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2018年10月26日、バルミューダから子どもたちの目を徹底的に考えて生まれたデスクライト BALMUDA The Light(バルミューダ ザ・ライト)が発売されました。
私はブロガーとしてバルミューダさんからレビューの依頼を請けており、発売に先駆けて東京で行われたプレス発表会に参加してライトについてのお話を聞き、その後、自宅でモニターとしてバルミューダ ザ・ライトを使わせてもらっています。
プレス発表会のレポート記事はこちら→ バルミューダのライト BALMUDA The Lightは、子どもたちの目を守る太陽光LEDデスクライト
モニター品として送っていただいたバルミューダ ザ・ライトは、受験生である長女(中3)が使っています。プレス発表会ではこのライトの特長を聞いてきましたが、実際に家で使ってみてどうだったのか? 長女本人の感想も交えて紹介します。
バルミューダ ザ・ライトの特長は?
バルミューダ ザ・ライトは、バルミューダの寺尾社長が、お家で子どもが机に覆いかぶさるようにして学習している様子を見て心配し、開発を思いついたそうです。
身体の小さな子どもは目線が低く、視界が狭い(下方向が見えづらい)傾向があるため、背中を丸めて机に覆いかぶさるような姿勢になってしまうことがあります。
一般的なデスクライトの場合、子どもが手もとをよく見ようと頭を下げると、上からの光によってできた自身の頭の影が手もとを暗くしてしまうケースも。かといって、ライトを直接自分のほうに向けると、今度は眩しくてしかたありません。
「学習に理想的な光とは、光源が目に入らず(眩しくなく)、前方の低い位置から斜めに照らす光である」と考えた寺尾社長は、医療用照明で国内シェアナンバーワンの山田医療照明と、理想的なデスクライトの開発をすることを決意したそうです。
そうして生まれたのが、このBALMUDA The Light(バルミューダ ザ・ライト)。
「フォワード・ビーム・テクノロジー」という技術を用い、ライト自体は下を向いているのに、ライトの中で上向きに発せられた光が反射板にあたって跳ね返り、斜め下30cmあたりのところを照らすことが可能になりました。
上の写真で、ライトの傘の真下ではなく、右斜め下にあるパンフレットの表紙に光が当たっているのがわかるでしょうか。この斜めに照らす光なら、子どもの顔に直接当たることもなく、また子ども自身の頭が手もとに影を作ることもありません。
また、このバルミューダ ザ・ライトの大きな特長は、LEDライト(青色発光ダイオード)ではなく、演色性(=太陽の下で見た色の再現性)の高い紫色ベースの太陽光LEDを採用していることです。
紫の太陽光LED(=医療用LED)は、紫のLED素子に3色の蛍光体をのせたもののことで、赤・青・黄の色をバランスよく発光させる特徴があります。
上は、紫色ベースの太陽光LED(=医療用LED)と、一般的LED(青色発光ダイオード)を比較した表です。紫の太陽光LEDはブルーライトが突出しておらず、幅広く演色性が高いことがわかります。
紫色ベースの太陽光LEDは一般的LEDの5倍ほど値段が高く、さらに複雑な放熱設計が必要だったため、開発には約1年半の歳月を要したそうです。
近年、近視の子どもの割合は増えており、タブレットやスマホなどのブルーライトを含んだ光を長時間見ることもその一因と考えられ、対策が必要だと言われています。
バルミューダ ザ・ライトは、ブルーライトの子どもの視力への影響を心配する方にとって、画期的な商品と言えるかもしれません。
中学生の娘がバルミューダ ザ・ライトを使った感想
さて、ここからは、我が家の中学3年生の長女が、実際にバルミューダ ザ・ライトを約10日間使ってみた感想を紹介します。
長女の部屋は2階の南向きの部屋で、昼は明るいのですが、基本的に平日の家庭学習は夕方から深夜にかけて、つまり、暗くなってからです。
