バルミューダのライト BALMUDA The Lightは、子どもたちの目を守る太陽光LEDデスクライト

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

バルミューダのライト BALMUDA The Light

2018年10月26日、バルミューダから子どもたちの目を徹底的に考えて生まれたデスクライト BALMUDA The Light(バルミューダ ザ・ライト)が発売されます。

私はブロガーとしてバルミューダさんからレビューの依頼を請けており、その上で、先日発売に先駆けて行われたプレス発表会@東京・湯島に参加してきました。

この記事ではプレス発表会でのお話を元に、「バルミューダのBALMUDA The Lightってどんなライト?」「子どもたちの目を守る太陽光LEDデスクライトって普通のデスクライトとどこが違うの?」など、バルミューダのライトについての情報をお届けします。

バルミューダのライト BALMUDA The Light

バルミューダのライト BALMUDA The Light プレス発表会

バルミューダのライト BALMUDA The Lightのプレス発表会は、2018年10月23日に、東京都文京区湯島のショールーム「マッシュアップスタジオ」で行われました。

バルミューダのライト BALMUDA The Light プレス発表会

席は報道関係の人たちでいっぱい。

バルミューダのライト BALMUDA The Light

バルミューダの寺尾社長が登壇、BALMUDA The Lightを作ろうと思った経緯から話をしてくれました。

BALMUDA The Light

寺尾社長自身が2人のお子さんの父親であり、家庭で子どもが机に覆いかぶさるようにして学習している様子がとても気になっていたそうです。

大人と違う子どもの視界

特に幼児~小学生の小さな子どもが背中を丸めて机に覆いかぶさるような姿勢になっているのを見たことがありませんか。身体の小さな子どもは目線が低く、視界が狭い(下方向が見えづらい)傾向があります。

そのため、手もとをよく見ようと頭を下げ、上からの光による自身の頭の影が手もとを暗くしてしまっているケースがよくあるそう。積極的に学習をしてほしいけれど、学習時間の増加に伴って、子どもの視力が低下していくのは、やはり心配です。

近視の子どもたちが増えている

近年、近視の子どもの割合は増えており、2017年の調査では小学生の裸眼視力1.0未満の割合が過去最高の32.5%を記録しました。(文部科学省の学校保健統計調査(2017年度)より)

従来の原因に加え、タブレットやスマホなどのブルーライトを含んだ光を長時間見ることも一因と考えられ、対策が必要だと言われていますね。

バルミューダのライト BALMUDA The Light

リビング学習をするお子さんも少なくないと思うのですが、推奨される学習環境の明るさ(目が疲れない明るさ)は500ルクス~1000ルクスであるのに対し、一般的な家庭のリビングの明るさは150ルクス~300ルクスと、光が足りません。

「短い時間で良い学習をするには、光が関係します。集中するためには、周囲と自分の見ているところに明るさの差があったほうが良い。周囲の明るさに対して手もとが5倍~10倍明るいと、最も集中力が高まるのです。」と話す寺尾社長。

つまり、リビングやダイニングで子どもが学習する際は、ペンダントライトや天井の照明だけでなく、きちんとデスクライトを置くほうが良い、ということです。

バルミューダのライト BALMUDA The Light

しかし、一般的なデスクライトは上から照らすために影ができやすく、手もとに500ルクスの明るさが保てません。かといって、前方から照らすと光が直接顔に当たり、眩しくなってしまいます。

バルミューダのライト BALMUDA The Light

学習に理想的な光とは、光源が目に入らず(眩しくなく)、前方の低い位置から斜めに照らす光である、と考えた寺尾社長は、医療用照明で国内シェアナンバーワンの山田医療照明と、理想的なデスクライトの開発をすることを決意したそうです。

バルミューダのライトは山田医療照明との共同開発

世界で最も光に対してシビアなのは「手術室」。その手術室の照明を手掛けている山田医療照明の技術力を用いて、子どもの学習に理想的な光のデスクライトを作ろう!と考えたところが、すごいですよね。

バルミューダのライトは山田医療照明との共同開発

そして「フォワード・ビーム・テクノロジー」という技術を用いて、前方から斜めに照らす光が完成しました。眩しくない理由は、ライト自体は下を向いており、ライトの中で上向きに発せられた光が反射板にあたって跳ね返り、斜め下30cmあたりのところを照らすから。

子どもの学習に理想的な光

そのため、子どもの顔に直接光が当たることもなく、また子ども自身の頭が手もとに影を作ることもありません。

バルミューダのライト 開発の話

プレス発表会は、その後、バルミューダの寺尾社長と山田医療照明の増田社長との対談へ。「バルミューダの寺尾社長に『最高のデスクライトを作りたい』と話を持ち掛けられたときは驚きました。」と話す増田社長。

山田医療照明では、2009年からLEDライト(青色発光ダイオード)を販売していましたが、2015年には青色LEDの販売を停止し、演色性(=太陽の下で見た色の再現性)の高い紫色ベースの太陽光LEDを採用したそうです。

