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ニュージーランド旅行2日目は、ホビット村映画ロケ地ツアーに参加しました!
私は『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』シリーズの大ファンで、今回ニュージーランド旅行に行けることになったとき、真っ先に選んだ目的地がここ、ホビット村映画ロケ地(HOBBITON MOVIE SET)でした。
映画に登場するホビット村(ホビット庄)がそのままの形で残されており、ビルボ・バギンスとフロド・バギンスの袋小路屋敷を初めとするホビット穴、谷、湖、池などを見てまわって、緑竜館(グリーンドラゴン)で実際に飲食もできるので、まるで映画の中の世界へ入り込んだような気分になれる場所です。
では、さっそくホビット村映画ロケ地ツアーの様子をお届けしますね!
もくじ
ホビット村映画ロケ地ツアーへの参加方法
ホビット村(Hobbiton Movie Set)のあるマタマタ(Matamata)は、オークランドから南東に車で約3時間の距離。オークランド発着のツアーもありますが、私はニュージーランド航空国内線でロトルア(Rotorua)に移動し、ロトルア発着ツアーに申し込みました。ロトルアからマタマタのホビット村までは車で1時間ほど。
なお、「ウール100%」というブログにホビット村へのアクセスが詳しく書かれていて、参考になります。私はロトルア発ロトルア着ツアーを利用しましたが、オークランド発ロトルア着など発着点を変えることも可能なので、ホビット村ロケ地ツアーバスをニュージーランド国内の移動手段のひとつにしてしまうのも手。
ちなみに、ホビット村ではツアーでしか入ることができません。レンタカーなどで自力でホビット村へ行く場合は、ホビット村の入り口にある「Shire’s Rest(シャイアズレスト)」というお店が集合場所になります。
ホビット映画村ロケ地ツアーの参加費は、ロトルア発着のツアーの場合、大人1人(17歳以上)は114NZ$(約8,245円)、ユース(9歳~16歳)は74NZ$(約5,352円)、子ども(0歳~8歳)は35NZ$(約2,531円)となっています。
「Shire’s Rest(シャイアズレスト)」に自力で行き、そこから参加する場合は79NZ$(約5,713円)、ユース(9歳~16歳)は39.50NZ$(約2,856円)、子ども(0歳~8歳)は無料。
(※日本円の価格はこの記事の執筆時点、2016/6/29のレート、1ニュージーランドドル=72.3円で計算しています。)
なお、料金はシャイアズレストからホビット村中心部までのバス移動、ガイディング(英語)、グリーンドラゴンでのドリンク1杯を含んでいます。
▼ロトルア発着ツアーはこちらから申し込めます(英語サイト)
Tours from Rotorua – Hobbiton Movie Set Tours
ロトルア市内の集合場所よりマタマタへ
ロトルア発着ツアーに参加する場合は、ロトルア市内中心部にある「Hobbiton Movie Set Store(ホビトン・ムービー・セット・ストア)」に集合し、ツアーバスを待ちます。ロトルア発ホビット村映画ロケ地ツアーは1日に2本出ており、午前の回は8時集合、午後の回は13時集合となっています。(私は午後の回に参加。)
なお、ツアー参加者はここでホビット村に関するリーフレットをもらうのですが、日本語バージョンもあるので、欲しい方はそう伝えてみましょう。
陽気なマオリのおじさんの運転するツアーバスに乗り込み、マタマタへ出発!
このおじさん、すごくテンションが高くて、運転中もずーっとジョークをまじえて通過する場所の紹介をしてくれました。早口の英語だったのでわからないところもありましたが、楽しかったです。^^
ホビット村映画ロケ地ツアー(Hobbiton Movie Set) 開始
約1時間のドライブの後、ようやくホビット村(Hobbiton Movie Set)の入り口に到着。ここに「Shire’s Rest(シャイアズレスト)」があるので、トイレ休憩を兼ねて現地集合のツアー参加者と合流します。
「Shire’s Rest(シャイアズレスト)」には、映画グッズを販売する売店、カフェ、トイレなどがあります。ツアー終了後にもここで少し休憩時間を取ってくれるので、おみやげを買うなら帰りがよいかもしれません。
トイレ休憩後、再びツアーバスに乗り込み、シャイアズレストからホビット村ロケ地まで移動します。なにしろ、めちゃくちゃ広大な敷地で、入り口からロケ地までも羊や馬が放牧されている丘を通って、かなり進まなくてはならないのです。
ホビット村を歩いて映画の世界に入り込んだ気分に
やっとホビット村(映画ロケ地)に到着!
