この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
「今ごろどうしてるかな?」「変わったことはないかな?」
子どもやペットを家に残して出張・旅行・里帰りなどをするときに、自分のいない家の中の様子が気になる人は多いのではないでしょうか。
私は旅ライター&旅ブロガーとして仕事をしており、取材旅行などでときどき家を空けるのですが、いつも留守番をしている子どもや飼っている猫たちの様子が気になります。
「そーっと家の中の様子を覗き見できたらいいのに!」と思ったことも数知れず。
今回、そんな場面にぴったりのホームモニタリングロボット「アボットライリー」をモニターとしてお借りし、チェコ旅行中に使わせていただいたので、実際に使ってみた感想を交えて口コミレポートをお届けします。
もくじ
ホームモニタリングロボット アボットライリーとは
ホームモニタリングロボット「アボットライリー (Appbot Riley)」はWi-Fi対応の移動可能なロボットカメラ。スマホやタブレットにアプリをインストールし、ロボットをWi-Fiに接続すれば、アプリで動かして、家の中の様子をモニターで見ることができます。
実際にどんなものなのかは、こちらのYoutubeページを見ていただくとわかりやすいです。
ロボットなのにどこか愛嬌があって、可愛くないですか、ライリー!
私は今までロボットカメラを使ったことはなかったのですが、この動画を見てライリーを使うのが楽しみになりました。
ロボットカメラ アボットライリーのキット内容
こちらが実際に届いたホームモニタリングロボット アボットライリー。新しいおもちゃやガジェットを手に入れたときのように、使う前からワクワクします。
ライリーは長辺が12cmで手のひらに載せられるかわいい大きさ。わが家は狭い一戸建てで、ロボット掃除機を置くのもためらうほどなのですが、このくらいのサイズなら邪魔になりません。
こちらがアボットライリー本体と付属品一式。付属品は充電ステーション、アダプター、ケーブル、取り扱い説明書。
なお、今回私はモニターとして日本発売前にライリーを貸していただいたので、英語版のパンフレットが入っていますが、2017年6月1日以降、国内総販売元であるライオン事務器でライリーを購入すれば、日本語の取り扱い説明書がちゃんとついてくるのでご安心を。
・サイズ:W120×D102×H100mm・290g
・バッテリー:Li-ion 3.6V/2600mA
・ソフトウェア:iOS8.0/Android4.3以上
・保証期間:お買い上げ日より1年間
アボットライリーの特徴 どんなことができる?
アボットライリーの特徴を簡単に言うと以下の通り。
- スマホをコントローラーにして動かせる(ラジコン的に)
- 家の中を移動しながら室内の様子をカメラでモニタリング
- ヘッドを上下に120度動かせるので室内を広範囲で見られる
- マイクを使って音声も転送できる
- キャプチャ画像撮影可能&ビデオ録画可能
ライリーは留守中に子どもやペットを見守ることができますが、ほかの見守りカメラとの大きな違いは、固定式ではなく、アプリを使ってライリーをラジコンのように動かして、一か所にじっとしていないお子さんやペットを追いかけて様子を見ることができる点。
私の友達にキャットシッター(お客さんの留守中に猫のお世話をするシッター)の仕事をしている方がいます。彼女の話では、ペットの見守り用に固定式のカメラを設置しているお宅は多いけれど、なかなかカメラの前を猫が通らず、旅先や出張先で愛猫の様子を見ることができないという悩みもよく聞くのだとか。
でも、「スマホで操作して動かせる」から、その悩みも解決。
(↑クリックで画像拡大)
また両方向オーディオ対話ができるので、ライリーを通じてペットに話しかけたり、お留守番をしているお子さんの顔を見ながらおしゃべりすることも可能です。
その他、顔検出機能、侵入者(モーション)感知機能、動き感知自動録画機能もあります。
ライリーは1台に対して複数のスマホ&タブレット端末で登録ができるので、複数人がそれぞれ別の場所でライリーを動かすこともできます。(※同時に接続できるのは1台まで。)
※ライリーはスマートフォンやタブレット(iOS、Androidに対応したアプリ)で操作します。MacやWindowsには対応していません。
ライリーは充電式なので、動き回ったあとは充電ステーション(上写真でライリーが載っている円形のもの)に戻って充電をしなくてはなりません。
ロボット掃除機のように勝手にステーションに戻って充電してくれるわけではないので、アプリで操作してライリーを充電ステーションに戻す必要があります。
最初は「充電ステーションにしっかり戻るのって操作が難しいのでは?」と少し心配だったのですが、ライリーには自動ドッキング機能が備わっているんです。
