エプソン A3フォトプリント体験ブロガーイベント 参加レポ 後編

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ちょっと間が開いてしまいましたが、先日、大阪で参加したエプソン A3フォトプリント体験ブロガーイベント 参加レポ 前編の続きです。
エプソン製品展示コーナーの会場見学をしたあとは、実際にインクジェットプリンター「プロセレクションシリーズ」の新作モデル「PX-5V」によるA3フォトプリント体験をさせていただきました。贅沢にも、1人1台のPC+プリンターが割り当てられ、エプソンのスタッフの方が1人ずつサポートについてくれるて、至れり尽くせり。


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上の写真にちらり写っているのは、私のサポートをしてくださった女性スタッフの方。持参した画像データをPCに取り込み、慣れた手付きで出力の方法を説明してくれました。
ちなみに、私が今回持参した画像データは、昨年9月にぶどう狩りにいったときに撮った長女の写真です。コレ↓

くしゃっと笑った表情とか、木漏れ日の雰囲気が好きな一枚だったので、選びました。
でも、A3プリントをするなんて想定していなかったので、ものすごく高解像度というわけじゃないけど、大丈夫かな・・・?とどきどきしながらプリントスタート。

PX-5V A3ノビ フォトプリント体験

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PX-5VはA3ノビプリントまでプリント可能な大きめのプリンターですが、操作パネル(LCD操作パネル)が前面についているので、操作がしやすいです。
(うちで現在使っているプリンターは、別のメーカーの複合機なのですが、パネルが本体上部についているので、背伸びしないと見えないんですよね・・・。置く位置にもよると思いますが、私は前面パネルの方がずっと使いやすいと思います。)

ちなみにこのPX-5Vの前面LCD操作パネルは、PCを介さず、設定やメンテナンスをすることも可能だそうです。複数PCの共有はもちろん、Wi-Fi接続でワイヤレス印刷もできるらしいです。

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PX-5Vは、紙厚のある用紙でも、確実な用紙セットと出力を実現するために、前面からの手差し給紙方式を採用しているそうです。前面から紙を差し込むと、いったん背面まで紙が引きこまれ、その状態からプリントがスタートします。
もし背面からの給紙だったら、本体が大きいので、置く位置によっては、本体に覆いかぶさるようにして用紙をセットしないといけないかも。そう思うと、前面からの手差し給紙というのはだれにでもやりやすいと感じました。
それに、背面から給紙しなくていいわけだから、置き場所の自由度も広がりますね。

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前面から手差しした用紙がいったん背面に引きこまれ、そのあと後ろから前にプリントされた用紙がゆっくりでてきます。紙が大きい(A3ノビプリント/四切)うえ、インクも8色使っているので、出てくるまでの時間はけっこうゆっくりに感じました。
そうそう、さきほど操作パネルが前面についていると書きましたが、パネルやボタンが前面に集中しているかわりに、天面がフルフラットになっていて、出力した作品を平らな天面において乾かしたり、色彩チェックなどを行うことができます。こういう機能面での配慮も、プロカメラマンに愛用されている理由のひとつだとか。
(天面がフルフラットじゃないと、作品を置いてもずり落ちてきちゃったりするのだそう。)

PX-5Vによるフォトプリント、仕上がりは?

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プリントできた作品は立派な額に入れ、飾ってもらいました。部分的にしか撮れませんでしたが、参加者みなさんの作品が額に入れられ、ずらりと並ぶ様子は壮観でしたよ!

気になる仕上がりですが、私の撮影した写真データが、A3ノビプリントを想定した高解像度のものではないという点を差し引いても、木や葉の質感や陰影、人物の立体感など、とてもきれいに出力されていて感心しました。髪の毛とかもベタっと黒くなるのではなく、同じ黒髪でも、光が当たっている部分と影になっている部分の区別ができているのがスゴイと思いました。
(デジイチの最高解像度で撮影していたら、もっと良かったんだろうなぁ・・・)

ほかの方の写真でも、紅葉の色合いや、動物のふわっとした毛の質感、赤ちゃんの肌の柔らかさや丸みのある立体感などが、すごくリアルに伝わってきました。

こんなに実際の色みや質感に忠実なプリントができる理由は、PX-5Vが、3種類のブラックインクを含む計8種類のカラーインク構成を採用しているから。
うちのプリンターもそうですが、一般的なプリンターは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色カラーインク構成ですよね。でも、このPX-5Vは、フォトブラック/マットブラック(自動切替)、グレー、ライトグレー、思案、ライトシアン、ビビッヂマゼンタ、ビビッドライトマゼンタ、イエローの8色。

この8色インクを使って、1,840,000,000,000,000,000通り(=184京(けい)?)もの組み合わせから、諧調性・色再現域・粒状性・光源依存性がそれぞれ最適になるように選び出し、常に高次元で安定した高画質を実現してくれるのだそうです。
なんかもう、想像を超えた色生成技術です・・・。

パンフレットの詳しい説明をじっくり読んでも、デジモノに疎い私はあんまりピンとこなかったのですが、実際にPX-5Vで出力された作品を見ると、ほんとうに色がきれいでビックリしました。モノクロでありながら、コケにおおわれた石や木の幹、葉の一枚一枚に至るそれぞれの質感まで再現し、立体感豊かに表現できるインクジェットプリンターなんて、あると思っていませんでしたもの。

自宅にA3ノビプリントを飾る

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額に入れてもらった自分の作品はお土産にいただけたので、持ち帰って、早速自宅の玄関に飾りました。自分で撮影した写真は、プリントするとき伸ばしてもせいぜい2Lサイズまでで、こんなに大きく印刷されたものを飾るのは初めて。かなり、迫力がありました。^^

玄関から入ってすぐの場所に飾ったので、来てくれた人に見てもらいやすく、「これ、家庭用プリンターでプリントしたんだよ~」というとびっくりされます。額に入った大きな写真=写真館での記念撮影、というイメージがあるのか、こういう(自分で撮った)スナップ写真を大きく伸ばして飾る、というのは、新鮮に感じる人もいるみたいですね。
(「これは○○に行ったときの写真で・・・」と話の糸口にもなっていいなぁと思いました。)

PX-5Vは家庭用プリンターですが、プロも使っているという高品位モデル。
価格も、最小構成価格(税込)で¥89,980~(エプソン直販ショップ価格)と、おいそれとは手が出ない高級品ですが、デジタル一眼レフカメラで写真を撮るのが好きな方、撮った作品を大きくプリントして飾りたい方ならきっと満足できるプリンターだと思いました。

デジタル一眼レフを使ってはいるものの、写真に関してはまだまだ勉強が足りない私には、分不相応なプリンターですし、価格の面でも”一般家庭ユース”用商品ではないかもしれませんが、「家庭用プリンターでここまできれいな写真の再現ができるんだ!」というのは、私にとって新鮮な驚きでした。

エプソン販売さま、アジャイルメディア・ネットワークさま、今回は貴重な体験をさせていただき、どうもありがとうございました。

▼このイベントに参加された皆さんのブログ記事

【参考】 エプソン プロセレクションブログ

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