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子連れイタリア旅行【4】 ホテル アル ドゥーカ ディ ヴェネツィアの続きです。
ヴェネツィアから帰った翌日は、妹も妹の婚約者も仕事だったので、私と娘たちだけでコモ観光。
コモの中心部から、ブルナーテ山の上までケーブルカー(イタリア語では「フニコラーレ」)が走っているということだったので、山頂からの景色を目当てに、山登りをしてきました。
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平日の朝だったので、ケーブルカーの車内はガラガラ。貸切気分で山の上まで登りました。ケーブルカーを降りたところから、山頂にある灯台まで、シャトルバスが走っているということだったのですが、あたりを見渡しても、バス乗り場らしきところが見当たりません・・・。売店のおじさんに聞いてみると、「バスは日曜だけだよ!」との返事。えー、平日はバスは運行していないの!?
とはいえ、せっかくケーブルカーに乗ってここまで来たので、諦める気にはならず、歩いて山頂まで上ることに。軽装&スニーカーで来てよかったです。
山道を歩いているときに出会った白猫。近くにペンションらしき建物があったので、そのペンションの飼い猫なのかもしれません。とっても人懐っこくて、私たちを見るとすり寄ってきて、ごろんと転がり、お腹を見せてくれました。(娘たち、大喜び!)
このあと、しばらく私たちといっしょに山道を歩いて、それから元いた場所へ帰っていきました。
もう少し行くと、また別の猫にも遭遇。こちらは普通の家の飼い猫みたいでした。
この辺りは、B&Bやペンション風の建物が点在しているのですが、またシーズンではないせいか、扉のしまったままのところが多いようでした。夏場だけ営業しているのかな?
30分ほど山道を歩いて、灯台に到着。コモ湖とコモ市内が一望できる、見晴らしのよいところです。
すばらしい眺めを楽しみ、また山道を歩いて下りて、ケーブルカーに乗って町の中心に戻りました。
街中で昼ご飯を食べ、ドゥオモを覗いたり、買い物をしたりしながら、ぶらぶら街歩き。
イタリア語の話せる妹がいないので言葉の面で少し不自由だったけれど、英語+カタコトのイタリア語でなんとか乗り切りました♪
午後はコモ湖のフェリー(定期船)に乗って、トルノという町まで足を延ばしてみました。
コモからチェルノッビオを経由して、トルノへ。大人1人+子供2人で片道8ユーロくらい。
私たちは定期船に乗りましたが、ぐるっと一周してくれる遊覧船もあるようでした。
波も穏やかで、のんびりした雰囲気。時おり、水鳥が泳いでいる姿もみかけました。
こんなふうに湖に面した山肌に家が立ち並んでいる風景は、日本では見かけなそう。
トルノは本当に小さな町で、これといった観光スポットがあるわけではないけれど、坂や階段がそこら中にあって、散策するのに楽しい街。フェリーの中で、ヨーロッパ在住でちょうどコモに休暇に来ていたという日本人女性二人連れにあったので、しばらくの間おしゃべりしながら、いっしょにお散歩をしました。一人はスイス、もう一人はスウェーデンにお住まいだそうで、二人でイタリアを旅行しているそうです。
こういう出会いがあるから旅は楽しい!
彼女たちはもう少し散策を続けるということでしたが、私は待ち合わせの時間があったので、お別れしてコモに帰ることに。
トルノの船着き場で帰りのフェリーを待っているときに、小さな女の子を連れたイタリア人に出会ったので、いっしょに写真を撮らせてもらいました。言葉は通じなかったけれど、うちの娘と手をつないでトコトコ歩く姿や、こちらを見てニッコリ笑ってくれる顔がとっても可愛かったです♪
この日の晩は、仕事を終えた妹&妹の婚約者と待ち合わせて、彼のお母さんのお宅へ晩ご飯をごちそうになりに行きました。用意してくださったのは、お手製のラザニア! レストランのイタリア料理もおいしいけれど、マンマの家庭の味を味わえるなんてシアワセ。(*^_^*)
6人で食べてもまだ半分くらい残った大量のラザニア。残りは妹の彼が持ち帰りました。”たくさんこしらえて、余りを持たせる”のがイタリアでは当たり前なのだとか。持ち帰ったラザニアは、翌日の晩御飯においしくいただきました。(日本で言うところの”翌日のカレー”みたいに、翌日のラザニアはよりおいしい、と言われているそうです。)
妹の生活基盤がイタリアにあるからこそ、ですが、普通の観光ではできないような体験がたくさんできて、子どもたちもとっても楽しそうでした。連れてきて良かった! 私自身も、事前に勉強していったイタリア語を、お買い物や料理の注文だけでなく、仲良くなるきっかけとして使うことができました。
(簡単な自己紹介をイタリア語でしたら、「ブラーヴァ!(すごい!)」と褒められました。(^^* もっとたくさん話せたら、もっと楽しかっただろうな~。)
▼持参したイタリア語会話帳