「ウォルター少年と、夏の休日」 感想

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楽天レンタルで、「ウォルター少年と、夏の休日」(原題「Secondhand Lions」)という作品を借りて観ました。
(原題の意味は、「中古のライオン」だそうです。)

【STORY】
 『ハーレイ・ジョエル・オスメントが、ロバート・デュヴァルとマイケル・ケインというふたりのオスカー俳優と共演したヒューマンドラマ。夏休みに片田舎を訪れた心を閉ざした少年。一緒に暮らすことになったふたりの老人は、自らの興味深い過去の話をする…。』

正直、このタイトルだけを見たときには興味をひかれなかったのですが、Amazonのレビュー(ウォルター少年と、夏の休日 コレクターズ・エディション [DVD])がかなりよかったので期待を込めて借りてみたという次第です。


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主人公のウォルター少年を演じるハーレイ・ジョエル・オスメント君は、「シックス・センス」や「A.I」に出ていたあの男の子です。(かなり成長してますね~。)

父親のいない14歳のウォルター少年は、母親の勝手な都合で、夏休みの間テキサスの片田舎に住む大叔父たちの家に預けられることになります。大叔父さんたち(ハブとガースの老兄弟)に会うのは初めてのウォルターは、無愛想で自分を歓迎してくれるふうではない老兄弟や、テレビも電話もないボロ家での暮らしに戸惑うばかり。

しかし、戸惑っていたのはウォルターだけではなく、突然14歳の居候ができたハブとガースも同じで、どのように子どもに接したらよいのかわからなかったのです。

そんなある日、ウォルターは屋根裏部屋の古いトランクに美しい女性の写真を発見し、その女性についての話を、ガース(老兄弟の兄)から聞き出します。写真の女性は砂漠の王女であり、その王女と若き日のハブ(老兄弟の弟)の物語を・・・。

ぎこちなく歩み寄りながら、少しづつ心を開いていく少年と老人たち。母親の嘘を知り、何を信じればよいのかわからなくなるウォルターに対して、ハブが「それが事実であるかそうでないかは別にして、自分が真実だと思うものを信じろ。」というシーンがとても印象的でした。

どう大人になっていけばわよいかからないウォルターと、どう”老い”を受け入れていけばわからない老人たち。キャストたちの名演もあって、見ごたえのある作品に仕上がっています。
ライオンや、とうもろこし畑や、的撃ちみたいなマシーンもいい味出してました。

「最高の人生の見つけ方」然り、どうも私は味わい深い老人(たち)の出る映画にヨワいみたい。でも、Amazonのレビューどおり、見る価値のある映画だと思いました。泣ける映画ではなかったけれど、じんわり心に染みる映画、少年と老人が出てくる映画にヨワイ方におすすめします。

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Amazon: ウォルター少年と、夏の休日 コレクターズ・エディション [DVD]
(↑このページのレビューを読んで、この映画を観てみたくなりました。)

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