【スペイン・バルセロナ旅行記】 DAY1 ガウディ建築「カサ・バトリョ」と海辺のパエリャレストラン

2024年5月16日から23日までスペイン・バルセロナを旅してきました。日本からは一人で行きましたが、現地滞在の5泊6日のうち3日間はイタリア在住の妹がLCCで飛んできて一緒に過ごしました。忘備録として、記憶が新しいうちに旅の思い出を書き残しておこうと思います。

エアチャイナで中部からバルセロナへ

5月16日午後、中部国際空港セントレアをエアチャイナ(中国国際航空)で飛び立ち、北京首都空港で乗り継ぎをしてスペインのバルセロナ空港へ。ちなみに今回購入した往復航空券は、燃油サーチャージ・諸税込で10.3万円と驚くほど安かったです。

往路は北京での乗り継ぎが8時間以上あったので、入国するかどうしようか迷いましたが、北京発が午前2時だったため、戻りが間に合わないと怖いなという理由で、入国せず空港内で過ごすことに。

プライオリティパスの提示で、エアチャイナ・ファーストクラス・ラウンジを無料で利用できたので、そこで食事をとり、ワインを飲んで、少しウトウトしながら乗り継ぎ時間を待ちました。

スペイン時間の17日朝8時ごろ、バルセロナ空港に到着。北京での乗り継ぎが長かったせいもあり、日本出発から約25時間かかりました。スマホの機内モードを解除すると、妹から「ごめん、飛行機に乗り遅れた! 次の別の便を取ったので3時間後にバルセロナ空港に着く」というメッセージが。

予定では、妹は早朝にミラノを発つLCCに乗って私と同じくらいの時間に到着するはずだったのですが、仕方ありません。そのまま空港で妹を待つことにしました。

ホスタルアロガール

正午過ぎに到着した妹と合流し、メトロでカタルーニャ広場を経由し、ムンタネール(Muntaner)駅近くのホステルへ向かいました。(メトロ/バスなどに使える3日間乗り放題パスを25€で購入)

バルセロナのホテル代はかなり高騰している上、かなりの円安なので、中心部だとリーズナブルなホテルでも1泊3万円を超えるため、今回はちょっと中心部から離れた全6室の小さいホステル(オスタル)をチョイス。それでも、10平米の狭いお部屋・専用バスルームなしで、1泊1室2万円!

少し早めだったけれどチェックインできると言われたので手続きをし、宿泊税(4.68€×泊数×人数がかかるので2人で計8,000円超)を払って、部屋に荷物を置きました。

ガウディ建築「カサ・バトリョ」

Casa Batlló

14時過ぎに世界遺産になっているガウディ建築「カサ・バトリョ(Casa Batlló)」に向かいました。入場には予約が必要で、それは日本からWebで済ませてありました。チケットは入れるエリアとキャンセルポリシーの違いで変わりますが、一番安いブルーチケットで1人31€(約5,363円)。

予約し決済が完了するとQRコードつきのメールが届く

カサ・バトリョは、繊維業界のブルジョアであったバトリョ家の邸宅を、アントニオ・ガウディが増改築したものです。1、2階が全面的に改造され、6階と屋根裏が増築されたといいます。「海」をテーマにしており、波打つようなファサードがまるで海面のようです。

カサ・バトリョ(Casa Batlló)
中央広間:壁と天井には境目がなく、ドレープのような曲線で構成されている
カサ・バトリョ(Casa Batlló)
中央広間:グラシア通りに面したステンドグラス
カサ・バトリョ(Casa Batlló)
中庭の壁:上下でブルーのグラデーションになっている
カサ・バトリョ(Casa Batlló)
波打つようなガラス越しにタイルを見ると海の底ににいるような気分に

カサ・バトリョは外から見ても目を引く建築だけれど、中に入ると想像以上に素晴らしく、見ごたえがありました。とくに中央広間の壁から天井にかけての美しい曲線とステンドグラス、中庭の壁のタイルがよかったです。多言語対応(日本語もOK)のオーディオガイドがついていて、詳しい説明や見どころを聞きながら館内を回れました。

Barcelona
左:カサミラ、右:カテドラル

カサ・バトリョを出た後は、カサミラ(外観のみ)、王の広場、カテドラル(外観のみ)、カタルーニャ音楽堂(外観のみ)などをまわりました。ヨーロッパは5年ぶりだったので、石畳を歩いて、歴史ある建物を見ているだけでも楽しかったです。

レストラン「チリンギート・エスクリバ」

夕食は、バスに乗ってボカテイ海岸面した有名なパエリャレストラン「チリンギート・エスクリバ(Xringuito Escribà)」へ。今回はパエリャではない米料理(英語表記はCream riceでした)と、イカ墨のフィデウアを注文しました。

フィデウアは、米の代わりにフィデオスという細かいパスタを魚介のスープで炊いた、パスタのパエリャみたいなもの。どっちもすごくおいしくて大満足でした!(会計は2名で78€≒13,494円)

西日がすごくて後光が差している私

「チリンギート・エスクリバ(Xringuito Escribà)」は実は東京(渋谷)に支店があるそうですが、バルセロナのビーチに面したこのお店で食べたことは忘れらない思い出になることでしょう。

5月中旬のバルセロナは21時近くなってもまだ明るかったけれど、飛行機移動の疲れもあったので、ホテルに戻って就寝。Day2に続きます。

※ここではクレジットカードの明細に表示されたレートにしたがって、1ユーロ=173円で掲載しています。円安きつい…

続き→ 【スペイン・バルセロナ旅行記】 DAY2 サグラダ・ファミリア、サンタ・カテリナ市場、ゴシック地区