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愛知県名古屋市のヒルトン名古屋では、1階オールデイダイニング「インプレイス 3-3」にて、アフタヌーンティーセット「ロスト・イン・ヨーロッパ」第1弾「スペイン~アートの迷宮~」を提供しています。(~2021/8/18まで)
ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」をもとに、好奇心旺盛で空想好きのアリスがヨーロッパを旅する・・・というコンセプトで、第1弾から第3弾までのシリーズで開催されるとのこと。
第1弾の旅の舞台は「スペイン」。ひまわりや、モザイクタイルとステンドグラス、世界的なスペインアーティストとアリスの世界観を融合させた独創的な「不思議の国のアリス」を表現しています。
海外旅行に行くのが難しいご時世ですが、スペインのお茶会に招かれた気分で、非日常のワクワクとおいしいスイーツを味わえるのが魅力です。
さて、このたびヒルトン名古屋よりご招待いただき、アフタヌーンティーセット 「ロスト・イン・ヨーロッパ」第1弾 スペイン~アートの迷宮~を実際にいただいてきたので、写真付きで感想を紹介します。
アフタヌーンティーセットの内容
アフタヌーンティーセットは、スイーツ10種類とセイボリー2種類で構成されています。(※写真のアフタヌーンティーセットは2名分)
キュビズムのチシャ猫アロスコンレチェは、ココナッツ風味とラベンダーのゼリーに、スペイン風ライスプディングをトッピングしたグラスデザート。
スペイン語でアロス(arroz)は米、レチェ(leche)は牛乳のことです。お米を牛乳で甘く煮たデザートは、日本人からすると不思議な感じがするかもしれませんが、スペインではよく食べられています。
ニヤリと笑うチシャ猫が浮かび上がってきそうですね。ライスプディングだけだと重くなりそうですが、グラス下半分はココナッツとラベンダーのゼリーが層になっているので、ぺろりといただけました。
カラフルうさぎのミックスベリームースは、アーモンドミルク入りのミックスベリームース。うさぎの頭をキャンパスに見立てて、カラフルなペイントで飾り付けられています。
中身はふんわり軽いムースで、見かけよりもさっぱりといただけました。
青いもむしのシエスタケーキは、青緑色の鮮やかなチョコレートでグラデーションをほどこしたピスタチオムース。青いもむしがお昼寝をしているようなユーモラスな見た目で、「これぞアリスの世界!」と言いたくなります。
ピスタチオムースの中に隠されたミックスベリーゼリーが味のアクセント!(つながっていたときには青いもむしに見えていたのに、切ると抹茶団子に見えたのはナイショ)
鮮やかなピンク色の風車に見立てたバタフライウインドミルズのムースは、なめらかな栗のムースです。側面にはカラフルな蝶々が飾られていて、まるでアート作品のよう。
外観からは想像もつきませんが、中には栗のムースとゴロンとした栗が入っていました。この、意表を突いてくる楽しさもヒルトン名古屋のアフタヌーンティーの魅力です。
サマーオレンジ バスクチーズケーキは、あえて焦がした表面が香ばしいオレンジ風味のバスクチーズケーキ。トップには、オレンジとマンゴークリームで作った艶やかなミニオレンジが飾られています。
チーズケーキの濃厚さと、オレンジ&マンゴークリームの甘酸っぱさが相性抜群です。
お皿に盛り付けると、本当にカラフルで気持ちも華やぎます。個人的には、青いもむしのシエスタケーキとサマーオレンジ バスクチーズケーキが特に気に入りました。
スペインタイルの“タルタ・デ・サンティアゴ”は、スペイン・ガリシアの伝統菓子のスペイン風アーモンドケーキ。
「聖ヤコブのケーキ」という意味で、本来は表面には聖ヤコブの十字 を型抜いて粉糖がまぶされるそうですが、こちらはスペインタイル風にデコレーションされています。
中身(フィリング)はアーモンドと卵・砂糖だけ。シンプルで素朴な味わいですが、わりとどっしりしているので、コーヒーや紅茶といっしょにいただくのがおすすめです。
アリスの鍵チョコレートは、精巧に模られた鍵型のホワイトチョコレート。鮮やかな黄色はスペインの力強く輝く日差しをイメージしているそう。
トランプの“マサパン”は、修道院で作られたのが始まりと言われる、トレドの伝統焼き菓子です。香ばしいアーモンド風味の生地にシナモンが香ります。
アリスの世界観が表現された鍵やトランプのモチーフは、ファンにはたまりません。
こちらはアフタヌーンティースタンドといっしょにサーブされるプレートメニューです。
(余談ですが、こちらの木製プレート、今回のスペイン風アフタヌーンティーに合わせてオリジナルで作成したものだそう。ブルーの花柄がとてもおしゃれ!)