目の前には映画の中の世界がそのまま広がっていて感激です!!
ホビット穴(ホビットの住居)は全部で44戸。丸い扉の大きさはいろいろです。
かなり小さい扉のついてるホビット穴もありました。
ホビット穴の前にはパンやお菓子を乗せたテーブルがあったり、粉の入った袋が積まれていたり、魚が干してあったり、畑の物干しにはホビットの洋服がつるされていたりと、細部まで丁寧に再現されているので、映画ファンにはたまりません♪
ホビット穴の中には入ることができませんが、上写真の大きな扉のホビット穴だけは中に入れるようになってて、記念撮影ができます。
(残念ながら中は土間のようになっているだけで室内セットはありませんが。)
ビルボとフロドのホビット穴「袋小路屋敷」
ガイドさんの後についてさらに少し歩くと・・・
ビルボ・バギンスとフロド・バギンスの家である袋小路屋敷に到着!
『ロード・オブ・ザ・リング』の冒頭で、ビルボが書いてフロドに貼り付けさせた「パーティーのお誘い以外お断り」の張り紙もちゃんとあって感激。
ここでガンダルフが「古い友達でもかね?(How about very old friend?)」というあのシーンが撮影されたのですね~。
袋小路屋敷の前で記念撮影。実際のビルボ・バギンスの家(ホビット穴の中の様子)は別のところで撮影されているそうで、この穴の中に映画セットがあるわけではありません。(玄関から廊下の入り口あたりまでは内装が施されているそう。)
ホビットの酒場、緑竜館 (Green Dragon)
さらに少し歩くと、「緑竜館(グリーンドラゴン)」に着きます。ここはJ.R.Rトールキンの原作には『Green Dragon Inn』として登場するホビットの酒場。映画ではフロドたちが集まって飲んでいましたね。ツアーの一行はここで15分休憩します。
「緑竜館(グリーンドラゴン)」では、昔ながらの英国風エール、アンバーブラウン・エール、アップルサイダーなどの飲み物をいただけます。アップルサイダーはアルコール入りなのでご注意を。お酒の飲めない人にはノンアルコールの自家製ジンジャービアもあります。ドリンクは最初の一杯は無料(ツアー代に含まれる)。
緑竜館の中の木の家具は原産種のマキ科の木材から手作りしたもの。床材から天井の梁まで、『ロード・オブ・ザ・リング』に登場するものとそっくりに仕上げているそうです。
ビーフエールパイ(6NZ$)、コールドポークパイ(6NZ$)、ビスケット(3NZ$)、スコーン(3.5NZ$)などの軽食もいただけます。私はガイドさんにおすすめされたビーフエールパイを注文して食べたのですが、熱々のパイの中にお肉がゴロゴロ入っていて、とっても美味しかったです♪
ホビット村ロケ地ツアーを終えて
私がツアーに参加した日は朝から雨だったのですが、ツアーの途中で雨がやんで、緑竜館を出るころには空も明るくなっていました。湖に写る木の影がきれい。
(※ホビット村ロケ地ツアーでは無料で傘を貸し出しているので、お天気が心配なときでも傘を持っていく必要はありません。)
「ホビット村ロケ地ツアーに来るのが夢だったの!」と興奮気味に話していたデンマーク人カップル。夢に見た映画の世界の中を歩くことができて感激もひとしお。
もう少しここにいて、夕日に染まるホビット村の様子を見られたら…と思いましたが、ツアーはこれで終了。再びツアーバスに乗ってロトルア市内に戻ります。
移動時間を含め、約5時間のツアーでしたが、映画の中のホビットの村に入り込んだ気分になれる、本当に素敵なツアーでした。うっとり。
ちなみに1グループに1人ガイドさんがついてホビット村の中を周りながらセットの説明をしてくれたり、こちらの質問に答えてくれたり、頼めばカメラのシャッターを切ってくれたりします。説明はすべて英語ですが、わからなくても特に困ることはありません。(グループから離れないようにさえすればOK)
『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』シリーズのファンの方は、ニュージーランドに行く機会があれば、ぜひホビット村ロケ地ツアーに参加して、ホビット村に足を運んでみてください♪
Special thanks: ニュージーランド航空
[当記事はニュージーランド航空より往復航空券をご提供いただき執筆しています。航空券以外の現地でのツアー参加費、体験、飲食、宿泊等は自己負担です。]