病院で思うこと

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入院生活も早二週間です。
少しは慣れてきて、そして少し疲れてきました。

私は言霊(言葉の持つ力)というのをすごく信じています。
それは口から発する言葉だけではなく、文章として人に読んでもらう言葉にも存在する力だと思います。
つまり、前向きで楽しく、元気な言葉たちは、周りの人にプラスのパワーを発揮し、逆に後ろ向きで不平不満の多い言葉は、周囲にも負のエネルギーを及ぼしてしまう…ということ。

なので、私はこのブログには、できるだけネガティブな言葉を使わないようにしてきました。やっぱり不平不満の多い、愚痴のような文章を書くのは、自分自身いやなものです。そして、読んでくださる方にとっても、きっと楽しいものではないと思うからです。

入院生活で、つらいことがいくつかありました。
体力的なものよりも、精神的に凹んでしまうことがありました。
そのことを吐き出したくて、文章にしてみようと思ったこともあります。

でも、書いている途中で、自分自身で書いた文章がイヤになってしまいました。
こんな、マイナスの感情を吐き出すような文章はやっぱり書くべきじゃない、て思って、書きかけの文章をそのまま消してしまいました。

そして、今。
少し、落ち着いて、この文章を書いています。

次女の病名などを詳しくここで書くのは避けますが、現状では見た目はすっかり元気になっています。食欲もありますし、熱も平熱です。
ただ、検査の結果が、一定の数値を下回らないと、退院はできないそうです。
この病気は、病気そのものの症状はたいしたことはないのですが、少ない確率で後遺症を残してしまうことがあるので、それが起こらないかどうかを念入りにチェックする必要があるとのこと。

もちろん、数値が下がって、問題なしということになって退院できれば、その後の生活に支障をきたすような後遺症は残らないそうなので、あまり心配はいらないみたいです。
ドクターに太鼓判を押してもらって、安心して退院できる日が待ち遠しいです。
(順調に行けば、今月末の予定。でもまだはっきりとはわかりません。)

* * *

「あの看護婦さんは愛想が悪い。」
「離乳食の野菜の切り方が雑だ。」

などと、病院ではネガティブな言葉を多く口にする人も少なくありません。
同情してしまう気持ちもありますが、そういうセリフを口にする人たちの表情はあまり幸せそうには見えないのです。

子どもが入院して付き添いで病院に泊り込むママさんは(私を含めて)楽しい気持ちのわけはなく、疲労もたまっていることと思います。
ニコニコしていろなんて無理な相談。だから、そんな愚痴をいってしまう気持ちもわかりますが、そういう言葉は周囲を巻き込みます。

だから、私はできるだけ自分がそういうことばを口にしないよう、耳にしないよう、ただ、娘と目を合わせている毎日です。娘が寝ているときは、持参したノートパソコンに向かったり、読書をしたりしています。

もしかしたら愛想のないママさんだなーって思われているかもしれません(苦笑)
周囲のネガティブな言葉をはじきとばすくらいの明るさと元気が私にあればよいのですが、いまのところはまだちょっと修行が足りず、パワー不足みたいです(^^;

* * *

そんな生活で、ブログに励ましのコメントを書き込んでくださる方や、メールやお手紙を送ってくださる方がいらっしゃることは、本当にものすごくうれしいことです。
私がネガティブか感情にとらわれずに済んでいるのは、そうした方々のお力による部分がすごくすごく大きいのです。

コメントにお返事を書けずに心苦しいのですが、この場を借りて、お礼を言わせてください。本当に、ありがとうございます。私をこちら側にとどまらせてくれているのは、周囲の方々のおかげです。