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昨日のエントリーで、OL主婦さんのサイト「+αOL主婦の節約生活」を紹介させていただきましたが、今日はそのOL主婦さんの著書『私らしくシンプル家事』のことを書かせていただきます(^-^*)
この本が発売されたのは、今年の2月末のこと。Amazonで予約注文して、本が届くのをワクワクしながら待ち、数日後に届いた本を一気に読み終えた日のことを良く覚えています。
あれから、もう約半年。この半年の間にも、何度となくこの本を手に取り、好きなページを広げては繰り読んでいたのですが、これまで感想文を書けずにいました。書けずに、というのは私の怠惰さがいちばんの原因なのですが、本音を言えば、どうやったら上手にこの本の魅力を紹介できるのか、それがよくわからなかったからでもありました。
この本は、タイトルの通り、「家事」の本なのですが、単なる家事のテクニックの羅列ではありません。具体的な節約ワザ、家事ワザ、時間短縮ワザがたくさん紹介されていますが、この本の底辺にあるのは、「いかに自分らしく、能動的に、当たり前の日常を慈しんで暮らすことができるか」というOL主婦さんの想いだと思います。
時間というのは誰にも平等に一日24時間ありますが、それをどう使うかは人それぞれ。
のんべんだらりと、何も考えずに年を重ねていくのと、自分の人生としっかり向き合って年を重ねていくのでは、10年、20年経ったときに歴然とした差が出てくるのと思います。
将来のために(老後のために)いろいろなことを我慢して不本意な生活を続けることを、私は良いとは思いません。OL主婦さんも本の中でおっしゃっていることですが、もちろん「その日暮らし」ではいけないし、最低限の将来への備えも必要だとは思いますが、それと同じくらい、今日という一日を慈しんで暮らすことも大切なことだと思うのです。
自分の人生を、能動的に、楽しんで生きたい。
大好きなことにお金と時間を使うため、無駄な部分を抑えたい。
自分らしく、成長し続けながら魅力的に年を重ねていきたい。
そんなふうに思っていらっしゃる方には、心からお勧めの一冊です。
PS:余談ですが、私はOL主婦さんの暮らしを楽しむ才能を見るにつけ、宇野千代さんを連想してしまいます。本の中にも登場していた、素敵なおばあさまの影響でしょうか。