紫のLED素子に3色の蛍光体をのせた太陽光LED

紫の太陽光LED(=医療用LED)は、紫のLED素子に3色の蛍光体をのせたもののことで、赤・青・黄の色をバランスよく発光させる特徴があります。

医療用LED

紫の太陽光LEDはブルーライトが少なく、演色性が高いという利点がある一方、青色LEDの5倍ほど値段が高く、熱効率が悪いため、複雑な放熱設計が必要だったそう。

青色LED

こうして一般的なLED(青色LED)と比較すると、ブルーライトが突出しておらず、幅広く演色性が高いことがわかります。

バルミューダのライト BALMUDA The Light

バルミューダのライト BALMUDA The Lightは、この紫色ベースの太陽光LEDを採用し、約1年半の開発期間を経て完成したそうです。

デザインはあえて”90%の完成度”に留め、残りの10%は使う子どもたちに託したとのこと。付属のシールを貼ったり、色を塗ったり、自由にアレンジをして、自分だけの道具にしてほしいという気持ちを込めたそうです。

バルミューダのライト

「子どもの学習については、これ以上の灯りはないでしょう。これからはもっともっと学習環境にフォーカスされる時代。ただの道具としてではなく、子どもの”所有物”として使ってほしい、子どもにこのライトを好きになってほしい。何かを好きになることで、興味が生まれ、それがクリエイティビティにつながるから。」

そう話した寺尾社長の顔には、このデスクライトへの自信と、このライトが子どもたちの未来を明るく照らすものになるであろうという確信がにじみ出ていました。

バルミューダのライトを実際に使ってみた

バルミューダのライトを実際に使ってみた

発表会の後は同スタジオの2階会場に移し、実際にバルミューダのライト BALMUDA The Light を実際に使わせてもらいました。

医療用LED

ちなみのここの2階会場には手術灯と手術台が設置されていて、本物の医療用照明を見ることができます。

医療用LED

術野(手術を行っている目で見える部分)ってこんなに明るくなるんですね……。

BALMUDA The Lightを実際に使ってみる

バルミューダのライト BALMUDA The Lightの体験コーナーでは、参加者が実際に机に向かい、ライトを付けて明るさを体感しました。

バルミューダのライトを実際に使ってみた

私も早速体験。バルミューダのライト BALMUDA The Lightは6段階に明るさ調整ができるのですが、ダイヤルを回すときに「ド・レ・ミ・ファ・ソ…♪」が流れます。

これは実際にエレクトロニックピアノの音階を生録音しているそう。元ミュージシャンだったという寺尾社長の遊び心と、「音楽が好きな子を増やしたい」という想いが込もっているようです。ちょっと楽しくなりますよね。^^

バルミューダのライトを実際に使ってみた

実際にバルミューダのライトを付けて紙を色塗りしてみたところ。本当に手もとに影ができません。そして、色鉛筆の色がクリア。バルミューダのライトを消して蛍光灯の灯りだけにしたときと比べると、色の鮮やかさがまるで違います。

バルミューダのライト BALMUDA The Light

眩しくない、なのにしっかり明るく、手もとがよく見えるのが実感できました。

部屋全体が明るすぎると何となく落ち着かない(ほかに注意が向く)のですが、部屋はほどほどの明るさで、手もとだけはしっかり明るいと、自然とそちらに目が向く=集中できるものだな、というのがわかります。

太陽光LED

失礼ながら、今回のプレス発表に参加するまでは、「バルミューダはおしゃれ家電だから値段が高い」と思っていたのですが、開発の経緯や青色LEDと紫色LEDの違いについての話を聞き、自分でも使ってみて、先入観が覆されました。

バルミューダのライトは、デザイン性の高さだけでなく、高価な紫LEDを使っており、子どもの目を守るためにさまざまな工夫が施された革命的なライトです。

バルミューダのライト BALMUDA The Light

「ライトは安くて光ればよい」という時代は終わりを迎えているのかもしれません。

バルミューダのライト BALMUDA The Lightは決して安くはありませんが、「ライトを買う」というより、「子どもの目を守り、集中できる学習環境を手に入れることに対してお金を払う」、すなわち環境を買うといってもよいのではないでしょうか。

今回プレス発表会に参加させていただき、受験生の子どもを持つ親として、そんなふうに感じました。

バルミューダのライトはどこで買える? 価格は?

バルミューダオンラインストア、BALMUDA The Kitchen 松屋銀座、主要量販店、百貨店、インテリアショップなどで販売

バルミューダのライト BALMUDA The Lightは、2018年10月26日より、バルミューダオンラインストア、BALMUDA The Kitchen 松屋銀座、主要量販店、百貨店、インテリアショップなどで販売されます。

価格はブラック、ホワイトともに37,000円(税別)です。オンラインストアで購入の場合は全国送料無料となります。

もれなくオリジナル色鉛筆(12色入り)をALMUDA The Light 1台につき1セットプレゼント

また、オンラインストア購入特典として、もれなくオリジナル色鉛筆(12色入り)をALMUDA The Light 1台につき1セットプレゼント!(予定数に達し次第終了)

プレス発表会では具体的な数字は聞けませんでしたが、発売前から想像を超える予約が入っているとのことでした。それだけバルミューダというブランドへの信頼と期待が高く、子どもの目に安心で、集中できるライトを使わせたいと考える親が増えているのではないでしょうか。

公式サイト BALMUDA The Light

バルミューダのライト BALMUDA The Light

私はモニターとしてこれからBALMUDA The Lightを家で使う(実際には娘に使わせる)予定なので、後日実際にライトを使用した感想を交えたレビューを掲載します。商品はまだ手元になく、届くのをウズウズしながら待っているところです。

【追記】その後、実際に自宅で使ってみた感想はこちら
バルミューダのライト BALMUDA The Lightを、中学生の子どもが家庭学習に使った感想【AD】