気持ちが前向きになれない「春休みボケ」から抜け出すのに有効な方法

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今月(4月)第一週目はイタリア旅行をしていたので、時差ボケと旅に疲れで、生活も気持ちもすぐには日常モードに戻せなかった私。第二週目からは小学校の新学期も始まり、通常モードに戻せるか?と思ったものの、次女が病気で数日学校を休んだため、日常モードに戻せないまま4月も下旬に入ってしまいました。

時間がないわけじゃないのに、体がしんどいわけじゃないのに、ダラダラしてしまって、ちっとも生産的でない自分。まわりのブロガーさんがエネルギッシュにブログを更新しているのに、私ときたら。
そんなふうに、自己嫌悪に陥ってしまい、現実逃避するかの方にたくさん眠ってしまっていました。
(そして、寝過ぎたことで、また自己嫌悪するという悪循環・・・。)


どうしたら、しゃきっと気持ちが入れ替わるんだろう。いろんなことに前向きな自分に戻れるんだろう。
そんなモヤモヤが数日続いたあと、ふと、家の中がゴチャゴチャしていることに気づきました。いや、ゴチャゴチャしてたのはしばらく前からずっとそうだったのですが、その雑然とした様子が初めて気になりました。

部屋はその人の精神状態を表すといいます。自分の気持ちをスパッと切り替える方法はよくわからないけれど、とりあえず部屋を片付けることはできるはずだと、重い腰をあげました。なんとなく出しっぱなしにしていたモノや服を元あった場所に戻し、取り込んだままになっていたワイシャツにアイロンをかけ、たまった古雑誌を紐で束ね、フローリングの床も磨きました。

まだしまうには早いかな?と思ったホットカーペットも、思い切って撤去。お天気もよかったので、もう今シーズンは着なそうな厚手の冬物の上着やマフラーを手洗いして干していたら、庭の雑草が伸び放題になっていることに気づきました。あちこちにタンポポが咲き、綿毛になっているものチラホラ。私が出不精になって部屋にこもっていた一週間の間に、世の中はすっかり春になっていたんですね。

片付けや選択で手と体を動かしたことでイキオイがついていたのか、そのままサンダルに履き替えて庭に出て、目立つ雑草を抜き始めました。最低限のこと以外は何もやりたくない気分の私だったのに、掃除洗濯だけでなく、草むしりまで始めちゃうなんて! ポカポカとした太陽の光を浴びながら草むしり。45リットルのゴミ袋2袋がいっぱいになるころには、軽く汗ばんでいました。

部屋に戻り、冷たい麦茶をごくごくっ。すっきり片付いた部屋の中を見渡すと、不思議なほどサッパリした気分です。「どうせならカーテンも洗っちゃおっかな。今から洗えば乾くし。」なんて思えるほど、 “まだ何かできるぞ!”な、前向きな気持ち。抜け出せずもがいていた、あの無気力ダラダラモードはなんだったの?と思えました。

私が思うに、「気持ちが前向きになれない」「何もしたくない」「非生産的な自分に自己嫌悪」・・・という状態になっているときに、まずやるべきなのは、手と体を動かすことなのかもしれません。それも、できれば部屋を整理整頓し、余分なものを捨て、洗うものは洗って、磨くものは磨く!
気持ちが前向きになれたから、部屋の片づけをする・・・のではなくて、その逆。部屋の片づけをしてたら、いつの間のか気持ちが切り替わっていた、というのが私の感覚です。

もしかしたら、適度な太陽の光を浴びたことと、少し汗をかいたことも、良かったのかもしれません。日光は体内のセロトニンを増やして、精神のバランスを整えるのに効果的だといわれていますしね。

個人差はあると思いますが、私はこの方法で無気力モードから抜け出せたので、書いてみました。
自分もそうだったからわかるのですが、無気力モードにどっぷり浸っているときって、タテのものをヨコにするのさえ億劫に感じたりします。でも、「シンクを磨くこと」でもいいし、「冬物の上着を洗うこと」でもいいし、何でもいいから手と体を動かし始めると、不思議とエンジンがかかってくる・・・かも。

まだその段階でない、体と心が休息を求めている場合は、エンジンがかかるまで、もう少しダラダラしても、いいのかもしれませんよ。