チェコ第4の都市プルゼニュは街歩きが楽しい! 共和国広場,聖バルトロムニェイ教会,人形博物館

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

チェコ プルゼニュ 大シナゴーグ

プルゼニュ(Plzen)は、チェコ西部、西ボヘミア地方にあるチェコで4番目に大きな町です。「ピルゼン(Pilsen)」と呼ばれることもありますが、こちらはドイツ語読み。

プルゼニュはチェコの首都プラハからは車で1時間程度、カルロヴィヴァリからも1時間弱の距離。地理的にもかなりドイツに近く、この地方ではドイツ語を話す人も多いのだとか。

プルゼニュでは1842年よりビールが醸造されており、ピルスナーウルケルのビール醸造所があることで有名ですが、プルゼニュの魅力はビールだけではありません。

地の利もあり、古くから商業・美術・演劇・芸術が栄えたプルゼニュ市の中心部には歴史的建築物が多く残っており、マリオネットを展示した人形博物館もあります。

それらの伝統的な文化や芸術が評価され、「2015年ヨーロッパ文化首都」の称号も与えられているほど。大学も多く、学生の町としても有名です。

チェコ プルゼニュ観光 街歩き

今回はそんな文化都市プルゼニュ市の中心部を、現地ガイドさんに案内してもらって散策してきました。(ガイドさん、中世の女性の衣装を着てくださっていました。)

プルゼニュ市 地図

(*プルゼニュ市観光パンフレットより)

プルゼニュの観光スポットや見どころ(上画像で緑色の四角の番号)はわりと市の中心部に集中しているので、目安として1.5時間ほどで見てまわれるとのこと。

今回はこれらの観光スポットすべてではないのですが、この中のいくつかをまわってきたので、写真とともに紹介します。

イェー・カー・ティル劇場

チェコ プルゼニュ 劇場

こちらは1901年に建てられたイェー・カー・ティル劇場(Divadlo J.K.Tyla)。

演劇芸術で有名になったプルゼニュらしく、現在もバレエ、歌劇、軽歌劇、ミュージカル、ドラマなど、毎年約20種類以上の公演が行わているそうです。

世界で3番目位に大きな大シナゴーグ

チェコ プルゼニュ 大シナゴーグ

プルゼニュにはヨーロッパで2番目、世界で3番目位に大きな大シナゴーグ(ユダヤ教会)があります。(※世界で1番大きいシナゴーグはニューヨーク、2番目に大きいシナゴーグはブダペストにあります。)

このシナゴーグはネオロマネスク様式で建てられたもので、高さ45mの印象的な2つの塔を持つ、壮大な三廊式の教会です。

第二次世界大戦中は倉庫として使用され、戦後1973年までは再び宗教的機能を果たしていましたが、その後長い間廃墟となっていた大シナゴーグ。共産政権が幕を閉じた1998年の春から、再び一般公開されるようになったとのこと。

ドイツとの国境に接するチェコ西部、西ボヘミア地方のプルゼニュ(Plzen)は、チェコで4番目に大きな町。 . プルゼニュには、ヨーロッパでは2番目、世界では3番目に大きなシナゴーグ synagogue 🕍 (ユダヤ人教会)があることで知られています。1892年に建てられたそう。 . (ちなみに世界では1番大きいシナゴーグはニューヨーク、2番目に大きいシナゴーグはブダペストにあります。) . シナゴーグという単語は日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパを旅すると、わりと頻繁にシナゴーグを目にします。 . #synagogue #plzen #プルゼニュ #visitCzech #チェコへ行こう #チェコ #旅好きな人と繋がりたい #旅好き #ヨーロッパ #ヨーロッパ旅行 #チェコ旅行 #シナゴーグ #建物 #海外旅行 #海外 #外国 #europe #centraleurope #中欧

ayanさん(@warashibe_ayan)がシェアした投稿 –

聖バルトロメオ教会 (聖バルトロムニェイ教会)

チェコ プルゼニュ 聖バルトロメオ教会

プルゼニュの中心部の真ん中にある共和国広場の近くにはチェコ最大の塔(102.26m)を持つゴシック様式の聖バルトロメオ教会(聖バルトロムニェイ教会)があります。

こちらの教会は内部が撮影不可で写真がないのですが、高いところまで見事なステンドグラスに彩られた非常に美しい教会でした。

あと、石造りのためか、かなり外気温の高い日だったにも関わらず、中はひんやりとしていて、厳かな雰囲気に満ちていたのも印象に残っています。

チェコ プルゼニュ 聖バルトロメオ教会

こちらは聖バルトロメオ教会の周囲にある柵なのですが、天使(?)の顔がずらりとついています。

チェコ プルゼニュ 聖バルトロメオ教会の柵

このたくさんの天使の顔の中のひとつを触ると幸運が訪れるとかで、聖バルトロメオ教会を訪れた多くの観光客が触っていくのだとか。何番目の天使だったか忘れてしまったのですが、一つだけ摩耗でツルツルになっているのですぐにわかると思います。

