御岳山登山の前後、JR御嶽駅近くでランチ・休憩なら甘味＆ごはん処「やお九」がおすすめ【PR】

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青梅旅行2日目、みたけカヌー教室でカヤック体験ツアーに参加したあと、カヤックインストラクターのお兄さんのおすすめの「やお九」というお店でちょっと遅めのランチをいただきました。

「お昼食べるなら、やお九おすすめですよ！御岳だんご汁っていうのがあるんですが、もちもちでうまいんですよ～！」なんて言われたら、行ってみないわけにはいきません。

80年続く八百屋さん「八百九」のオーナー夫妻が3年前に始めた手作りの甘味とご飯のお店で、口コミで人気が広まっているのだとか。

甘味＆ごはんやお九外観

「やお九」は、みたけカヌー教室の数軒となり（JR御嶽駅から徒歩2分ほど）にあります。

「甘味とごはん処やお九」「一生懸命営業中」の看板は出ているし、のれんもかかっているのですが、通りからはお店の中の様子をうかがうことはできません。

人様のお家に入るような気分でちょっとドキドキしつつ、のれんをくぐって奥へ進みます。

立て看板が出ていなかったら、ごく普通の民家としか思えない玄関。どうやら、八百屋さんが個人宅の一部を開放して営業しているお店のようです。

看板の文言に誘われるように、ドアを開けて中に入ります。

甘味＆ごはん処やお九店内

玄関に入るとお店の方が出てきてくれて、私を席へ案内してくれました。こちらがテーブル席。

その隣の和室にはこたつ席も用意されていました。座椅子つきで、自宅のようにくつろげそうな雰囲気。

そして、窓の外のテラスにもテーブル席＆こたつ席が！　多摩川を見下ろせるテラス席は、冬場は少し寒いですが、開放感があってとても気持ちよさそうです。

壁にはお昼ごはんの書かれたホワイトボードが立てかけられていました。（手元にも写真つきのメニューブックをもってきてくれます。）

お昼のメニューは基本的には「御岳だんご汁膳」一択で、それを単品で頼むのか、セットで頼むのか、あるいは鶏団子などのオプションつきにするのか、を選ぶかたちになります。

私はベーシックな御岳だんご汁膳850円（税込）を注文しました。

やお九御岳だんご汁膳

こちらが運ばれてきた「御岳だんご汁膳」。メインのだんご汁にほかほかのご飯（新潟産コシヒカリ）、季節の小鉢数品がついたセットです。

たっぷりお野菜の入った御岳だんご汁。白菜、ねぎ、ごぼう、。にんじん、しめじ・・・具沢山なのが嬉しいですね。

だんごは、厳選した小麦粉（地粉）を手でこねて一晩寝かせ、ひとつひとつ手で伸ばしてかたちをつくり、注文が入ってからゆで上げるそうです。

もちもちと弾力のあるだんごに、出汁のきいた汁がよく絡んでとってもおいしい！　出汁は日高昆布と宗田厚削り、国産干し椎茸からとった合わせだしで、奥深く、ほっとする優しい味わい。

小鉢の内容はそのときどきで変わるようですが、この日は1月前半だったこともあり、ちょっとお正月っぽい内容でした。

青梅産小松菜のおひたし、青梅市のとなりの瑞穂町産八つ頭の煮物、なます、丹波産黒豆の煮物。どれもとても丁寧に調理されており、野菜や豆のおいしさがしっかりと感じられる繊細な味付け。

青梅産赤カブ・紫大根の酢漬け、白菜の朝漬け、昆布の佃煮も箸休めにぴったり。

どの野菜もほんとうにおいしくて、さすが八百屋さんの目利きで仕入れている野菜というだけある！と納得。こんなふうに「丁寧に調理されたおいしい野菜を少量ずつ、たくさんの種類いただける」のって、すごく贅沢な気がしますね。＾＾

やお九手作りあんみつ

御岳だんご汁膳だけでもかなりお腹いっぱいだったのですが、メニューに書かれていた「手作りあんみつ」（680円）が気になり、注文。八百屋さんですもの、きっとフルーツもおいしいに違いない！と期待が高まります。

手作りあんみつには、十勝産の小豆で作った自家製粒あん、西伊豆の天草から作った寒天、沖縄の黒砂糖を煮詰めた黒みつ、北海道産の赤えんどう、そして八百屋さんが選ぶその時期のおいしいフルーツがたっぷり入っています。

寒天はしゃきっと角が立っていて雑味がなく、自家製粒あんもほどよい甘さで美味、赤えんどうはやや固めの歯触りがよいアクセント。あんみつになったときいちばんおいしいようにバランスを考えて作られているんだろうな、というのがとてもよくわかります。これは人気が出るのも納得！

ほかに、ジェラートの乗ったフルーツクリームあんみつ（780円）、もちもちの白玉をトッピングした白玉クリームあんみつ（850円）、注文が入ってからゆで上げるもちもち白玉あずき（500）、白玉あずきに国産きな粉をたっぷりかけたおぼろ月夜（580円）などの甘味メニューも。いずれもプラス300円でコーヒーまたは紅茶を付けることができます。