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フィンランドからバルト海をフェリーで渡ってエストニアに到着したその日の夜、首都タリン(Tallinn)旧市街で行われているクリスマスマーケットに行ってきました!
このクリスマスマーケットはタリン旧市街の中心にある旧市庁舎の前の広場(ラエコヤ広場)で1441年から毎年かかさず行われている、中世の雰囲気を今に残すクリスマスマーケット。毎年11月20日ころから1月最初の日曜日まで、クリスマスや年末年始も休まずに開催されています。
ニット製品や木工製品、ハンドメイド、クリスマスの飾りやキャンドル、ジンジャークッキーやクリスマス菓子などを売るお店が並び、スパイス入りホットワイン(グロッグ)の香りが漂うエストニアのクリスマスマーケットの様子を、たくさんの写真とともにお届けします。
エストニア タリンのクリスマスマーケット
エストニア タリンのクリスマスマーケットは、世界遺産でもある旧市街の中心にある旧市庁舎の前の広場(ラエコヤ広場)で開催されています。
上写真に写っているのが旧市庁舎。15世紀に建てられたゴシック様式の建築です。現在は市庁舎としてではなく、レセプションホールやコンサートホールとして使われているとのこと。
タリンのクリスマスマーケットは、開催期間中(今期は2016/11/20~2017/1/7)、雑貨など食品以外を売るお店はだいたい10時~19時ころまで、食品やホットワインなどを売るお店は日曜~木曜は22時ころまで、金曜と土曜は23時ころまでやっています。
では、さっそくタリン旧市街のクリスマスマーケットをのぞいてみましょう。
タリン旧市街のクリスマスマーケットには、あちこちにスパイス入りホットワイン(クロッグ)のお店が並んでいます。ホットワインはクリスマスの定番の飲みもので、ドライフルーツやナッツ、オレンジなどを入れて飲みます。口当たりがよくて飲みやすいのですが、けっこう強いですよ~。
クリスマスの飾りを売るお店。エストニアには天使(妖精という人も)の人形を窓辺に置く習慣があります。これは窓から悪いものが入ってこないように、一種の魔よけのようなものだそう。
エストニアは編み物・ニット製品が有名。クリスマスマーケットにも、手袋、帽子、マフラー、セーターなどニット製品を売るお店がたくさん出ています。
エストニアでクリスマスを象徴する鳥「ウソ」の絵柄が編み込まれたウールの手袋(ミトン)。
カラフルなハンドメイドの手芸小物。
ティータオルや鍋つかみ(ミトン)、やかん置きなどのキッチンリネン。
エストニアは木工製品の産地としても有名です。鍋敷きやキッチンカトラリー、おぼん、まないたなど台所用品、そして木製のおもちゃなどもかわいいものがたくさん揃っていました。
あたたかみのある木工製品はエストニアのおみやげにもおすすめ。
12月のエストニアは日没が午後3時半過ぎ。夜がとても長いですが、タリン旧市街のクリスマスマーケットは、夜のほうが中世らしい雰囲気が楽しめておすすめです。
広場中央に飾られたクリスマスツリーのイルミネーションもとてもきれい!
夜の気温は氷点下なので、厚手のジャケットや手袋、帽子は欠かせませんが、きーんと張り詰めた冷たい空気の中に漂うあたたかくて素朴なタリンのクリスマスマーケットの雰囲気は、きっと冬のエストニア旅行の忘れられない思い出になることでしょう。
(フィンランドのクリスマスマーケットも洗練されていて素敵でしたが、個人的には、エストニアのクリスマスマーケットは見たことがないものに出会えるワクワク感がより強いと感じました。)
そうそう、後日昼間にタリン旧市街のクリスマスマーケットをのぞいてみたところ、なんとサンタクロースに遭遇! サンタさんとのツーショット写真は子どもたちに自慢しちゃいました♪
11月下旬~1月初めにエストニアを旅行するなら、ぜひタリンのクリスマスマーケットに足を運んでみてくださいね。運が良ければ、サンタさんに会えるチャンスもあるかもしれませんよ。
[本記事はLinkトラベラーズの一員として、エストニア政府観光局主催のプレストリップに参加し、執筆しています。]