お金を得る仕事、お金以外のものを得る仕事

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しばらく前の日記にも書いたことがあるので、覚えていてくださる方もいらっしゃるかもしれませんが、現在私はサイト運営以外に、フリーで少しお仕事をしています。文章を書くことが多いですが、その他ちょこちょことお仕事をいただいています。

「○○について書いていただけませんか?」というご依頼をいただくときに、それが”お仕事”である場合と、そうでない場合があります。当然、”お仕事”である場合は、労働の対価としての報酬がもらえます。

でも、”お仕事”ではない依頼、つまり無償の依頼というものもあります。本当にちょっとした文章のこともあれば、結構なボリュームのこともあるのですが、いわゆる”ボランティア”な作業であり、報酬は発生しません。

もちろん、”ボランティア”な作業ばかりをお引き受けして、報酬の発生する”お仕事”をする時間がなくなってしまっては本末転倒です。どうしても自分の中での優先順位は”お仕事”のほうが上になりますが、それでも、ときとして「無償でも構わないから、やってみたい!」と思える内容のご依頼をいただけることがあります。

それは、自分が個人的にとても興味がある内容であったり、その分野で何か自分にもできることがあるのは嬉しいと思えるような内容であったり・・・。
いずれにしても、その作業が自分を向上させることにつながる、お金以外に得られるものが大きいと感じられるような場合です。

現在、打診をいただいている”ボランティア”の作業は、まさにそんな感じの内容でした。報酬なしということは了解の上で、それでもやってみたい!という気持ちが強くて、お引き受けさせていただくことになりそうです。この内容を通して、自分自身の知識が深まったり、意識が向上することを、かなり楽しみにしています。

「自分の仕事を安売りするな!」
元デザイナーだった夫は、ときどきこんな言葉を口にします。
それはプロとしては当然の言葉なのだろうし、私にもよくわかります。

クリエイティブな仕事は原価が目に見えないので、この辺の線引きを自分の中で明確に定めておかないと、仕事に対して正当な対価を得ることが難しくなってしまうのでしょう。

仕事をする以上はきちんとそれに見合う報酬を受け取ることがフリーランスとしては必要なことだと思います。でも、今の私は、まだいろいろなことをやってみたい! 勉強してみたい!という気持ちが強くって、あっちこっち首を突っ込みながら、自分なりにヨチヨチ歩いていってみたいと思っています。

どこにたどり着くのかわからないけれど、いましていることの結果は、数ヵ月後、数年後、きっと何らかの形になって自分の前にあらわれるのだと信じています。
(良いことにしろ、悪いことにしろ。)