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滋賀県大津市の標高1100mの山頂にあるびわ湖バレイの絶景スポット「びわ湖テラス」。琵琶湖を一望できる絶景スポットとして有名です。
映える写真が撮れるフォトスポットのグランドテラスや、おいしいジェラートが食べられるテラスカフェ、360度の視界が楽しめるカフェ360などの見どころを紹介します。
(訪問は2021年6月)
もくじ
びわ湖テラス/びわ湖バレイへのアクセス
びわ湖テラス(びわ湖バレイ)の最寄り駅はJR湖西線「志賀」駅です。志賀駅は、JR京都駅から約50分、大阪駅から約1時間20分。
名古屋方面から行く場合もいったん京都まで出て湖西線に乗り換えるのがスムーズです。
JR志賀駅で電車を降りたら、駅前からびわ湖バレイ行きの路線バスに乗ります。びわ湖バレイ行きのバス乗り場は駅を出てすぐ右手にあるので、迷うことはないでしょう。
ただ、バスの本数が少ないのでご注意ください。あらかじめ確認しておくのがベターです。運賃は片道360円(大人)。
【参考】JR志賀駅 ⇔ びわ湖バレイ 路線バス時刻表(PDF)
なお、車でびわ湖バレイに行く場合は山麓エリアに専用駐車場(有料)があります。
ロープウェイ山麓駅から山頂駅へ
路線バスをびわ湖バレイで下車すると、ロープウェイのチケット売り場が見えます。
びわ湖テラスへの会うセスがロープウェイのみなので、ここでチケットを買いましょう。
ロープウェイ料金は以下の通り(往復運賃)。
<往復> | 大人 | 小学生 | 幼児 |
平日 | 3,000円 | 1,500円 | 1,000円 |
土日祝 | 3,500円 | 1,500円 | 1,000円 |
事前購入でお得(往復3,000円→2,500円)になるWeb前売りチケットもあります。
ロープウェイ乗車券は往路で提示、復路で回収されるので、帰りまでなくさないように。
ロープウェイの営業時間は、平日9:30~17:00、土日祝と8月が9:00~17:00です。15分間隔運行(毎時00・15・30・45)となっています。
ロープウェイに乗って、標高1100メートルの打見山の山頂にある山頂駅へ。山頂へ向かうにつれ景色が開けていき、ガラス張りのキャビンから湖と山の景色が楽しめます。
約5分で山頂駅に到着! 眼下に琵琶湖が広がっています。
びわ湖テラス THE MAIN
びわ湖テラスは「グランドテラス」と「ノーステラス」の2つのエリアからなります。
グランドテラス (Grand Terrace)
びわ湖テラスのシンボル「グランドテラス(Grand Terrace)」。濃いブルーの水盤が美しく、琵琶湖の水の色、空の色とのグラデーションが楽しめます。
ウッドデッキ最下段の端っこは絶好のフォトスポット!
水盤のタイルのブルーがとてもきれい。(水盤に足を踏み入れるのはNG)
デッキを歩くと、まるで天空を散歩しているような写真が撮れますよ。
グランドテラスを引きで撮ったところ。標高の高い山頂にあるのがよく分かります。
テラスカフェ (Terrace Café)
グランドテラスの後ろ側には「テラスカフェ」があります。落ち着いたウッディなインテリアの中でくつろげるカフェです。
ドリンクのほか、ビーフシチューやテラスサンドなどの食事メニューもあります。
テラスカフェで販売しているオリジナルジェラートは「近江玄米茶」「古株牧場ミルク」「アドベリーミルク」「近江和紅茶」など、滋賀ならでは味があるのでお試しあれ。
シングルは500円、ダブルは650円です。私は古株牧場ミルクと近江和紅茶のダブルをチョイス。口溶けがなめらかで、さっぱりとしたおいしさでした。
ダイニングレイクビュー(Dining Lake View)
ダイニングレイクビューは、テラスカフェの奥側(グランドテラスと反対側)にあるダイニングレストランです。
グランドテラスに面してはいませんが、お日さまと風を感じられるテラス席も。
ダイニングレイクビューでは、ステーキやハンバーグなどのグリル料理を中心とした食事メニューをカフェテリアスタイルで提供しています。
私はグリルハンバーグ・デミグラスソース(1,600円)+パンセット(500円)をいただきました。こういう場所なので、カフェテリアスタイルでも、価格は街中のレストランより高めな印象です。
