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今回のニュージーランド旅行は、Linkトラベラーズ企画で、ニュージーランド航空さんより往復航空券を提供していただいたわけですが、ニュージーランド航空便の特徴、飛行機の中の様子、サービスなどについて「ここがスゴイ」と思ったことを紹介したいと思います。
日本(成田空港)からニュージーランド(オークランド空港)までは直行便で10時間半~11時間程度の長距離フライト。機内でいかに快適に過ごせるかは、旅の満足度を決める大きな要因になりますよね。
私は今回初めてニュージーランド航空を利用したのですが、結論から言うと、客室乗務員さんたちはフレンドリーで、機内食もおいしく、ニュージーランド産のワインも飲み放題、タッチスクリーンのオンデマンド式機内エンターテイメントも充実していて大満足。すっかりニュージーランド航空のファンになっちゃいました!
もくじ
ニュージーランド航空の特徴
ニュージーランド航空(Air New Zealand)は、日本から唯一、ニュージーランドへの直行便を運航している航空会社。成田国際空港から約10時間半~11時間でニュージーランドの玄関口・オークランド(Auckland)へ到着します。
成田からオークランドまでは毎日1便、計週7便が運航されていて、2016年12月1日~2017年3月にはさらに週3便の増便(計週10便)を予定しているとのこと。
また、現在は日本からは成田発着便のみですが、ニュージーランドの夏期にあたる2016年11月4日~2017年3月26日にかけて、関西国際空港からオークランド国際空港まで、週3便を787-9型機で運航します。
残念ながら、私の最寄り空港である中部国際空港(セントレア)からの直行便はないのですが、ニュージーランド航空は全日空(ANA)とコードシェア提携しているため、日本各地から便利な乗り継ぎが可能です。
私も今回中部国際空港から成田空港へのANA便を利用したのですが、中部国際空港で預けた荷物は成田で受け取る必要がなく、そのままオークランドまで運ばれるので便利です。成田での乗り継ぎ時間も2時間台なのでちょうどいい感じ。
(ANA国内線の到着、ニュージーランド航空国際線の出発ともに成田空港第1ターミナルのため、ターミナル間移動も必要ありません。)
成田-オークランド便は、日本を夜に出発し、翌朝オークランドに到着するため、機内でしっかり眠って、翌日は朝から行動開始できるのが嬉しいポイント。
ニュージーランドと日本の時差は3時間(ニュージーランドのほうが3時間進んでいる)なので、同じ長距離フライトでも、ヨーロッパやアメリカに行くときに比べて時差ぼけになりにくい気がします。
ニュージーランド航空機 機内サービス
私は2016年6月30日、午後6時30分発のニュージーランド航空NZ90便に搭乗して、成田空港からオークランドへ出発しました。成田-オークランド路線は、現在、全ての便がボーイング社最新鋭の787-9型機運航で運航されています。
「KIA ORA!(こんにちは、ようこそ)」とニュージーランドの先住民であるマオリの挨拶で温かく迎えてくれる客室乗務員(キャビンアテンダント)さんたち。
彼女たちが着ている制服の模様は、ニュージーランドの先住民であるマオリの伝統的な文様だそう。おしゃれですよね!
なお、ニュージーランド航空では、成田-オークランド便には日本人または日本語を話せる乗務員が必ず1名搭乗しているので、英語が不安な方も安心です。
ニュージーランド航空 機内安全ビデオ
ニュージーランド航空といえば、思わず見入ってしまうユニークな機内安全ビデオで有名です。
私はYouTubeでホビットシリーズの機内安全ビデオ(エルフやドワーフが登場するバージョン)見たことがありますが、最新作はラグビーW杯2連覇を達成したオールブラックスのメンバーが出演する「メン・イン・ブラック×オールブラックス」編。
ラップのリズムに合わせてノリノリで機内安全について説明。ニュージーランド航空に乗ったら、ぜひ機内安全ビデオに注目を!
オンデマンド式機内エンターテイメント
話題のハリウッド最新作から邦画まで、合計1700時間(787-9型の場合)を超えるプログラムが楽しめるタッチスクリーンのオンデマンド式機内エンターテイメントがすべてのシートの前に設置されています。
「ドラマ」「ファミリー」「キッズ」などのジャンルに混じって、「ホビット(Hobbit Tales)」というジャンルがあるのはさすがニュージーランド航空!
