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「海外旅行を楽しみたいけれど、言葉が伝わらないのが心配。」「現地の言葉が話せたらもっと海外旅行が楽しめるのに!」そんなふうに思ったことのある人は少なくないのではないでしょうか。
そんな方に知ってほしいのが、口コミで評判の音声翻訳デバイス「ili(イリー)」。
今回、私はili開発メーカーであるログバーよりモニターとしてiliを無償レンタルさせていただき、2泊3日の台湾旅行へ行ってきました。空港でのレンタルから現地で実際に使ってみた様子まで、実体験をもとにiliの使用レポートをお届けします。
【2021年1月追記】オフライン音声翻訳機「ili」は2020 年 12 月末をもって販売終了しました。
翻訳デバイスili(イリー)とは? どこでレンタルできる?
ili(イリー)は、ストラップで首から下げられる小型のウェアラブル音声翻訳デバイス。(*ウェアラブル=身に着けられる)自分の話した言葉(日本語)が一瞬で中国語または英語に翻訳され、再生される機械です。
iliを開発したのはログバーという会社ですが、現在日本国内では、海外WiFiレンタル GLOBAL WiFiでのみレンタルができます。事前にネットで申し込みをしておけば、当日空港でWi-Fiルーターとともに借りることができます。(*iliのみのレンタルは不可。)
Wi-Fiルーターのレンタル料は、渡航先(国や地域)と日数、そして通信速度とデータ容量によって料金が変わります。上記リンク先のグローバルWi-Fiのサイトで、国とプランを選択すると、1日あたりの料金が表示されます。翻訳デバイスili(イリー)はオプションとして追加可能。
なお、現在ili(イリー)は、「日本語から中国語に翻訳するタイプ」と、「日本語から英語に翻訳するタイプ」の2種類で、そのほかの言語はありません。
旅行出発日にiliの受取ができる空港は、成田国際空港、羽田空港(東京国際空港)、中部国際空港、関西国際空港、伊丹空港、福岡空港、那覇空港の7つ。(2017年6月現在)
上写真は私がiliを借りた中部国際空港(セントレア)2階のグローバルWi-Fiのカウンターです。ここは営業時間が7:00~22:00と、早朝から空いているのが便利。夜間返却ボックスもあるので、帰国が深夜の場合も安心です。
ili(イリー)のレンタル料金は定価は1日あたり1,200円(税抜)ですが、現在キャンペーン価格で、1日あたり800円(税抜)となっています。2泊3日の台湾旅行の場合は、800円×3日で、2,400円(税別)ということですね。
これを安いとみるか高いとみるかは個人の価値観によりますが、頻繁に海外旅行へ行く人でなければ、購入よりレンタルがリーズナブルだと感じました。個人的には、所有したいデバイスというより、必要なときだけ借りたいデバイス。(※2017年6月現在、iliの一般販売はまだされていません。)
こちらがグローバルWi-Fiカウンターで見せてもらったili(イリー)。私は台湾へ行くので、「日本語から中国語に翻訳するタイプ」を借りました。
想像していたのよりずっとスリムで小型、重量も58gと卵1コぶんくらいの軽さです。首掛けストラップがついているので旅行中は首にさげて利用できます。
今回レンタルしたのは、海外Wi-Fiルーター、モバイルバッテリー、ili(イリー)、各充電ケーブルと変換プラグ。ただし、台湾の場合は変換プラグは基本的に不要です。
それぞれ使い方の冊子が同梱されていますし、カウンターでの受け取り時に口頭で説明を聞くこともできるので、初めての方でも使い方がわからず困ることはありません。
翻訳デバイスili(イリー)の使い方
翻訳デバイスili(イリー)の使い方を紹介します。
本体右側についている電源ボタンを約10秒長押しすると電源が入ります。正面上部のLEDがオレンジ色に点滅したら指を離し、LEDが青色に点灯したら準備完了です。
正面中央の大きなボタンがメインボタン。メインボタンを長押しし、ピッと音がなったらボタン上のマイクに向かって(ボタンを押したまま)日本語で話しかけます。
話し終わったら一呼吸おいてボタンから指を離すと翻訳された外国語が音声で流れます。
以上がili(イリー)の基本的な使い方です。
本体左側にあるボタンは認識再生機能のボタン。「話した日本語を中国語で再生したけど、どうも相手に伝わっていないみたい?」というときには、このボタンを押すと、iliが自分の言ったことをどう認識したかを日本語で確認することができます。
この認識再生機能で確認して、変な日本語だった場合は、日本語を話し直しましょう。
▼実際に私がiliの音声翻訳を使った様子(動画)
iliの翻訳機能はこんな感じ。
真ん中のボタンを押しながら日本語で話す→ボタンを離すと中国語に翻訳されたものが流れる(もう1回押すときリピート)。
現在は日本語→中国語の一方行のみ。#ili #iliモニター pic.twitter.com/RcB7wZBbm6— ayan (@warashibe) 2017年6月5日
(認識再生機能の日本語はなぜか子どものような高い声。^^;)
そんなわけで、空港でレンタルした翻訳デバイスili(イリー)を持って2泊3日の台湾旅行へ出発! 続きの記事では、実際に台湾でiliを使った様子をレポートしていきますね。
続きはこちら→ 3時間ちょっとで行ける海外、台湾。台湾桃園空港から台北市内へのアクセスはMRT空港線が便利
(*当記事は、ログバーのiliトラベラー(モニター)として、航空券と宿泊費をご負担いただき、無償でiliをレンタルして執筆しています。)
【2021年1月追記】オフライン音声翻訳機「ili」は2020 年 12 月末をもって販売終了しました。