今から始める「ふるさと納税」。わかりにくいからと諦めるのはもったいない

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ふるさと納税のお礼の品 シャインマスカット

自治体への寄付金をすることで住民税が控除になり、お礼の品物がもらえることで人気の「ふるさと納税」。私の周りにもすでに始めている友人が何人もいて、届いたお礼の品をSNSなどで見る度に羨ましく思っていた私ですが、やっと「ふるさと納税」を始めました。

実際に「ふるさと納税」を始めて、複数のお礼の品を受け取ってみて思ったのは、「こんなにお得なら、もっと早く始めておけばよかった!」ということ。とはいえ、今からでも遅いわけではありません。2015年4月1日より税制改革が行われ、「ふるさと納税」をする人にとってはより有利な状況が生まれているので、むしろ、今が始めどきと言えるかも。

以下、私が「ふるさと納税」をしていただいたお礼の品の紹介と、「ふるさと納税」の始め方、よりトクする方法などを紹介します。

私が「ふるさと納税」をしていただいたお礼の品

「ふるさと納税って、自分の出身地か、いま住んでいる自治体にしか寄付できないの?」と勘違いしている方もいるようですが、ふるさと納税は日本全国どこの自治体にしてもOKです。自分が好きな自治体、応援したい自治体、お礼の品が魅力的な自治体・・・選び方は自由です。

シャインマスカット

上写真は、山梨県山梨市に10,000円の寄付をして、お礼の品としていただいたシャインマスカット。皮ごと食べられる人気のマスカットですが、買うと1房1,000円強と、けっこう高いんですよね。これが2房(約1.2kg)も届いて、家族全員大喜びでした♪ 産地直送のシャインマスカット、大粒でとってもみずみずしく、美味しかったです。

干物セット

こちらは、島根県隠岐郡西ノ島町に5,000円の寄付をして、お礼の品としていただいた干物セット。さばのみりん干し、うるめいわし、あじの干物の3種類が冷凍便で届きました。
魚の種類は時期によって変わるかもしれません。ちなみに、妹は同じ島根県隠岐郡西ノ島町に5,000円の寄付をして、活サザエ 1.5 ㎏(約 15 個)をいただいたそうです。

ふるさと納税のお礼の品 ワイン豚

こちらは、山梨県甲州市に5,000円の寄付をして、お礼の品としていただいたワイン豚しゃぶしゃぶ用700グラム。実は今朝冷凍便で届いたばかりです!
ワイン豚というのは、ミネラルたっぷりの天然水と、山梨県甲府市のワイナリー「マンズワイン社」がこの豚の飼育の為に完成させた白ワインを飲ませて育った豚のことだそうです。どんなおいしいお肉なのか、今から楽しみです。(*^▽^*)

(野暮な計算ですが、ワイン豚100gあたり200円と仮定すると、700gでは1,400円。冷凍便送料を考えると、2,000円以上の価値はあると思います。これが5,000円の寄付でいただけるなんて、びっくりです。)

自己負担額2,000円でこんなにおトク! 家計の節約にもつながる

現在わが家に届いている「ふるさと納税」のお礼の品は上記の3品ですが、まだわが家の「ふるさと納税枠」は残っているので、今年中にあと数件は寄付をしてお礼の品をいただこう♪と計画しています。「ふるさと納税」のお礼の品の種類は多岐にわたりますが、食品を選ぶと、普段はちょっと手が出ないおいしいものを食べられたり、家計の節約にもつながるのでオススメです。食品のお取り寄せをするときネックになる冷蔵便・冷凍便のクール送料も「ふるさと納税」のお礼の品が届くときには、こちらの負担はありませんしね。

自治体へ寄付をするとお礼の品がもらえるのはわかったけれど、実際の負担は?

まだ「ふるさと納税」をしたことのない方が最も気になるのはココですよね。
寄附をする本人の収入や他の控除によって「ふるさと納税枠」というものがあるのですが、この「ふるさと納税枠」から一律2,000円を引いた金額が控除される金額になります。
総務省ふるさと納税ポータルサイトによれば、年収300万円の方の場合のふるさと納税枠は23,000円、年収500万円の方の場合のふるさと納税枠は59,000円、年収700万円の方の場合のふるさと納税枠は108,000円と書かれています。(※扶養家族が配偶者のみの給与所得者の方の場合。)

細かい計算式は端折りますが、ざっくりいうと、自分のふるさと納税枠に収まる寄付金であれば、自己負担金の2,000円を引いた全額が返ってくる、というわけ。40,000円寄付をして、正しい手続きを踏めば、38,000円戻ってくるケースがある、ということになります。
自己負担金2,000円は一律なので、一般的にはふるさと納税額めいいっぱいまで寄付をしたほうがお得だと言われています。

【参考】ふるさと納税とは?

冒頭でも書きましたが、2015年4月1日より税制改革が行われ、「ふるさと納税」をする人にとってはより有利な状況が生まれました。具体的には「ふるさと納税枠」の拡大、さらに「ワンストップ特例制度」という制度がスタートし、年間に5自治体までの寄附であれば、寄附ごとに申請書を寄附自治体に郵送することで確定申告が不要になりました。
今まで「ふるさと納税ってお得そうだけど、手続きが面倒くさそう。」「確定申告しないといけないの?」と二の足を踏んでいた方も、このワンストップ特例制度が始まって、ふるさと納税を始めやすくなったのではないかと思います。

【参考】ワンストップ特例制度について

(ワンストップ特例制度を利用できるのは、もともと確定申告をする必要のない給与所得者等だけなので、個人事業主の私は残念ながら利用できません。)

Yahoo!公金支払いで「ふるさと納税」をすればさらにお得

ふるさと納税ができるサイトはたくさんありますが、私が利用しているのは、「Yahoo!公金支払い」とサービス連携をしている「ふるさとチョイス」というふるさと納税ポータルサイト。Yahoo!公金支払いを利用して、クレジットカードで寄付を行えば、クレジットカード会社のポイントやマイルがたまり、さらにTポイントを使ったり、Tポイントで支払ったりすることもできるので、ダブルでお得なのです。
(旅行好きな私は航空マイレージのたまるクレジットカードを使って寄付をしています。)

また、いくつかのふるさと納税サイトを見比べましたが、個人的には「ふるさとチョイス」が一番見やすく、使い勝手が良いと感じたので、これからふるさと納税を始めたいという方にもおすすめできるサイトだと思います。
もちろん複数のふるさと納税ポータルサイトを利用してもよいと思いますが、どの自治体にどれだけ寄付をしたかがわからなくなってしまう可能性があるので、1つにしておいたほうが管理がしやすいのではないかなと思います。
(無料会員登録をしてログインするとマイページを見ることができるのですが、そこで今までの寄付の履歴を見ることができます。)

矢印 ふるさと納税ポータルサイト ふるさとチョイス

「ふるさと納税」の寄付金のカウントは、1月1日~12月31日ですが、年間収入の見込みが立たないとふるさと納税枠の計算も不正確になってしまいます。そういう意味でも、今年2/3が過ぎた今からの時期は、「自分がいくらまで寄付できるのか?」を計算しやすいのではないかなと思います。(特に、自営業や個人事業主など、年収が変動しやすい方は。)

少しの手間で、たくさん得する「ふるさと納税」、今から始めてみませんか?