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ひと月に2~3回、家族そろって近くのスーパー銭湯へ出かけます。
最初は夫が言い出していくようになったのですが、この頃は専ら3歳の長女の「大きいお風呂に連れて行って!」
コールで、「じゃあ行こうか」と腰を上げることが多くなりました。
私たちがよく行く銭湯の入場料は大人1人600円。4歳未満は無料となっているので、
家族で1,200円の出費ですが、このお金でおよそ1時間半、の~んびりとリラックスした時間が過ごせるのが気に入っています。
夫が休みの日などは、夕方、日が沈むより少し前の時間(今だったら17時半くらいとか)に家を出て銭湯に向かうと、露天風のお風呂につかりながら、空の色が刻々と変わっていく様子を眺めることができます。これが、なかなかよいものなんですよ。
さっきまでまだ明るかった空がいつの間にかオレンジ色に染まり、だんだんと夜の帳が降りて月が輝きだす・・・。そんな景色の移り変わりを、裸でお湯につかって、ぼーーっと眺めるのは、なんとも贅沢な気分。
早い時間だとまだ人も少ないので、湯船もかなり空いていて、ときにはひとつのお風呂をひとり占めできてしまうことも。「これが名古屋の街中じゃなくて、もっと街灯が少なくて自然のあふれる場所だったら、きっと星空ももっとよく見えるだろうに・・・。」と思わないでもないですが、それでもやっぱり夜空を眺めながらの入浴はいいものです。
露天以外にも、いくつかの異なるお湯のお風呂や、ジェット噴射のあるお風呂に入って、十分スーパー銭湯を満喫して、ほどよく疲れてきたら外の休憩室(待合室)へ。
長女と次女はいつもパパと入りたがって男湯に行っているので、たいてい私が外で家族を待つことになります。
10分間300円のコイン式マッサージチェア(←わりと本格的なもの)に座ってマッサージをしたり、もしくは持参した読みかけの文庫本を読んだり、つかの間の時間を楽しむうちに、「おかあさーん」という声がして、長女と次女が駆け寄ってきます。
「大きいお風呂、楽しかった?」
「うん、ゆらゆら~ってしたんだよっ!」
そんな会話を交わして、子どもにびん入りの牛乳を買かってやり、半渇きの髪を夜風で乾かしながら帰途に着く時間が私はとても好きです。夫は、「あいつらは、あとどれくらい『パパと一緒にお風呂に入る!』っていってくれるのかなぁ・・・」なんてしんみりしたことを言ったりもしますが、それでも家族みんなで銭湯に行く楽しみは捨てられません。