ポーランドからのゲストを夕食に招待 ホームビジットで国際交流を楽しむ

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

ポーランドからのホームビジット

昨夜は、我が家にポーランドからのお客さま(イギリス人男性とポーランド人女性のカップル)をお招きし、いっしょに夕食を食べました。

元々の知り合いではなく、会うのも話すのも昨日が初めて。「どうやって知らない外国人を夕食に招待したの? きっかけは?」と不思議に思われるかもしれませんが、我が家はNAGOMI VISITという特定非営利活動法人のホームビジットにホスト登録しており、そのご縁で今回のご縁が生まれました。

いつものごはんを一緒に食べるだけ、のホームビジット

ホームビジットは、外国人を自宅に招いて昼食や夕食をいっしょに食べる、いわば「お宅訪問」。宿泊を伴うホームステイよりも気軽にできる楽しい国際交流です。

NAGOMI VISITは、世界中から日本にやってくる旅行者を我が家に招き、普段のおうちごはんを一緒に食べながら2~3時間交流をするホームビジット。

はりきって普段と違うおもてなし料理を作って迎えるわけではなく、毎日おうちで食べている、普通の家庭料理を用意します。

たった数時間。しかも、いつものごはんを一緒に食べるだけ。
たったこれだけのことだけど、自宅にいながらにして世界中の様々な人と過ごす時間は新しいライフスタイルになるはずです。

(NAGOMI VISITサイトより引用)

私はこのNAGOMI VISITの運営理念に共感し、ホームビジット事業にホストとして登録をしています。といっても、昨年シンガポールからのご夫婦のホームビジットを受け入れたのが初めてで、今回は2度目の受け入れとなります。

▼ホームビジットについてはこちらの過去記事をどうぞ。
ホームステイ受け入れより気軽なホームビジット。いつものご飯を一緒に



ポーランドから日本に旅行に来たカップルと晩ご飯

ポーランドからのホームビジット

わが家にホームビジットに来てくれたのは、イギリス人男性(30代)とポーランド人女性(20代)のカップル。ふたりはポーランド南部にある都市、クラクフ(Kraków)に住んでいて、今回日本に旅行に来ています。

恥ずかしながら、私、ポーランドのことってほとんど知らなくて、「クラクフ」という都市名も今回初めて聞きました。クラクフはポーランドで最も歴史ある都市の一つであり、17世紀初頭にワルシャワに遷都するまではクラクフがポーランド王国の首都だったのだとか。

ポーランドのお土産

「ポーランドがいかに美しい国かを知ってほしくて。」と、ゲストがお土産にくれたのがポーランドの小さな写真集と、ポーランドのキーリング(キーホルダー)、そして、ショパンの顔がプリントされたエコバッグ。

ショパンがポーランド出身のピアニスト/作曲家だって、ご存知でした?

夕食

「苦手な食べ物は特にない、日本の普通の家庭料理を食べてみたい。」と希望を事前にメールで受け取っていたので、夕食の献立は、にんじんといんげんの豚肉巻き、野菜サラダ、肉じゃが、ご飯、豆腐とねぎのお味噌汁にしました。デザートは白玉団子とゼリー。

この日、夫の帰宅が深夜になることがわかっていたので、私が料理の仕上げをしている間ゲストをほったらかしにしては申し訳ないな、ということで、近所に住んでいる年下の友人(日本人女性)も夕食に招待しました。

大人4人と子ども2人の賑やかな夕食。ご飯を食べながら、日本食のこと、彼らの日本旅行の話(東京で三社祭を見たこと、松本城へ行ったことなど)、ポーランドのこと、日本の英語教育について、イギリスとポーランドと日本の休暇システムの違いなど、たくさんおしゃべりを楽しみました。

私はイギリス英語は聴きなれていなくて、ところどころ理解できないところもありましたが、そんなことは関係なく、おしゃべりはとっても楽しかったです。
やっぱり、いっしょに食事をしながらおしゃべりすると、リラックスできるし、ぐっと距離が縮まるような気がします。

ピアノを習っている娘がいま練習している「トルコ行進曲」をゲストのために演奏したのですが、演奏後にイギリス人男性が「How long have you been learning the piano? (どのくらいピアノを習っているの?)」と娘に訊きました。

それに対し、娘が普通に「Seven years.」と答えているのを見て、ちょっとびっくり。英語の理解度のこともですが、こうして外国人と向かい合っても臆することなく、構えることなく、ちゃんと受け答えができるようになってくれたことが誇らしく思えたのです。(まぁ、お年頃なので、照れはしますけどね。)

たった2~3時間のことですが、食卓を囲んでおしゃべりをする時間は、ゲストにとっても、私にとっても、子どもにとっても、たいへん有意義なものでした。

普段のご飯に外国人を招くホームビジットは、宿泊を伴うホームステイよりも気軽にできるので、無理なく取り入れやすい身近な国際交流の方法だと思います。
ホームビジットに興味のある方は、以下の記事もどうぞ。

ホームステイ受け入れより気軽なホームビジット。いつものご飯を一緒に

▼英語力上達に興味がある方はこちらもどうぞ。
TOEICスコアを660から805にアップさせるのに私が実践した5つのこと
(この記事を書いた後、TOEICスコアは、805 → 840 → 885とUPしました。)