ピスタチオの“クレマカタラーナ” ベリーソース添えは、カタルーニャ地方の伝統洋菓子をアレンジしたもの。
濃厚なピスタチオクリーム味のカスタードクリームは舌触りなめらかで、軽く焦がした表面の香ばしさとのコントラストも楽しいです。
このクレマカタラーナは冷え冷えで出てくるので、ぬるくなる前に食べるのがおすすめ。
マヨルカ風アーモンドケーキ オレンジマーマレード添えは、マヨルカ島伝統のアーモンドケーキ。レモン、シナモン、グランマルニエ酒をアクセントに、アーモンドの素材を活かした、どこか懐かしい感じの焼き菓子です。
スペインのお菓子はアーモンドを使ったものが多いようで、全体的に香ばしくてリッチな印象を受けました。
セイボリーチュロスは、塩がきいたもっちりサクサクのチュロス。甘いデザートが多いので、塩味のものは口が変わって嬉しいです。
スパニッシュオムレツを挟んだ白と黒のチェッカードボカディージョ(スペイン風サンドイッチ)。ソーセージやじゃが芋、ほうれん草などの具材が入ったスパニッシュオムレツは、しっとり柔らかくて、パサパサ感はまったくありません。
スイーツの間に甘くないセイボリーを挟むと、最後まで飽きずにおいしくいただけます。
ドリンクバーには、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクが用意されており、好きなものを好きなだけ飲めます。エスプレッソマシンで淹れる本格的なコーヒーや、ドイツの老舗紅茶メーカー・ロンネフェルト社の紅茶は、デザートとも好相性です。
ブラックティーは、ダージリン、イングリッシュ・ブレックファースト、アールグレイ。グリーンティーは、クラシックグリーン、ジャスミンティー。ハーブティーは、レッドベリーズ、スイートジンジャー、カモミール、ペパーミントなど。
個人的にはスイーツといっしょに飲むなら清涼感のあるミントティーがお気に入りです。
どのスイーツもカラフルでかわいく、一つ一つ手が込んでいて、食べる楽しさをたっぷり堪能できました。甘いものと塩気のあるもの、軽い食感のものとどっしりしたもの、全体のバランスも良くて、大満足です!
ヒルトン名古屋はデザートビュッフェも楽しいですが、ゆっくり落ち着いてティータイムを満喫したいなら、アフタヌーンティーセットがぴったり。
感染症対策もしっかりしていて、ソーシャルディスタンスも取れるので安心です。
ヒルトン名古屋のアフタヌーンティーセット 「ロスト・イン・ヨーロッパ」第1弾 スペイン~アートの迷宮~は、2021年8月18日まで開催しています。海外旅行気分を味わいに足を運んでみてはいかがでしょうか。
アフタヌーンティーセット概要
店名 | ヒルトン名古屋 オールデイダイニング「インプレイス 3-3」 |
住所 | 愛知県名古屋市中区栄1-3-3 |
アクセス | 名古屋駅から車で5分、徒歩15分 地下鉄東山線「伏見」駅 7番出口から徒歩約3分 |
期間 | 2021年5月12日(水)~8月18日(水) |
時間 | 毎日10:30~19:00(L.O) ※デザートビュッフェ開催日(木~日・祝)の13:00~17:30は除く |
公式サイト | ヒルトン名古屋 インプレイス3-3 アフタヌーンティーセット |
※情勢によっては、記事公開後に営業時間変更やビュッフェの提供中止となる可能性もあります。お出かけの前に必ず公式サイトにて最新の情報をご確認ください。
本記事はヒルトン名古屋に取材としてご招待いただき、撮影・実食・執筆をしております。