげーっ!」と感激していました。
いままで電動自転車は自転車にちょっと毛が生えた程度のもの、という認識でしたが、実際に乗ってみると、原付と自転車の中間くらいの存在に感じました。(さすがに原付みたいな速度は出ないけれど、原付と違って免許も自賠責保険もガソリン代も不要という点は大きなメリットですね。)

こんなにスゴい電動自転車ですが、家族に聞くと、

・ 電力をけっこう消耗するので、こまめに充電が必要
(本体から鍵を使ってバッテリーを外して、充電器に差し込む必要があるので、面倒くさがりの人は手間に感じてしまうかも?)

・ 車で出かけるときの様に駐車場の心配がいらないが、高額な自転車だけに、道路わきや無人の駐輪場に置いておくのがちょっと心配。
(施錠したとしても、自転車ごと持っていかれはしないか?)

というような心配はあるそうです。
(あと、新規購入を考えた場合、本体価格の高さもネックですよね・・・。)

値段が値段だけに、我が家では今のところちょっと手が出ませんが、もう少し電動自転車が流通して価格が下がったら、購入を検討したくなるほどの魅力的な乗り心地(漕ぎ心地)でした。

(でも、”自転車を買う”という感覚だと確かに割高に感じますが、セカンドカーやバイク(原付)を買う代わりに電動自転車を買えば、初期費用も、ランニングコストも大幅に節約できるかと思います。ガソリンを使わない自転車は排気がないからエコにもつながるし、健康にも良さそう。^^)

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※祖父の乗っている電動自転車はブリジストンのアシスタという型だそうです。

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