ライリーを充電ステーションの近く(50cm以内)に移動させ、ライリーのカメラで充電ステーションを認識させた上で、アプリの「自動ドッキング」ボタンを押すと、充電ステーションが回転して、適切な角度でライリーをドッキングさせてくれます。
ロボットカメラ アボットライリーにできないこと
アボットライリーはシリコンベルトのついたキャタピラがまわって動きます。じゅうたんなど多少凸凹しているところもOKですが、段差のあるところは昇り降りできません。
わが家は居間(和室)とダイニングが1階にあり、眠るとき以外はその2つの部屋が家族の主な居住空間になっています。この和室とダイニングの間は襖で仕切られており、4cm弱の段差があります。
「この段差を行き来できないとライリーのメリットが半減しちゃう!」と困っていたら、娘がお手製のライリー用スロープを作ってくれました。これで和室⇔ダイニング間の移動は可能になったので安心ですが、段差のない家のほうがライリーに適しているでしょう。
(*もちろんライリーは階段を上れないので、1フロアでのみ使用します。)
また、ライリーには自動立ち上がり機能がついており、前/後に倒れたときに(アプリで操作して)エイヤッと立ち上がることができます。これが見事で、ライリーが立ち上がると子どもたちから拍手が起こっていたほど。
ただし、横転してしまったときには、自動立ち上がり機能では起きることができません。とはいえ、横転はほとんど起こりませんし、横転するのは無理な操作が原因なので、ある程度操作に慣れれば横転は回避できると思います。
海外出張中、アボットライリーを実際に使ってみた感想
動き回るライリーを不思議そうに見つめる猫たち。(iPhoneで撮影)
今回私は取材旅行で約1週間海外へ行ってきたので、留守中の家の様子をライリーでモニタリングしてみました。
こちらは、ライリーのカメラを通じて私のスマホに映し出された映像をキャプチャ画像にして保存したもの。(※iPhoneの場合は、自動的に写真フォルダに格納されます。)
キッチンからダイニングへ移動する猫。元気そうな様子が見られて安心しました。
「ご飯を全部食べたかな?」「お水は空になっていないかな」もチェックできます。
ちなみにカメラの付いているライリーのヘッドは120度の角度で上下に動かすことができるので、猫と同じ目線で映すこともできますし、ヘッドを上げて部屋の高いところから天井までを映すこともできます。
「あれ、窓の鍵ちゃんと閉めていたかな?」「コンロの火は消えているよね?」と気になるときも確認することができます。
動くライリーが気になるのか前足でチョイチョイする猫。まさかこのカメラで人間が見ているとは思っていないのでしょうね。
海外旅行中だと、時差があるため、こちらが「さて、自宅の様子でも見ようかな。」と思ってもタイミングが合わないこともあります。
でも、ライリーはON/OFFの切り替えができる夜間赤外線カメラつきなので、深夜に真っ暗な部屋の中にいる猫の様子も上写真のようにモニタリング可能。
もちろん、キャプチャ画像だけでなく動画もスマートフォンに記録することができます。(※映像のみで、音声は記録されません。)
今回、私の海外取材旅行中に、実家の母が3日ほど家事と子どもたちの世話をしに来てくれました。
母はスマホを持っておらず、メッセンジャーやLINEで私とチャットしたり、ビデオ通話をしたりすることができないのですが、ライリーの両方向オーディオ対話機能のおかげで、余分な通信料もかからず、海外から話をすることができました。
これは私の感想ですが、家族やペットの様子を見ることができなくても、出張先・旅先で見慣れた我が家の様子をリアルタイムで見られるだけで、かなりほっとするんです。
「あー、洗濯もの山にしたまま畳んでない!」とか、「靴下脱ぎっぱなし。」とか思ってしまいましたが、それでも自分の不在時も問題なく家族の時間が流れていることがわかって、安心しました。この安心感がライリーの魅力なのでしょうね。
アボットライリーはこんな人におすすめ
ホームモニタリングロボットアボットライリーは、以下のような方におすすめです。
- 出張・旅行などで家を留守にするとき、家族やペットの様子が気になる方
- 家を空けているときに子どもの顔を見て通話したい方
- 留守中のペットの様子を撮影・録画したい方
- 留守中の防犯・セキュリティが気になる方
- 離れた場所に住むおじいちゃんおばあちゃんの様子が気になる方
- ガジェット好きな方
アボットライリーの国内総販売元はライオン事務器
アボットライリーの国内総販売元はライオン事務器です。商品詳細はライオン事務器公式サイトのカメラ付きロボット<アボット ライリー>のページをご覧ください。
カメラ付きロボット<アボット ライリー>は、2017/6/1よりライオン事務器Webショップで購入可能です。販売価格は29,800円 (税込) で、購入日より1年の保証がついています。
▼実際のライリーの動きがよくわかる動画。