自分を楽しませるためにお金を使うということ

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ワイン

このごろ、夫とともにワインにハマりつつあります。ハマるといっても、アルコールに弱い私のこと、大して飲めはしないのですが、グラス1~2杯を楽しく、おいしく飲むのが大好きになりました。^^

きっかけは、11月15日の解禁日に、夫が珍しくボジョレー・ヌーヴォーなんぞを買って帰ってきたことと、有名なワインマンガ『神の雫』を借りてきて読んだこと。
(何でも、韓国ではこのマンガがきっかけでワインブームが起こったとか・・・。日本でも、このマンガに取り上げられた銘柄のワインはすごく売れるというくらいワイン好きの間では人気のあるマンガなのだそうです。)
単純だけど、きっかけなんて、そんなものかもしれません。


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まだまだ銘柄なんて全然わからないし、高級なワインには手が出ませんが、それでも、いろいろと新しいワインを買ってみては「ん、これおいしい! 飲みやすいね~♪」などと夫とおしゃべりしながらグラスを傾けるのは心豊かで楽しい時間。

私、30歳くらいまでは、「自分を楽しませるためにお金を使うこと」に対して、ブレーキをかけやすい傾向があったんです。例えば、お米を買うとか、必要な衣類を買うとか、そういうのは「ないと生活できないもの」だからよいのですが、ワインを買うとか、マッサージに出かけるとか、そういう「+α」つまり、「なくても全然生きていけるもの」に対してお金を払うことに対して後ろめたさを感じることが、ままありました。

でも、31歳になってからかな、「自分を楽しませることにお金を使わないでどうするの?」という気持ちが強くなってきたんです。これは浪費とか、贅沢三昧とかいう意味ではありません。
”何かに対してお金を払うときは、その物なりサービスなりに、金額以上の価値を認めたとき”という私の根本的な考え方は変わっていないのですが、「自分を楽しませること」の価値が、私自身の中で高くなってきた・・・んだと思います。
(あと、スキンケアや美容などの重要性も自分の中で高くなってきました。)

これは、収入の変化ということも原因のひとつでしょうし(数年前はとてもそんな余裕はなかったし)、あと、31歳そこそこで言うのも変かもしれませんが、人生の残りの持ち時間を意識するようになったことも一因だと思います。ずっと先のことだけれど、人生が終わるときに「あー楽しい人生だった!」と思えるように、年を重ねていきたいな・・・って。

もちろん、将来設計も大切ですし、まだまだ子どもにもお金がかかりますから、貯蓄の大切さは理解しているつもり。やみくもに生活コストを上げるつもりはありませんが、収入と支出のバランスを取りつつ、でも自分を楽しませることや、自分自身を高めてくれるものについては「+α」のお金を上手に使っていけるようになりたい・・・そう思っています。

とはいえ、”お得”が大好きな私ですから、例えば同じワインを買うのでもお得に買う工夫はしますし、同じマッサージを受けるのでもクーポンを使ったりお試し体験を利用したりということはちゃんとしますけどね。^^ 大切なお金ですから、より有意義に、より満足度の高い使い方をしていきたいものです。