ホワイトバンドを考える

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ワールドワイドで行われている”ほっとけない 世界のまずしさ”キャンペーン。
あちこちで話題になっていて、紹介記事を書いている方もたくさんいらっしゃるので、ご存知の方も多いかもしれません。

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3秒に1人、子どもが貧困から死んでいます。食べ物がない、水が汚い、そんなことで。この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。

シリコンゴム製のホワイトバンドは1個300円。
この売り上げの3割(約90円)が、世界の貧困をなくす活動資金に使われるそうです。しかし、このプロジェクトは、どちらかというと募金のためのものというよりも、「世界の貧困をなくそう!」という思いを共有する人がホワイトバンドを身につける、という行為によって、その思いを表し、行動を共にすることを目的とするためのものだそうです。

なので、必ずしも、このホワイトバンドである必要はないようです。
オンラインで購入すると、2個セットでの販売のみになり、それに送料一律420円もかかってしまうので、合計で1,000円以上の金額になります。実際に世界の貧困をなくす活動資金に使われるのは、送料を除いた金額の3割と言うことですので、実質180円ということになります。
それなら、ホワイトバンドそのものを購入しなくても、代わりに1,000円を寄付するほうがいいんじゃないか?という考えもあります。
でも、みんなで同じバンドをつけて、想いを共有するということもあるでしょう。

どちらがよいのか、私にはわかりません。
いろいろな人がいて、いろいろな想いがあります。

ただ一ついえるのは、世界の貧困をなくすためには、一時的な寄付だけではどうにもならない、長期的な支援によるシステムの改革が必要というのは真実でしょう。(決して募金を否定しているわけではないですよ。)

このプロジェクトサイトのFAQのページを見ると、

●世界の「とてつもない貧困」ってどんな貧困なのですか?
●なんで人がいっぱい死ぬの?
●なんで貧しいままなの?

という質問に対する回答が、シンプルに書かれています。
こういうものに対しての興味を促したり、広くこの問題についての理解を深めるためのこのプロジェクト、ぜひ多くの人に浸透することを願います。

公式サイトでは、「ぴあ」を通じてオンライン販売を行っていますが、極端な品薄状態が続いたり、そのことでプレミアがつき、ネットオークションなどで個人売買がされたり(モラルを疑う行為です)していましたが、状況は改善され、入手はしやすくなっているようです。

私はPiece Winds Japanのメルマガを購読しているのですが、ここのPiece Winds Shopのチャリティーページでも、ホワイトバンドの取り扱いが開始しているようです。
『PWJを通して購入いただくホワイトバンドの収益の約7割は、PWJの西アフリカ(シエラレオネ、リベリア)支援のために使わせて頂く予定です。』と書かれているのですが、「ぴあ」で購入したときは3割しか寄付にならないのに、ピースウインズショップで購入すると7割もが西アフリカ支援に使ってもらえるのでしょうか? (どうしてそうなるのだろう・・・)

いまいち仕組みが良くわかっていませんが、どうせなら購入金額の3割ではなく、7割を支援に使ってもらえるほうがよいにこしたことはないので、私はピースウインズショップで購入しようと思います。

ピースウインズショップでは、ホワイトバンドのほかにも、フェアトレード商品の数々を扱っています。私も何度か利用させてもらっているのですが、このショップは、サイトそのものも、商品構成も、とても洗練されていて大好きです。ご存じない方は、ぜひ一度のぞいてみてください^^

先日ここで手編みレースのポーチを購入したのですが、とてもきれいでした。「パタゴニア」社のオーガニックコットンTシャツを使った2005オリジナルTシャツも素敵。

ピースウインズショップ: http://peace-winds.org/shop/

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ホワイトバンド・プロジェクトに関して、ご自身のブログで考えを書かれている方

ジゾウさんの「ホワイトバンドプロジェクト」
ろんぴさんの「ホワイトバンド考」
OL主婦さんの「ホワイトバンド プロジェクト」
めぐみさんの「チームマイナル6%」
mametanさんの「今私に出来る事」
・ こにゃんさんの「ホワイトバンドプロジェクト」

ひとりひとりにできることは小さなことかもしれないけれど、あなたのその行動が、世界を変えるのだと思います。小さな流れが集まって、やがて大きなうねりになっていくのですから・・・


ほっとけない 世界のまずしさ