この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
フィンランドの首都ヘルシンキでは、ホテル インディゴ ヘルシンキ ブールバード Hotel Indigo Helsinki というブティックホテルに宿泊したわけですが、そのすぐ近くにヘルシンキでもっとも古いカフェ「Café Ekberg (エクべリ)」があります。
(※最初、お店の名前は英語風に「エクベルグ」と読むと思っていたのですが、スウェーデン風に「エクべリ」と読むそうです。)
1852年にスウェーデン系フィンランド人が創業したというCafé Ekberg は、創業160年を超える老舗で、現在のオーナーが4代目。もっとも古いカフェであると同時に、もっとも古い自営業者でもあるとのこと。
月曜日は朝7時30分から、土曜日は朝8時から、日曜日は朝9時から開店しています。
カフェとしての利用以外にも朝食ブッフェを目当てに来る人も多いです。
オートミールのおかゆ、シリアル、たまご、ハム、チーズ、サラダ、パン、クロワッサン、フルーツ、ジュース、コーヒー、紅茶を好きなだけいただくことができ、値段は平日は11.5ユーロ(約1,440円)、土日は17.9ユーロ(約2,240円)。
なお、エクベリの朝食ブッフェは平日は10時30分まで、土日は13時30分まで。
店内は落ちついた雰囲気で、古き良きカフェという言葉がぴったり。
入り口にあるカウンターのショーケースには色とりどりのケーキやおいしそうなパンが並んでいます。
フィンランド語、そして(フィンランドの公用語である)スウェーデン語の表記がありますが、英語表記がないので読めません……。パンは3ユーロ(約375円)~4ユーロ(約500円)台のものが中心。
フィンランドのレストランやカフェのメニュー(紙に印刷されているメニュー)は英語が併記されていることがほとんどですが、こうしたポップや、マーケットの手書きの案内などは英語表記がないことがけっこうあります。
クリスマスっぽいデコレーションのついた大きな黒パン。値段がなかったので飾りなのかも?
カウンターのショーケースにはCafé Ekberg特製のケーキがずらり。ケーキは1カットがだいたい5ユーロ(約625円)~7ユーロ(約875円)でした。
実はこのカフェの隣にはEkbergのパティスリーがあり、そちらでは持ち帰り用のケーキを購入することができます。
手前のEKBERGの看板がカフェ、奥のEKBERGの看板がパティスリー(菓子店)です。
ちょうどクリスマスシーズンだったので、パティスリー(菓子店)の通りに面したショーウィンドウにはお菓子の家が飾られていました。残念ながら今回は時間がなくて、店内をのぞくことができませんでしたが、焼き菓子などのお土産を買うのによさそうですね。
EKBERGの外観が描かれたメニュー表。こちらは英語表記ありです。
ちょっとパンキッシュな若いウェイターのお兄さん。
ドリップコーヒー3.4ユーロ(約425円)、カプチーノ4.2ユーロ(約525円)、カフェラテ4.8ユーロ(約600円)。
コーヒーもおいしく、ヘルシンキっ子たちに交じってゆったりとカフェタイムを過ごせるCafé Ekberg (エクベリ)。週末やランチタイムなどはかなり混雑することもあるようですが、ヘルシンキのデザイン地区を訪れたらぜひ立ち寄ってみてください。
※文中に記載している価格は2016年12月現在のものです。
※文中の日本円表記は2016年12月のレート、1ユーロ=125円で計算しています。
お店の名前 Café Ekberg
お店の住所 Bulevardi 9, 00120 Helsinki
公式サイト http://www.cafeekberg.fi/