ホビット村ロケ地ツアーに行く前、あるいは行った後に観ると、気分が盛り上がること請け合いです。
ちなみに、このタッチスクリーン・モニターは基本的に英語のみですが、入国審査カード(Arrival Cards)の書き方のみ日本語で説明されています。
入国審査カード(Arrival Cards)の書き方
どの国に旅行するときもそうですが、飛行機で外国へ旅行する場合、機内で配られる入国審査カードに記入し、入国時に提出する必要があります。
英語に不慣れな方だと、この入国審査カードの書き方(携行品の申告など)に悩んでしまうと思うのですが、ニュージーランド航空の便では座席前のモニターから日本語での入国審査カードの書き方の説明を見ることができます。
ホームページ(最初の画面)から「Arrival Cards」のところにタッチし、画面の下のほうの「ニュージーランド入国審査カード」というところをタッチすれば、入国審査カードの各項目の日本語での説明が表示されます。
ニュージーランドは特に食品の持ち込みに対して厳格なので、食品(お菓子を含む)を持っている場合は、きちんと持っていることを申告しましょう。申告せずに荷物に入っているのが見つかった場合、その場で罰金になるそうなのでご注意を。
ニュージーランド産ワイン飲み放題
ニュージーランド航空では、エコノミークラスでもワインが飲み放題!
ワインコンサルタントが厳選したクオリティの高いニュージーランドワインは、ピノ・ノワール(赤)、メルロー(白)、ソービニヨン・ブラン(白)など幅広い品ぞろえで、ワイン好きにはたまりません♪
食事の提供時にはもちろん、それ以外の時間でも、ワイン、コーヒー、紅茶、ジュースなどを好きなときに頼むことができます。
(気流の悪いところを通過中でシートベルト着用サインが出ているとき、離陸直後、着陸前などサービスができない時間帯があります。)
日本語での説明がないのでちょっとわかりづらいのですが、座席の前にあるタッチパネル・スクリーンの「Food&Drink」というところから注文することができます。
水、オレンジジュース、アップルジュース、トマトジュース、コカ・コーラ、ダイエットコーラ、スプライト、ジンジャーエール、ソーダウォーター、トニックウォーター、コーヒー、セイロンティー、緑茶、ミロ、お湯、Steinlarger Pure、Stella Artois(ラガー)、スパークリングワイン、シャルドネ、ソービニヨン・ブラン、ピノノワール、ピノグリ、ぜーんぶ無料で、何度でも注文可能。
通路側でない席に座っていると、客室乗務員さんを呼び止めて、「すみませーん、ワインください。」というのはちょっと言いづらいものですが、モニターからオーダーして座席まで持ってきてもらえるのはありがたいですね。^^
ただし、機内は気圧の関係で酔いが回りやすいと言われていますから、無料で飲み放題だからといって、飲み過ぎにはご注意を。
ニュージーランド航空 スカイカウチ
ニュージーランド航空の飛行機のエコノミークラスには、「スカイカウチ」と呼ばれる特別なシート(座席)があります。
窓側3列の座席をつなげ、フットレスト(足置き)を座面と水平になるように起こして、フラットにできるんです。肘置きを全部あげてしまえば、そこはまるでソファベッド!
今回は特別に、ニュージーランド航空の厚意でスカイカウチを体験させていただきました。おかげで10時間を超える長距離フライトでも体を横にしてぐっすり。
私は一人旅でしたが、スカイカウチはカップルや子ども連れの旅行者にもおすすめのシートだと思います。機内でぐっすり眠ることができたら、翌日は朝からアクティブに動くことができますね!
ニュージーランド航空の感想 まとめ
以上、ニュージーランド航空便の特徴、飛行機の中の様子、サービスなどについて、私が「ここがスゴイ」と思ったことの紹介でした。
設備もサービスも大満足のフライトでしたが、あえてリクエストを挙げるとすれば、機内販売があるとなお良いな、という点。
スクリーン・モニターからニュージーランドワインやニュージーランド航空限定グッズなどの注文も可能なのですが、こちらは機内でものを受け取れるわけではなく(そもそも機内に販売品を積んでいない)、オーダーして後日自宅に届けてくれるサービスです。
ワインなどを何本も購入する場合の配送サービスは確かに便利なのですが、Tシャツ一枚やお菓子などちょっとしたものは(配送にすると送料がかかってしまうので)機内で買えるといいのになぁ、と思いました。
それを除けば、ニュージーランド航空の機内サービスはほんとうに素晴らしくて、快適な空の旅を楽しめました。機内食もおいしかったですよ~!
▼ニュージーランド航空の機内食に関する記事はこちら
ニュージーランド航空の機内食、おいしかった! ニュージーランド旅行記7
Special thanks: ニュージーランド航空
[当記事はニュージーランド航空より往復航空券をご提供いただき執筆しています。航空券以外の現地でのツアー参加費、体験、飲食、宿泊等は自己負担です。]