“夢みるパワーとは、あきらめないココロ” 『マルタのやさしい刺繍』

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

先日自宅で観た「マルタのやさしい刺繍 [DVD]」という映画が久しぶりのヒットでした。
もちろん好みもありますが、Amazonのレビューでもかなりの高評価でしたよー。

タイトルの“夢みるパワーとは、あきらめないココロ”というのは、DVDのジャケットのキャッチコピーです。この写真の左から2人めの白髪の老女が、この映画の主人公のマルタ。


*
【ストーリー概要】

スイスの小さな村、トループ村に住む80才のマルタは、最愛の夫に先立たれ生きる気力をなくし、意気消沈しながら毎日をただ何となく過ごしていた。
そんなある日、彼女は忘れかけていた若かりし頃の夢、“自分でデザインして刺繍をした、ランジェリー・ショップをオープンさせること”を思い出す。
しかし保守的な村では、マルタの夢はただ周りから冷笑され軽蔑されるだけ。
それでもマルタは友人3人とともに夢を現実のものとするために動き出す。スイスの伝統的な小さな村に広がる、夢に向かって頑張るマルタと彼女を支える仲間たちの夢と希望の輪。
マルタの刺繍が、人々の心をやさしくあたたかく紡いでゆく―。

(Amazonの商品説明より引用)

今回DVDで観るまで、この映画のことは全く知らなかったのですが、本国スイスでは、同年公開のハリウッド超大作、「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ダヴィンチ・コード」を抜き、社会現象を巻き起こした話題作なのだとか。
ちなみに、主人公マルタを演じるのは、本国スイスで“グレート・レディー”と呼ばれるほど、人気のある大女優シュテファニー・グラーザーだそう。おばあちゃんだけれど、若いころはさぞ綺麗だったんだろうな~と思いながら鑑賞しました。

スイスの田舎町の風景も牧歌的で美しく、マルタやその友人の老女たちがいきいきとしていて、とてもチャーミングでした。すごく起伏に富んだストーリーとは言えないけれど、いくつになっても夢を諦めず、変化を恐れないで前向きに生きていく老女たちの姿に、パワーをもらえたような気がします。
私も年をとったとき、こんなふうにパワフルなおばあちゃんになりたいなーと思いました。

夫と妹と観たのですが、映像が美しさも手伝って、観終わった後、「いい映画だったね!」と思わず言いあってしまう映画でしたよ。観てよかった!

2006年の映画なので、レンタルDVDショップなら、旧作で安く借りられると思います。