マーサの幸せレシピ

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今年9月に引越しをした際に、しばらく新しい生活が落ち着かなそうだったので、いったん休会をしていた楽天レンタル(ネットの宅配DVD/CDレンタル)

新しい生活のペースも整い、映画鑑賞をする余裕もでてきたため、少し前に再入会をしました。ほかの宅配DVDレンタルサービス(TSUTAYA DISCAS ←ここも無料お試し入会やってます)も検討したのですが、やはり「週にDVD1本」程度の鑑賞ペースがちょうどいい私たち家族にとっては、980円プランのある楽天レンタルがちょうどいいみたい。^^
(ほかに、図書館のAVコーナーからも借りてきたりしますしね。図書館は無料だし♪)

さて、先日レンタルして観た映画、「マーサの幸せレシピ」。
(原題:Bella Martha、英題:Mostly Martha)
Amazonでの評価も良かったので、観てみたかったのです。

楽天レンタルのページから作品内容を引用すると、

『人付き合いに無関心な女性シェフが、周りの人間との触れ合いの大切さに気付いていくハートフルドラマ。最高の腕を持つ反面、人との関わりを軽視する料理店シェフ・マーサは、ある日、事故で死んだ姉の娘を引き取ることに…。』


*
最初は表情が硬く、仕事にも対人関係にも頑なだった主人公・マーサが、リナやマリオとのふれあいを通して、柔和な表情を見せるようになり、とげとげしさがなくなって、すごくフェミニンな印象に変わっていく様子が見どころ。固い殻を破った感じが伝わってきます。

ストーリーがものすごく面白いというのではないけれど、観ていてじんわり心が温かくなるような作品です。舞台設定が「ドイツにあるフランス料理のレストラン」なのですが、私は途中までフランスが舞台なのだと勘違いしていて、ラストのほうで間違いにようやく気づきました。(^^;

レストランの厨房が舞台だけあって、作中にはおいしそうなフランス料理の数々が登場するのですが、どんな立派なフレンチ・メニューよりも、マーサの部屋で、マーサとリナとマリオがちょっとお行儀悪く床に座って食べるイタリア料理がとてもおいしそうに見えたのが印象的でした。
なんというか、そこに親密さが同居しているようで。

大切な人たちといっしょにおいしいものを食べる行為は、すごく日常的で、ありふれたことかもしれないけれど、そういう”当たり前の食事”に含まれる幸福をもっと実感しなくちゃね・・・。
(Amazonのレビューでも何人かコメントしているように)邦題のネーミングについては、もうちょっとほかにあったんじゃない?と思ったりしますが、観終わった後の気持ちのよい映画でした。じんわり幸せな気分を感じたいときに、ワインでも飲みながら、家でゆっくり観るのがおすすめ。

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