フィンランドに行ったらやっぱりサウナ! ヘルシンキのロウリュでフィンランドサウナ体験

フィンランドに行ったらやっぱりサウナ! ヘルシンキのロウリュでフィンランドサウナ体験

公開日: : 最終更新日:2017/06/26 フィンランド&エストニア旅行2016

LÖYLY(ロウリュ)でフィンランドサウナ体験

サウナ(熱気風呂)はフィンランドの文化とフィンランド人にとって欠かせないもの。
フィンランドの人口約540万人に対して、国内のサウナの数が330万個というから驚きです。

もともと大都市には複数の公共サウナがあるのが一般的でしたが、近年建設されるアパートには独自のサウナを備えたものが多く、そのために公共サウナの数は急激に減って、現存するものはとても少なくなってしまいました。

しかし、フィンランドのサウナは単なる温浴のための設備というだけではなく、コミュニティとしての機能も兼ね備えているため、近年「都会にこそ公共サウナが重要」という考えが強まってきて、複数の公共サウナのオープンが計画されています。

今回、私たちはそんな新しい考えでヘルシンキに作られた公共サウナ「LÖYLY(ロウリュ)」でフィンランドサウナ体験をしてきました。サウナの写真とともに口コミ・感想をお届けします。


ヘルシンキのサウナ LÖYLY(ロウリュ)のロケーション

LÖYLY ロウリュ フィンランドサウナ

ヘルシンキの公共サウナ「LÖYLY(ロウリュ)」は、2016年5月末にオープンしたばかりの新しくてきれいなサウナ施設。カフェレストランも併設しており、テラスエリアの面積は1510㎡と広々。(面積の約4割がサウナ部分、約6割がカフェレストラン)

なお、「LÖYLY(ロウリュ)」という名前は、フィンランド語でサウナの熱された石に水をかけたときに出る蒸気(スチーム)の意味。

私たちが訪れた2016年12月4日は、雪こそ積もっていませんでしたが、テラスにはうっすらと霜が降り、青い空と白いテラスのコントラストがとても印象的でした。

LÖYLY ロウリュ フィンランドサウナ

「海のすぐ近くにそんなに広くい施設を建てられるってことは、だいぶ田舎のほうなのかな?」と思われるかもしれませんが、ヘルシンキ市内中心部から2kmも離れていません。

LÖYLY(ロウリュ)からのロケーション

ヘルシンキ中心部にほど近く、それでいてまるで島にでも来たかのような風景が楽しめるのもここLÖYLY(ロウリュ)の魅力のひとつ。

それでは、さっそくLÖYLY (ロウリュ)の施設内に入ってみましょう。

ヘルシンキのサウナ LÖYLY(ロウリュ) 施設内の様子

LÖYLY ロウリュ フィンランドサウナ

LÖYLYの入口ドアをくぐると、目の前にはカフェレストラン・エリアが広がっています。

LÖYLY ロウリュ フィンランドサウナ

まだ営業時間外だったので静かでしたが、昼近くになるとたくさんの人で賑わっていましたよ。

LÖYLY ロウリュ レセプション

向かって左方向に進むと、サウナの受付(SAUNA RECEPTION)があります。

LÖYLY ロウリュ 営業時間

サウナの営業は、施設全体の営業時間とは少し異なっており、月~水は16時から22時まで、木~日は13時から22時となっています。なお、土曜だけモーニングサウナ(7:30~9:30)の営業もあり。

LÖYLY ロウリュ フィンランドサウナ 受付スタッフ

サウナのレセプション。ここでサウナ利用料金を支払い、タオルとロッカーの鍵を受け取ります。

なお、サウナの利用料金は大人ひとり2時間で19ユーロ(約2,375円)。日本のスーパー銭湯などと比べるともちろん高いですが、タオルレンタルも込みの料金ですし、単なる温浴だけでなく、娯楽施設として考えると(物価の高いフィンランドにあって)なかなかお手頃な料金なんじゃないかなーと思います。きっと、民間ではなく公共サウナだからなのでしょうね。

※プライベートサウナ(貸切)を利用する場合は、別途料金が必要です。

ちなみに、フィンランドの人たちは仕事帰りに同僚と「サウナでも行くか。」というようなことが普通にあるそうですよ。飲みニケーションならぬ、サウナ・コミュニケーション。健康的!

