オークション出品の際、１枚目の画像は、ご存知のようにサムネイル（商品一覧で使用される小さな画像）にも使われるものですので、魅力ある写真を心がけましょう。

私の経験から申し上げますと、全体写真よりも部分写真を１枚目に持ってきたほうが良いようです。例えば洋服ならブランドロゴ・タグ・生地アップなど。本・写真集なら（表紙ではなく）開いたページなど。とにかく「おっ」「これは何だろう」と思わせ、クリックさせることが肝心です。全体画像はそれからでも間に合いますから！

私は実験のつもりで、同じようなジャケットを２点出品し、一方はブランドロゴと袖口の金ボタンをアップで写したものを１枚目画像（＝サムネイル）に使用し、他方はごく普通の全体写真を１枚目画像に使用してみました。結果はと言いますと、前者はアクセス総数：343、「ウォッチリストに追加」数：14、落札価格7750円だったのに対し、後者はアクセス総数：191、「ウォッチリストに追加」数：2、落札価格2500円でした。この差は歴然ですよね。ちなみに両方とも開始価格は同じ（2500円）でした。

最近はほとんどのデジカメに接写機能が付いていると思いますから、それを十分活用してください。せっかくのブランドロゴもピンボケでは最悪です。

それから、意外と盲点なのですが、同じ画像を違うパソコンモニターで見るとかなり違ってきます。これはモニターの明度がメーカーや使用年数でよって変わってくるためなのですが、あなた様の画面できれいに写っていたとしても他人には真っ黒・もしくは真っ白の画像に見えてしまうことがあります。（あと紫が茶色に見えたりなど、オークションのトラブルの原因にもなりかねませんので、言葉でも色の説明をすることが重要です。）
一度機会があれば他の人のパソコン（ネットカフェでもＯＫ）で、あなたの出品ページを覗いてみることをおすすめします。

オークションに掲載する画像は一番低い解像度で撮影するのが良いと思います。写真（画像）が重いと、それだけでページを開くのに時間がかかり「もういいや」と見てもらえなくなるからです。（特に夜はアクセスが多くなるので、余計に時間がかかってしまいますから！）

オークション出品をしてみたいけれど、デジカメがないからな・・・躊躇しているかたには、やはりデジカメだけは準備することをオススメします。写真がなくてもオークション出品は可能ですが、落札価格が相場よりずいぶん低くなることを覚悟しなければならないでしょう。
過去のオークション落札相場（カテゴリー別）はこちらで検索できるので、一度見てみるとよいかもしれません。写真なしの商品が、写真有りの商品より安く落札されがちなのがお分かりになると思います。