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石鹸製造に携わり60年・・・というペリカン石鹸の人気シリーズ「泥炭石」。
このシリーズでいちばん有名なのはロングセラー商品、「泥炭石せっけん」ではないかと思うのですが(東急ハンズとかで売っています)、目には見えない無数の孔(穴)があいた微粉末の炭が毛穴の汚れや皮脂を吸着し、天然の泥がベールのようにお肌を保護しうるおいを守ってくれるため、「さっぱりなのにしっとり」と、人気の石鹸です。
さて、今回縁あって、その「泥炭石」シリーズのシャンプーとコンディショナーを試させていただきました。泥炭石しゃんぷーと泥炭石こんでぃしょなーです。
泥炭石しゃんぷー
『微粉末の炭(洗浄補助成分)、多孔質の粘土成分ベントナイト(保湿成分)配合。洗い上がりスッキリのシャンプーです。頭皮と髪を清潔に保ち、髪にコシとハリを与えます。「泥炭石こんでぃしょなー」とペアでのご使用をおすすめします。 』(ペリカン石鹸の説明文より)
泥炭石こんでぃしょなー
『微粉末の炭(洗浄補助成分)、多孔質の粘土成分ベントナイト(保湿成分)配合。ツヤのある洗い上がりのコンディショナーです。頭皮と髪の水分を保ち、髪にコシとハリを与えます。「泥炭石しゃんぷー」とペアでのご使用をおすすめします。』(ペリカン石鹸の説明文より)
このシャンプー&コンディショナーは、ご覧の通り黒い色をしています。
奥がシャンプーで、こちらは煮詰めた墨汁のような本当に黒い色。それに対して手前のコンディショナーは、青みがかった暗灰色で、ラメのように細かい点々が入っています。
泥炭石シャンプーも、泥炭石コンディショナーも、硯で墨をするときのような匂いで、好き嫌いがありそうな気はしますが、私はすごく好きでした。なんだか懐かしいような、気持ちが落ち着くような匂いです。(墨を知らない4歳の娘は「なんか変なにおい・・・」と首を傾げていましたが・・・。およそシャンプーらしからぬ匂いだと感じたのでしょうね。)
さて実際にこのシャンプーで髪を洗ってみました。シャンプーの色は黒ですが、ちゃんと白い泡が立ちます。モコモコたっぷり泡立つ・・・というのとは違って、どちらかといえば控えめな泡立ちです。洗っている間中、好きな墨の匂いを間近で感じられるので、この匂いが好きな私は思わずうっとり。
でも、いざ流そうと思ってビックリしました。ものすごーくキシキシするんですよ。昔、固形石鹸で髪の毛を洗ったときにこういう感じがしたっけ・・・と思い出すような、「なめらか」の対極の感触です。髪の間に指が入っていかないほどなので、しっかり泡を流しきるのがちょっとたいへんなほどでした。
「こんなにキシキシで大丈夫かな?」と思いながら、今度は泥炭石こんでぃしょなーを。(こちらの匂いもやっぱり好き。思わず手にとったコンディショナーをくんくん・・・^^。)
コンディショナーを塗布して、数分置いてから流すと、今度はしっとりなめらかな手触り。さっきのシャンプー後の感触がウソのようです。これ、シャンプーとコンディショナーをセットで使わないと、たいへんなことになりそう。(シャンプーだけで終わってしまったら、とてもじゃないですがキシキシで手が通らないと思うので。)
シャンプーとコンディショナーを使ってみたあとに感じたことは、シャンプーは髪と地肌を洗うもの、コンディショナーは髪にうるおいを与え保護するもの・・・という両者の役割が非常にハッキリしているヘアケアだな、ということでした。そして、炭が毛穴の汚れや皮脂を吸着してくれるせいだと思うのですが、洗髪後の頭皮(地肌)がすごくスッキリして気持ち良いんですよ。清潔で健康的な地肌!という感じ。
髪の毛そのものに対しては、驚くような効果(ツルツルになるとか、サラサラになるとか)は感じられなかったものの、洗った後の頭皮(地肌)がこんなにすっきり気持ちよく感じられるシャンプー&コンディショナーは使ったことがないような気がします。
頭皮が脂っぽくなりやすい方や、フケが出やすい方などにはすごく向くんじゃないかな。シャンプーもコンディショナーも、ポンプサイズ(360ml)で1,050円とわりとリーズナブルなお値段だと思いますので、家族で使うのにもよいかもしれません。ただ、前述の通り、硯で墨をするときのような匂いがバスルームに立ち込めますので、その匂いが嫌いな方は使えないかも・・・。(私はすごく好きな匂いなんですけどね。)
泥炭石シャンプー&コンディショナーの詳細は、以下のペリカン石鹸のオンラインショップにてご確認ください。
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