ヘルシンキのサウナ LÖYLY(ロウリュ) サウナに入る

LÖYLY ロウリュ フィンランドサウナ ロッカー

こちらがロッカー。金属でなく木製なのがいかにもフィンランドらしいですね。

こちらで衣服を脱ぎ、持参した水着に着替えます。なお、フィンランドでは伝統的にサウナは男女別になっていて裸で入るものらしいですが、LÖYLYでは「男女の別なく家族や友達がいっしょに入れるサウナを」というコンセプトのもと、水着着用の男女共同サウナとなっています。

(※プライベートサウナの場合は利用者次第です。)

LÖYLY ロウリュ シャワールーム

サウナルームの手前にはシャワールーム(シャワーブース)があります。
置かれているボディソープがひとつひとつ違う香りで選ぶ楽しみがあるのもポイント。

LÖYLY ロウリュ フィンランドサウナ

こちらがサウナルーム内。(※今回はプライベートサウナを貸切利用しました。)
(これ以外に一般利用できるサウナが2つあります。)

一歩足を踏み入れるともわっと高温の熱気に包まれます。フィンランドのアパートや戸建て住宅についているサウナのほとんどは電気式のサウナですが、こちらは薪をくべて石を熱しているので、熱のまわり方が特徴的とのこと。焼かれた石にかける水の入った手桶もちゃんとありました。

(私はフィンランドサウナといえば白樺の枝で体をぴしぴし叩き合うイメージがあったのですが、LÖYLYには白樺の枝はありませんでした。)

LÖYLY ロウリュ フィンランドサウナ

サウナルーム内は木の板で仕上げられているので、中は暖められた木の良い香りが充満。

焼けた石に水をかけると、室内に高温の熱気がまわります。どの位置に座っていても(数秒の差はあるものの)熱気がまわってくるのを体中で感じられ、そのたびにみんなで「きたきたーっ!」と言い合いました。ちょっとやみつきになる感覚です。

サウナを暖める薪

ちなみに、この石はサウナルームの外(屋外)から薪を燃やし、その熱で温めています。

LÖYLY ロウリュ フィンランドサウナ

薪を燃やす炉のフタまでかわいいのは、さすがデザインの国、フィンランド。

LÖYLY(ロウリュ)でフィンランドサウナ体験 太ももに汗

フィンランドサウナには何分間入るのいいのか……。これは個人差があるので「お好みで」としか言いようがありません。フィンランド人でもサッと入って出る人もいれば、かなり長く入る人もいるとのこと。我慢大会ではないので、無理のないようにしましょう。

でも、熱ーいサウナルーム内で体中から汗がじわじわ吹き出し、玉になって皮膚を伝い落ちていく感覚は、なんとも言えない気持ちよさがあります。

サウナで体が温まったあとは

サウナでほてった体で海へ!

「フィンランドでは、高温のサウナで体が熱くなったら、水着のまま雪原にダイブする。」という温冷法(?)を耳にしたことがある方もいるかもしれません。

実際にそういうことができるサウナもあるようですが、LÖYLY(ロウリュ)はすぐそばに海があるので、あっちっちになった体で極寒の海に入る……なんて経験もできちゃいます。

ということで、私もチャレンジしてみたのですが(上写真右が私)、あまりにも水が冷たすぎて、膝までつけるのが精一杯でした。(体から湯気が出てるの、わかりますか?)

やっぱり冷たかった

「つ、冷たい! もう無理!」と悲鳴を上げながら水から上がる私。なにしろ、このとき外気温はマイナス8℃、水温は5℃で、手すり付き梯子(はしご)もほとんど凍ってましたから。

LÖYLY ロウリュ フィンランドサウナ

サウナ後に極寒の海に入るのはチャレンジしたい人だけで構いませんが、そうでない方はこちらのラウンジスペースでゆったりとくつろぎましょう。サウナ後は水分補給を忘れずに。

ドリンク

サウナのレセプション(タオルとロッカーの鍵を受け取ったカウンター)では、各種ドリンク(アルコール&ノンアルコール)の販売をしているので、好みのドリンクを買い求めてラウンジでゆったりくつろぐのもおすすめ。体の熱がとれてきたら、再度サウナに入るのもいいですね。

ヘルシンキのサウナ LÖYLY(ロウリュ) まとめ

LÖYLY(ロウリュ) 外観

木を組み合わせたデザインの建物は、プライバシーを保ちつつも視界は確保し、景観を損ないません。また、LÖYLY(ロウリュ)では水力発電、風力発電を利用し、エコロジカル(地球環境にやさしいこと)とサステナブル(持続可能であること)を大切にしています。

フィンランドの伝統的サウナ温浴を、おしゃれで新しい施設で楽しめるLÖYLY(ロウリュ)。

日本人を含む外国人にとっても利用しやすい公共施設で、口コミの評判が高いのも納得です。フィンランド・ヘルシンキを訪れたら、ぜひフィンランドサウナを楽しみに足を運んでみてください。

名前 Löyly Helsinki
住所 Hernesaarenranta 4, 00150 Helsinki
公式サイト LÖYLY

営業時間 
月~木: 11:00 – 22:00
金曜: 11:00 – 02:00
土曜: 10:00am – 02:00
日曜: 10:00am – 21:00
(※例外あり)

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[本記事はLinkトラベラーズの一員として、エストニア政府観光局主催のプレストリップに参加し、執筆しています。]



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