ノーステラス (North Terrace)
グランドテラスから回廊でつながるノーステラス。どこまでも続く稜線美と雄大なびわ湖の北湖側を望めます。
インフィニティラウンジ (Infinity Lounge)
このノーステラスにある、びわ湖テラス最高のビュースポットが「インフィニティラウンジ」です。湖面と水盤が一体化した”青の世界”をイメージしたオーダーメイドのソファ席(有料)があります。
有料席なので私が訪問した平日は誰も利用していませんでしたが、デートの思い出作りには最高のロケーションではないでしょうか。
料金は1人3,000円で、ウェルカムドリンクとしてシャンパンを楽しめます。
開催期間は4/28~10/10で、平日・土日祝とも15時がラストオーダーです。
カフェスタンド
ノーステラスにあるカフェスタンドでは、びわ湖ブラックカレー(1,200円)や、湖空ソーダ(800円)などをテイクアウトできます。
グランドテラスなどに持っていって、景色を眺めながらいただけますよ。
打見山山頂から蓬莱山山頂へ
ロープウェイ山頂駅は打見山山頂にあるのですが、隣の蓬莱山山頂にはびわ湖バレイで最も標高の高い「カフェ360(Café 360)」があります。
打見山山頂から蓬莱山山頂へは2つのリフト(打見リフトとホーリーリフト)を乗り継いでいけるのですが、打見リフトは平日のため運行していませんでした。
なので、本来はリフトでらくらく移動できる道のりをてくてく歩いて行きます。
途中にはドッグランや木製の遊具などが設置されていました。
ホーライリフト乗り場に到着。ここから蓬莱山山頂まではリフトで楽に行けます。
なお、打見リフト、ホーリーリフトとも、無料で利用可能です。
蓬莱山の山頂に到着! 先ほどのグランドテラスよりもさらに標高が高く、眺めが良いです。
お天気が良ければ、琵琶湖をはじめ京都や大阪の街並みが見渡せますよ。
カフェ360 (Café 360)
蓬莱山の山頂にある「Café 360」は、アーチ状の大きなウッドデッキからの360度の視界が堪能できるビューポイント。
ときには3,000m級の山々が連なる南アルプスまでも見ることできるとか。
アジアンリゾートにありそうなプレミアムシート(無料)は、絶景が楽しめる特等席。
残念ながらこの日はシートが空かず座れなかったのですが、山の斜面に設置されているので、びわ湖がよく見えそうです。
帰りは再びホーライリフトに乗って、ロープウェイ山頂駅へ戻ります。
(前方に見えるのがTHE MAINのある打見山山頂。こうして見ると、蓬莱山のほうが少し高いのがわかりました。)
再びバスでJR志賀駅へ
びわ湖テラスでたっぷりと楽しんだら、再びロープウェイに乗って山麓駅まで戻ります。下りのロープウェイの最終時刻は17時なので、遅れないようにご注意を。
バスでJR志賀駅に戻る場合は、バスの最終出発時刻も確認しておきましょう。
★印は7/21~8/31のみ運行です。つまり、平日は17時の最終の下りロープウェイで下山したのでは、最後のバスに乗れなくなってしまいます。
バスの時刻から逆算してロープウェイに乗るようにしてくださいね。
バスの時刻より早めにロープウェイで山麓駅に降りてきた場合は、チケット売り場と同じ建物に入っているショップ「びわ湖ストリート」で時間をつぶすのがおすすめ。
びわ湖テラスオリジナル商品や、滋賀の地酒、近江牛商品などが揃っています。
びわ湖テラスの公式サイトには毎日「本日の営業情報」と「本日の天気」が掲載されるので、ぜひ行く前にチェックしてみてくださいね。
(遠くから足を運んでロープウェイが運休では残念すぎますから)
公式サイト びわ湖テラス
びわ湖テラス近くのおすすめ宿
ところで、県外からびわ湖テラスに遊びに行くなら1泊したいところですが、びわ湖テラス周辺にはホテルはあまり多くありません。
私はびわ湖テラスで楽しんだ後は、JR湖西線で「志賀」駅から「おごと温泉」駅まで移動し(乗車時間15分)、温泉旅館「おごと温泉びわこ緑水亭」に泊まりました。
琵琶湖を望む温泉露天風呂付き客室がある旅館で、料理もとてもおいしかったです。
「びわ湖テラスに行くけど、どこに泊まろう?」「せっかくなら滋賀らしい宿がいいな」と考えているカップルやファミリーにおすすめの旅館です。
実際に泊まった感想を上のリンク先ページに詳しく書いています。