病み上がりに夫からもらったメール

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先日、いきなり風邪をひいたんですよ。
ほんとうに”いきなり”という感じで、その日の1~2時間前にはいつもどおりの体調で、元気に洗濯物を干したり、掃除機をかけたりしていたのですが・・・

ふと気がついたら、なんだか背骨が痛くて、ゾクゾクっと悪寒が。あれ?と思って熱を測ったら、なんと39度2分! もうビックリして、タクシーを呼んで病院へ駆けつけました。

ふらふらになりながら子ども達をおとなしくさせて待合室で待ち、診察をしてもらった後、血液検査と、点滴もしてもらいました。部屋を移動するたびに子どもたちがはしゃぐので、それを落ち着かせるのに一苦労。「そっち行っちゃダメ!」「それさわっちゃダメ!」と、もう息も絶え絶えの私。点滴は20分くらいかかったと思うのですが、横になっている私の上に登ろうとする次女と、それを引っ張る長女…、もう、勘弁して状態でした(T_T)
点滴のベッドから立ち上がるときも自力で立てず、看護師さんに助けてもらったほど。

とりあえず子どもたちに食べさせるものを買わなくてはと、なんとかコンビニに立ち寄り、おむすびとポカリスエットとプリンをカゴに放り込んで会計し、通りかかったタクシーをつかまえて帰宅したのですが、家の玄関をくぐるやいなや全身の気力がヘナヘナと抜けていくのが自分でもわかるほどでした。

子どもたちに手洗いとうがいをさせ、おむすびのフィルムをはがして海苔を巻いてお皿にのせ、(おむすびとプリンをいっしょに並べるのはよくないと思いつつも)プリンのフタをはがしてスプーンをそえ、(普段は食事をするときにTVは見せないのですが)お気に入りのアンパンマンのDVDをつけてあげると、私はそのままフトンに倒れこみました。

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・・・ふと気付くと、知らない間に夫が帰宅していました。
あれ、私いつの間にか眠ってたんだ・・・と思いながら、ふと自分の頭の下を見ると、
水枕が敷いてあるのに気付きました。おでこには、冷えピタも貼ってあります。

私が目を覚ましたのに夫が気付き、「大丈夫か?」と声を掛けてくれました。
「うーん、まだ頭がふらふらするし、体中がゾクゾクして辛い。」と応えると、「今日はもういいからしっかり寝てろ。」と言って、子どもの食べちらかしたもの(おむすびの上にプリンがソースのようにかかっていた)の後片付けをし、食器を洗い、子ども達をお風呂にいれ、着替えさせ、寝かせつけ・・・まで全部ひとりで黙々とやってくれました。

***

一晩何もせず、ぐっすりと眠ったせいか、翌朝には、熱は37度台まで下がっていました。
大事をとってその日もほとんど何もせず家で寝て過ごしたのですが、午後、夫の携帯に「熱も下がってだいぶ元気になったよ。いろいろありがとうね。」とメールを送信しました。

そして、夫から帰ってきたメール。
「お前がいないと大変なんだから、ちゃんと治してから動きなさい。無理するなよ。」

なんかね、すごい嬉しかったんですよ。全然大変そうなそぶりも見せず、文句も言わず、黙々と子どもの世話と家事をしてくれた夫からのこのメール。

私、「お前がいないと困るんだから。」って言われるのはあまり好きじゃないのですが、「お前がいないと大変なんだから。」にはホロリときました。
(”困る”って言われると、なんかすごい依存されている?責められている?気がして
嫌なんですが、”大変”といわれると、ニュアンスがまったく変わる気がするんです。)

体や心が弱っているときには、ことさら人の優しさが心の内側をじんわりと湿らせてくれるような気がします。ありがとう、夫。

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ayanのちょっといい話でした^^
(テーマあってる?)

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こんな男前の運転手さん、なかなかいませんよね。格好いい!

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わぉ、映画の1シーンみたいですね。素敵!