プルゼニュ市の中心 共和国広場

チェコ プルゼニュ 共和国広場

聖バルトロメオ教会(聖バルトロムニェイ教会)のすぐ隣にある共和国広場には、ハウンドドッグ、ラクダ、そして天使のモチーフを抽象的に表現した金箔の噴水があります。

チェコ プルゼニュ 共和国広場 噴水

こちらが「天使」の噴水。ちょっと抽象的過ぎてわからないかも……。ちなみに冬場は噴水のお水は出ていないそうです。凍っちゃうからでしょうか。

プルゼニュ市の公会堂

チェコ プルゼニュ ルネサンス様式の公会堂

上写真右はプルゼニュ市の公会堂。ルネサンス様式の建物で、現在も使われています。

プルゼニュの人形博物館(マリオネット博物館)

チェコ プルゼニュ 人形博物館 マリオネット博物館

共和国広場のすぐ近くには、人形博物館(マリオネット博物館)があります。

この博物館では、チェコ人形劇の父と呼ばれるヨゼフ・スクーパとその弟子イジー・トルンカの作品(マリオネット)が数多く展示されています。

チェコ プルゼニュ 人形博物館 マリオネット博物館
博物館受付では、お子さんへのチェコみやげに喜ばれそうなマリオネットが販売されています。小さいもので315コルナ(約1,500円)。

チェコ プルゼニュ 人形博物館 マリオネット博物館

こちらはSpejbl and Hurvínek(スペイブルとフルビーネク)という父と子のキャラクターで、チェコではかなり有名。アニメ、絵本、CDやDVDなどにもなっているそうです。

ストーリーは、スーツを着た父親が大真面目におバカなことをやらかすコメディ作品。

チェコ プルゼニュ 人形博物館 マリオネット博物館

博物館内にはたくさんのマリオネットが展示されています。

チェコ プルゼニュ 人形博物館 マリオネット博物館

みんなが思わず「コップのフチ子さん!」と言った人形。

チェコ プルゼニュ 人形博物館 マリオネット博物館

屋外スペース(ちょっとした庭のようなところ)には、触って動かせる木製のからくり人形もありました。

チェコ プルゼニュ 人形博物館 マリオネット博物館

ミニシアターでは実際に短い人形劇を見ることもできます。ただし、こちらは観光客用の電気仕掛け?のもの。博物館であって劇場ではないので仕方ありませんが、欲を言えば、実際に人間がマリオネットを操っているところも見てみたかったです!

チェコ プルゼニュ 人形博物館 マリオネット博物館

観光客が実際に触って動かせる人形(糸のついたマリオネットや、指を入れて口を動かすパクパク人形のようなもの)もありました。

チェコ プルゼニュ 人形博物館 マリオネット博物館

今回のツアーに参加したブロガーのみんなで記念撮影。

プルゼニュ市の人形博物館(マリオネット博物館)は大人も子どもも楽しめる観光スポットなので、プルゼニュを訪れたらぜひ足を運んでみてくださいね。

チェコ プルゼニュ 観光 街歩き

プルゼニュ市中心部には散歩のできる果樹園もあり、川沿いの遊歩道もとても景色がよいので、お天気の良い日にはゆっくりお散歩するのもおすすめです。

【人形博物館 施設情報】
名称 PUPPET MUSEUM PILSEN
住所 náměstí Republiky 23 301 00 Plzeň, Czech Republic
電話番号 +420 378 370 801
公式サイト http://www.muzeumloutek.cz/en/
営業時間 火~日 10:00 – 18:00
入場料 大人 60 CZK、子ども30 CZK、ファミリーチケット 150 CZK

>> チェコ旅行の記事をもっと見る!

チェコ旅行記

スポンサーリンク


Special Thanks!

今回のチェコ旅行は、チェコ政府観光局にご招待いただき、旅費、食費、宿泊費、アクティビティ代金を負担していただいています。

また、海外インターネット GLOBAL WiFiさんに旅行中のモバイルルーターを無償でお借りしています。おかげで旅先の発見をその場でSNSに投稿することができます。

クラッシュバゲージ公式オンラインショップより、スーツケースを今回のチェコ旅行用にモニターさせていただいています。→ クラッシュバゲージの口コミレビュー

このような貴重な機会をいただき、感謝しています。ありがとうございます。