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ニュージーランド北島を代表する観光地ロトルア(Rotorua)。
環太平洋火山帯上に位置するロトルアは地熱活動が活発で、泥火山や、噴き上がる間欠泉、温泉で有名です。あちこちに天然温泉が湧き、湯煙が立ち上っている場所があり、硫黄のにおいが鼻をくすぐります。
ロトルアに来たからにはやっぱり天然温泉に入りたくて、今回はニュージーランド随一の国際的温泉複合施設「ポリネシアン・スパ」に行ってきました。
海外の温泉は水着着用ですから、館内の様子もしっかり写真付きでお届けします♪
もくじ
オークランドからロトルアへのアクセス
ポリネシアンスパのあるロトルアは、ニュージーランドの国際空港のあるオークランドから車で約3時間、電車で約4時間半、飛行機(国内線)で約40分の距離です。
今回の旅行ではニュージーランド航空さんより成田⇔オークランド間の往復航空券のほか、ニュージーランド国内線を片道2区間(1往復)提供していただけたので、私はオークランド⇔ロトルアの飛行機を予約して空路で移動しました。
ポリネシアンスパはロトルア中心部から歩いて行ける
ポリネシアンスパは、ロトルア市内中心部から歩いて5分ほどの距離で、Government Gardens(政府庭園)の中にあります。
実は、ロトルアにはもうひとつHells Gate(ヘルズ・ゲート)という有名な泥温泉もあるのですが、そちらは空港からロトルア市内中心部とは逆方向にあるため、ややアクセスが不便。その点、ここポリネシアンスパは市内中心部から徒歩5分ですし、夜も11時まで営業しているので、一日遊んだ後でも行くことができます。
私もホビット村映画ロケ地ツアーに参加した後、ツアーバスがロトルア市内中心部で18時ころ解散だったため、そのまま歩いてポリネシアンスパに行きました。
”Polynesian Spa”は日本語で書くと「ポリネシアンスパ」ですが、英語だと「ポリネィジアンスパ」と発音します。「ネィ」のところにアクセントを置く感じ。
ポリネシアンスパ 料金
ポリネシアン・スパには計26の温泉プールがあり、4つのエリアに分かれています。レイクスパ、大人専用プール&プリスト・スパ、貸切り用プール、ファミリースパから好きなエリアを選んで、入り口で料金を支払います。
日本の温泉は、大人いくら、子どもいくら・・・というようにシンプルな値段設定なので、初めてポリネシアンスパに行った人はちょっと戸惑うかもしれません。
大人(15歳以上)だけで行くのであれば、いちばん安価でもっとも多くの人が利用しているのが、Adult Pools & Priest Spa(大人専用プールとプリストスパ)で、料金は27NZ$(約1,974円)。鍵のかかるロッカーを使いたい場合は5NZ$で借りられます。私はパスポートや財布、デジタル一眼レフカメラなど貴重品を持っていたので、ロッカーを借りて鍵を手首に常時つけておきました。
(※ロッカー利用料は5NZ$ですが、最初にデポジット=預り金として5NZ$を加え、10NZ$を支払います。帰るときにレシートを見せるとデポジットの5NZ$を返却してもらえます。)
今回私は一人旅だったのでAdult Pools & Priest Spa(大人専用プールとプリストスパ)を選びましたが、15歳未満のお子さんのいるファミリーの場合には、Private Pools(貸切り用プライベートプール)、もしくはFamily Spa(ファミリースパ)を利用することになります。
ところで、私、海外の温泉は(日本の銭湯と違って)水着着用ということを知っていたのに、日本から水着を持ってくるのを忘れてしまいました…。でも大丈夫、ポリネシアンスパは水着レンタル(5NZ$)、タオルレンタル(5NZ$)も可能なので、手ぶらで行ってもオーケイ!
私はタオルだけは持っていたので、入浴料27NZ$+ロッカー5NZ$+水着レンタル5NZ$で、計37NZ$(約2,706円)を支払いました。日本のスーパー銭湯の感覚からすると高いですが、銭湯というよりリラクゼーション施設という感じなのかも。
(※日本円の価格はこの記事の執筆時点、2016/6/29のレート、1ニュージーランドドル=72.3円で計算しています。)
ポリネシアンスパの大人専用プールとプリストスパ
Adult Pools & Priest Spa(大人専用プールとプリストスパ)には、大型プールと3段プール、癒しの湯として知られる3つのプリストスパがあります。スパ内部は硫黄のにおいの湯煙が立ち込めていますが、半屋外なのでそこまでキツくはありません。
入ってすぐのところにある大型プール(温水)には、ゆったりと泳いでいる人や、水中歩行をしている人の姿がありました。
半屋外のようになっている3段プール(温水)。
ポリネシアン・スパはロトルア湖を見渡せる場所にあり、ほとんどのプールから湖を眺めることができます。
エリアのいちばん奥にあるプリストスパは、ロトルア湖に面していて眺めがよく、開放感があるからか、たくさんの人が入っていました。
ゆったり温泉に浸かりながら、ロトルア湖の対岸の灯りをぼ~っと眺めていると、時間を忘れてしまいそうなほどリラックスできます。
昼間は昼間で、また違った景色が楽しめるのでしょうね。^^
日本の一般的な温泉や銭湯に比べると、お湯の温度はやや低め(ぬるめ)ですが、ぬるすぎるということはなく、冬の夜でもじゅうぶん温まることができました。
ホビット村でけっこう歩き回ったけど、足の疲れも取れた気がします。
水着着用で男女混浴は、日本人からすると不思議な感じがするかもしれませんが、とても気持ちよくのんびりとお湯につかることができたので、ロトルアを訪れる際にはぜひポリネシアンスパに立ち寄ってみてください。ロトルアの温泉は硫黄泉で、硫黄泉は美肌の湯と言われているので、特に女性におすすめです。
(プリストスパは、浅い地層から湧き出す酸性の天然温泉、その他の温泉プールはアルカリ性で、深い地層から湧き出すお湯を使っているとのこと。)
私は利用していませんが、ポリネシアンスパには、オプションでスパセラピーや泥パックなどのエステメニューもあります。
ポリネシアン・スパ – Polynesian Spa
Lakeside. Hinemoa St, Rotorua. New Zealand
<営業時間>
温水プール: 8am – 11pm
最終入館: 10.15pm
スパセラピー: 10am-7pm
公式サイト: ポリネシアン・スパ – Polynesian Spa
Special thanks: ニュージーランド航空
[当記事はニュージーランド航空より往復航空券をご提供いただき執筆しています。航空券以外の現地でのツアー参加費、体験、飲食、宿泊等は自己負担です。]