これまでも学習机の上にはライトがあったのですが、なぜか部屋の天井照明の光だけで勉強することが多かった長女。本人はそれでも別に暗くないと思っていたようなのですが、今回バルミューダ ザ・ライトを設置したところ、「わ、すごく明るい!」と驚いていました。
リビング等で天井照明だけで学習をするお子さんも少なくないと思うのですが、推奨される学習環境の明るさ(目が疲れない明るさ)は500ルクス~1000ルクスなのに対し、一般的な家庭のリビングの明るさは150ルクス~300ルクスと、光が足りません。
それなのに、見えないわけではないから、明るさが足りていないということに気付かず学習を続けてしまうことが、問題なのでしょう。
バルミューダ ザ・ライトを使うと、前方の低い位置から斜めに照らす光のおかげで、学習机の真ん中、つまり、テキストやノートのところだけが明るくなります。
部屋全体の明るさとデスクの上の明るさに、はっきり差がつくのです。
「短い時間で良い学習をするには、光が関係します。集中するためには、周囲と自分の見ているところに明るさの差があったほうが良い。周囲の明るさに対して手もとが5倍~10倍明るいと、最も集中力が高まるのです。」と、バルミューダの寺尾社長が話していたのを思い出しました。
自分の頭の影がデスクに落ちることもなく、手もとが暗くなることもありません。
長女にこのライトを10日ほど使わせた後、感想を聞いてみました。
長女:「今までは黄色っぽい光(天井照明の光のこと)に慣れていて、それが普通に感じていたけれど、このライトを使ったらデスクの上の光が白く見えた。」
「部屋全体の明るさよりデスクの上が明るくなったせいかわからないけれど、余計なことが気になりにくくなり、集中力が続くようになった(結果勉強時間が伸びた)。勉強を始めて気づいたら1時間も経っていたこともあった。」
「あと、自分のスイッチが入りやすいっていうか、オン・オフがぱっとできるようになって、気持ちが切り替えやすい気もする。」
感じ方には個人差があるかとは思いますが、我が家の長女の場合は、バルミューダ ザ・ライトのおかげで集中しやすい環境を手に入れられたようです。
もちろん受験生ですから、志望校に合格するためには勉強しなくてはいけないことは自覚しているのですが、今までは集中が続かず、机から離れてベッドにごろんとしてしまうこともあったといいます。
でも、このライトを使い始めて不思議と集中力が続くようになって、家庭学習の時間が伸びたと嬉しそうに話してくれて、私もほっとしました。
子どもが小学生の間は親が勉強を見てあげられると思うのですが、中学生以上になると、基本的に自分で勉強するしかありません。親がしてあげられることと言ったら、栄養のあるご飯を作って、学習に集中しやすい環境を整えてあげることくらいではないでしょうか。
わが家の場合はバルミューダ ザ・ライトがその環境作りに一役買ってくれました。
そうそう、バルミューダ ザ・ライトには、本体に貼ることができる専用ステッカーが付属しています。組み合わせて貼ったり、名前を貼ったりして、自分だけのデスクライトにする楽しさも。
ステッカーは跡が残らず剥がせるタイプなので、子どもが成長とともにシンプル好みになっても心配いりません。
バルミューダ ザ・ライトは、バルミューダオンラインストア、BALMUDA The Kitchen 松屋銀座、主要量販店、百貨店、インテリアショップなどで購入できます。
オンラインストアでは、オンライン購入特典として、1台につき1セット、オリジナル色鉛筆(12色入り)がついてきます(予定数に達し次第終了)。
バルミューダ ザ・ライトは決して安いものではありませんが、子どもはこれからどれだけの年月、机に向かって勉強をするでしょうか。子どもの目を守りたい、子どもに集中できる学習環境を用意してあげたいと思うなら、おすすめのライトです。
公式サイト BALMUDA The Light(バルミューダ ザ・ライト)
実際の学習環境で、BALMUDA The Lightだけの特別な「みやすさ」を実感してみたいという方はぜひチェックしてみてください。