働く大人はかっこいい! 日本の給料&職業図鑑は大人も子どもも楽しめる本

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『日本の給料&職業図鑑』 働く大人はかっこいい!

RPG風のイラストで色々な職業のお仕事の給料や仕事内容・初任給・手取り、資格などを紹介する給料ポータルサイト「給料BANK」。初めて見たとき、その美しいイラストに目を奪われ、思わず何ページも読み込んでしまったのを覚えています。

その「給料BANK」が書籍化され、2016年1月9日宝島社より発売されました!
素敵なイラストを手元に置きたかったのと、これから将来のことを考えるであろう子どもたちに読ませたい気持ちで、私も購入しました。^^

働く大人はかっこいい! 「お仕事」に夢を持てる本

日本の給料&職業図鑑 ポータルサイター

定番の人気職業から興味惹かれるレアな職業まで、日本の職業271種が、豪華イラストとともに解説されています。「給料BANK」編集長の山田コンペーさんは、この本は以下のような人のための本だと書いています。

「この職業のお給料はどのくらいなの?」
「自分のお給料は適正なの?」
「気になる職業はどういう仕事内容で。どうしたら就くことができるの?」
そんなことが気になる人のための本です。

(『日本の給料&職業図鑑』プロローグより引用)

誰もが知っている定番職業も「このくらいお給料もらえるんだ」「こうやって職に就くんだ」という視点で見ると興味深いですし、「えっ、そんな職業が存在するの!? 初めて聞いたわ・・・。」なんて職業を知ることもおもしろいです。

ということで、いくつかの職業ページをご紹介します。

劇団四季団員

劇団四季団員。

Youtuber ユーチューバー

Youtuber (ユーチューバー)。

野菜ソムリエ

野菜ソムリエ。

職業紹介 美容師 ネイリスト

美容師(左ページ)、ネイリスト(右ページ)。

どのイラストも美しくて、見ているだけでワクワク、うっとり。ゲームの攻略本と画集と読み物がミックスされたものを読んでいる感覚です。

『日本の給料&職業図鑑』は子どももワクワクできる本

「日本の給料&職業図鑑」を読む小学生

この本が届いた日、小学校6年生の長女がテーブルに置いてあった本を手に取って、すぐに読み始めました。まずはイラストに惹きつけられたようですが、見たことも聞いたこともないような職業がいろいろ載っているのに興味を引かれたようです。

子どものころって、自分の身のまわりにいる大人の職業しか知らないことはほとんどで、「大人になったら○○になりたい!」という将来の夢も、実際に見たことのある職業か、テレビなどで目にする職業の中から選ばれる気がします。

昨年、子どもの通う小学校の授業参観で、子どもたちが将来の夢を発表する授業があったのですが、「幼稚園の先生」「小学校の先生」「看護師さん」「獣医さん」「大工さん」「パン屋さん」「ピアノの先生」「プロ野球選手」「プロサッカー選手」などの職業が多く挙げられていました。彼らが将来その職業に就くか、あるいは気持ちが変わってほかの職業を目指すようになるか、それはわかりません。

どちらにしても、「知っている職業」を増やすことは、子どもたちの視野を広げ、将来の選択肢を増やすことにつながるんじゃないかな、と思っています。

実際に就く就かないは別にして、子どもたちが「世の中にどんな職業があるのか」「その職業はどんな内容の仕事をするのか」など興味を持ったり、「この仕事、かっこいい!」と憧れたりすることは、大げさかもしれないけれど、ワクワクする未来につながる気がするのです。

働くということに、ネガティブなイメージではなく、ポジティブなイメージを持つ子どもが増えたら、日本の将来が明るくなりそうですね。

現在、私たちが子どものころにはなかった職業、想像すらできなかった職業がたくさんあります。また、昔はあったけれど今はない職業もあります。私たちの子どもが大人になったとき、今は思いもつかない職業が生まれているのかもしれません。

(※ただ、本書の文章は特に大きな文字ではなく、ふりがなも振られていないので、小学校低学年くらいだと絵を見て楽しむことになるかもしれません。読書に慣れている5~6年生か、中学生以上のお子さんなら、問題なく読めると思います。)

英語の翻訳本が出たら、日本好きな外国人にウケそう!

『日本の給料&職業図鑑』を読みながら、ふと思ったのが、「これ、日本好きな外国人や、日本のアニメ・ゲーム好きな外国人にウケるんじゃないかなぁ?」ということでした。PRG風イラストはもちろん、「巫女」「板前」「舞妓」「歌舞伎役者」など、日本独自の職業もあるし、「コスプレイヤー」「Youtuber」などイマドキの職業(?)も載っているので、興味を持つ外国人は多そうです。

英語でのやりとり

「外国人から見てどんな感じなんだろう?」と興味が出たので、Facebookでつながっている外国人の友達に英語で本の紹介をし、彼らの印象を訊いてみました。
(上のキャプチャは私のFacebookページです。)

すると、アメリカ人の20代の友人から、想像通りの反応が!

“That’s a cool idea for a book. I know some people in the US that would enjoy reading. I like how it shows starts like an RPG.”
(クールなアイデア! こういうのを楽しんで読みそうなアメリカ人を何人も知ってるよ。RPGみたいな見せ方がいいね。)

“That’s so cool! I know people would diffidently like it. I love the YouTuber one. Both my brother and I would love being you tubers.”
(カッコイイ! 好きっていう人たちいると思うよ。私がユーチューバーのページが好きだな。弟も私もユーチューバーになりたいの。)

その後、著者の山田コンペーさんから、日本やアジアのニュースを英語で紹介する「ロケットニュース24」という英語サイトで給料BANKの紹介がされているページをあることを教えてもらったので、アメリカ人の友人にそのサイトを教えました。

その記事がこちら。興味のある方は読んでみてくださいね。(英語)
Japanese employment site reimagines web developers, accountants, and more as anime RPG heroes

(宝島社さま、英語の翻訳本が出たら、買って海外の友人たちに送りたいと思っているので、どうぞよろしくお願いいたします!)

手に取りやすく本棚にもしまいやすいサイズなので、一冊リビングに置いて、家族でパラパラ楽しむのにぴったりです。価格は980円+税(1,058円)
カラー刷りの”図鑑”としてはお手頃な価格だと思います。

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