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こにゃんさんの1日1節約日記に、何かを「続ける」ことの大切さについての文章が書かれていました。
柔道の谷亮子選手の金メダルについて、”オリンピック前にテレビで『「勝つ」ことと「勝ち続ける」ことは違う』とおっしゃっていて、まさにまた「勝ち続けた」ヤワラちゃんはすごいと思います。”とこにゃんさんはおっしゃっていましたが、本当にあの試合は見ているみんなに感動を与えてくれる素晴らしいものでしたね。
私もライブでどきどきしながら見ていたのですが、本当に興奮しました。
私は特に柔道に興味があるというわけでもないのですが、そんな私でも興奮させられてしまうのですから、会場で応援していた方たちの感動はどれほどのものかと思います。
何かを「続ける」ことは、例えそれが何であれ、平坦な道のりではないと思います。
例えば結婚。結婚することは比較的簡単ですが(※ヘンな意味に理解しないで下さいね)、結婚生活を維持することのほうがずっと大変です。
子どもを生めば誰でも親になれますが、親であり続ける道のりは決して楽しいだけのものではないはずです。
卑近な例で申し訳ないのですが、サイト運営もそうだと思います。
このブログを読んで下さっている方の中には、Webサイトや、ブログをやっていらっしゃる方も多いのではないかと思いますが、サイトというものも、ただとりあえずカタチになる程度に作ることよりも、運営(更新)を続けていくことのほうが大変。
サイトを0から作り始める工程というのは、熱中しやすい(私のようなタイプの)人間にはかなり楽しいものだと思います。
寝る時間を削ってひたすらサイトを作り上げていくときは、一種のハイな状態になりますし、着々とページが増えていくのを見るのは、ジグソーパズルを完成させていくように楽しいものです。
しかし、ある程度サイトが出来上がり、公開して日数が立つにつれ、更新頻度というものは下がっていきます。
これはある程度は仕方のないことだと思います。
短距離走のスピードで、マラソンをするのは不可能ですから。
私自身、ここ1〜2ヶ月は、妊娠(つわり)の影響もあるのですが、日記(この日記)と懸賞情報の更新はしているものの、初期の頃のように新しいコンテンツを意欲的にどんどん作っていくことはできずにいます。
つわりがひどいときには、それこそ家事も何もできなくて、洗濯物がたまり、散らかった部屋の中で横になっていると、自分自身がすごくつまらない存在に思え、「私は何も生み出していない、非生産的な生活をしている」と暗い考えに陥ってしまうこともしばしばでした。
そういうとき、夫が「非生産的なんてことないぞ。お前はお腹の赤ちゃんを日々育てているじゃないか。」と励ましてくれたのが何よりの救いでした。
家事がこなせないことに自己嫌悪し、サイトの更新や、いただいたメールの返信ができないことにイライラして・・・。
「ちゃんとしなければ」と思えば思うほど、自分の「出来なさ」に情けなくなってしまうのです。
サイト運営はある意味孤独な作業です。
人間ですから、やる気の波は上下して当然。
やる気がまったく出ないときも、スランプも、あって当然。
今は(もう少しで妊娠安定期に入ることもあって)少しづつ自分のモチベーションが上がってきているのを実感しています。
スランプ状態のときに1ページの文章を書くことより、ハイ状態のときに10ページを書くことのほうが楽なものです。
自分なりのモチベーションアップの小道具を見つけておくのも良いですよね。
例えば、同じサイト運営をしている友人。オフ会。
家族の応援。収入金額。サイト運営・アフィリエイト関係の書籍を読む。
思い切ってサイトから1週間くらい離れてみる。
などなど、小道具はいろいろあるはず。
でも、他人と比較しないで、今の自分にできる範囲のことをやる、ということも大切。
たとえそれがスローペースでも、イライラしないで「細く・長く」続けていくことにやっぱり価値があると思うからです。