名古屋から金沢へは特急電車しらざぎと高速バスのどちらがいい? 往復運賃7,200円の高速バスがおすすめ

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JR金沢駅

名古屋から金沢(名古屋駅から金沢駅)へ行くなら、電車とバス、どちらが安くて便利?

先日、仕事で金沢へ行くことになった私。名古屋から金沢(名古屋駅から金沢駅)へ行くのは初めてだったので、どの行き方がいいかわからず、電車(特急しらさぎ)を利用する場合と、高速バスを利用する場合とで、所要時間および料金(往復運賃)を比較してみました。

名古屋から金沢へ行くなら電車とバス、どっちがいい?

名古屋から金沢へ行く場合の主なルートは、以下の3つです。

[2019年10月料金改定済]

  • 名古屋駅から米原駅まで新幹線、米原駅から金沢駅まで電車(特急しらさぎ)に乗る。
    所要時間は片道約2時間30分、往復運賃は14,740円(自由席)~16,320円(指定席)。
  • 名古屋駅から金沢駅まで電車(特急しらさぎ)に乗る。
    所要時間は片道約3時間、往復運賃は13,860円(自由席)~14,920円(指定席)。
  • 名古屋駅から金沢駅まで高速バス(ハイウェイバス)に乗る。
    所要時間は片道約4時間、往復運賃は7,200円(往復割引切符適用)。

名古屋から金沢へ行くには、新幹線と電車(特急しらさぎ)を併用するのが最速ではありますが、米原駅で新幹線から電車への乗り換えがあり、待ち時間も発生するので、その点がちょっと面倒といえば面倒。

そして、全行程を電車(特急しらさぎ)と乗る場合と、高速バスに乗る場合を比較すると、片道で1時間しか違わないのに、往復運賃が2倍以上(約7,000円)も変わる(※指定席の場合)ことに驚きます。

新幹線や電車には往復割引がないのに対して、高速バスには割引率のよい往復割引が適用されているため、より価格差が大きくなっています。

(※名古屋から金沢の高速バスは、片道だけだと4,500円ですが、往復チケットを購入すると往復で7,200円になるため、とてもお得です。~

所要時間と往復運賃のバランスを見ると、名古屋から金沢へ行くには高速バスを利用するのが総合的におすすめと言えます。

名古屋から金沢への高速バスの利用方法

ハイウェイバス 名古屋-金沢往復

(※上記画像は2016年10月のもののため、往復運賃が6,170円となっていますが、2019年10月現在、名古屋⇔金沢の高速バスの往復運賃は7,200円となっています。)

名古屋から金沢(名古屋駅から金沢駅)への高速バスに乗るには、ハイウェイバスドットコムの利用が便利です。出発地と到着地を選んで検索すれば、それにあったルートの高速バス情報が表示されます。

ハイウェイバスドットコムでは、高速バスの予約はもちろん、予約の空き状況、各路線情報、バス停情報を調べることも可能。ネットからバスの座席指定も行えますよ。

往復予約

往復運賃を適用させるためには「往復予約として復路の選択」をする必要があるので、お間違えのないように。片道ずつ別々に購入してしまうと、往復割引が適応されません。

支払いは、オンライン決済もできますし、当日バス乗り場のカウンターもしくはバスの運転手さんに直接支払うこともできます。オンラインクレジット決済をした場合は、乗車する際に、プリントアウトしたWEB乗車券、または画面表示できるケータイ乗車券を持参すること。

決済後に予約変更・解約(キャンセル)する場合は、無料もしくはかかっても100円の手数料だけなので、「予定が立ちにくい」「急に予定変更の可能性がある」「子どもが体調を崩さないか心配」という方も安心して申し込めると思います。

名古屋から金沢への高速バスに乗った感想

名古屋発金沢行き 高速バス(ハイウェイバス)

名古屋発・金沢着の高速バスは、名古屋駅新幹線口高速バス乗り場、または名鉄バスセンター3Fからの出発となります。

名鉄バスセンターは、名古屋駅前・名鉄百貨店メンズ館の3階4階(ビル内)にあり、名古屋駅桜通口からは徒歩約5分。バスターミナル内にはコンビニもあります。

名古屋から金沢行き 高速バス(ハイウェイバス)

名古屋発・金沢着の高速バスは、4列シートのゆったりした座席のバス。運行会社は、名鉄バス、JR東海バス、北陸鉄道、西日本JRバスのいずれかとなります。(便によって異なる。)

各座席にはヘッドレスト、フットレスト(足置き)、携帯・スマホ用充電コンセントが備わっています。また、バス車内後部にはトイレもあるので、トイレが近い人や子ども連れの場合も安心。

(※ゴールデンウィーク・お盆などの繁忙期には、続行便がトイレなし4列シート車両になる場合があるとのこと。)

片道4時間は、寝てしまえば結構早いですし、乗り換えの必要もないので気分的にもラクだと思います。

(ただし、それでも日帰りで合計8時間バスに乗るとなると、お尻が痛くなりそう&金沢での滞在時間が短かすぎるので、やはり金沢に1泊以上するのがおすすめ。)

名古屋から金沢へ向かう途中、福井県のサービスエリアで休憩時間があるので、立って足を伸ばしたり、トイレ、売店などに立ち寄ることも可能です。

なお、名古屋からの高速バスは、金沢駅東口に到着します。金沢市内の観光スポットへ行くためのバスに乗るバスターミナルもすぐ目の前なので便利です。

(本記事は2019年10月からの消費税改訂後に伴い、料金を修正しました。)

金沢観光におすすめのスポット

名古屋から金沢は、高速バス利用なら片道4時間、往復料金が7,200円と聞くと、「へぇー、意外と安く行けるんだなぁ。」と思いませんか。

北陸新幹線が開通して東京からのアクセスも便利になり、ますます人気が高まっている金沢。

高速バスで名古屋から金沢へ行くのは、所要時間だけで比較すれば東京から金沢へ新幹線で行くのより時間がかかりますが、料金面では、名古屋-金沢はとっても行きやすいんです!

「名古屋から往復で7,200円なら、今度の休みに金沢に行ってみるのもいいかも。」と思った方、金沢には魅力的な観光スポットがたくさんありますが、実際に私が行ったおすすめの場所の詳しい記事を以下にまとめておきます。

金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館は、2004年10月に「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的に開設された美術館です。

現代的なモダンアートや造形物、空間そのものが作品になっているものが多いので、実際にその場で体感するのがおすすめ。個人的には、レアンドロ・エルリッヒの≪スイミング・プール≫と、加賀友禅の手法や図案から構想されたマイケル・リン作の市民ギャラリーが印象的でした。

▼金沢21世紀美術館の記事はこちら

金沢に行ったら訪れてみたい! 金沢21世紀美術館は現代アートに触れられる観光名所

兼六園 時雨亭の呈茶

金沢 兼六園 時雨亭

金沢の特別名勝・兼六園は、日本三名園のひとつとして有名。その兼六園の隅にひっそりと建っている「時雨亭」では、お庭を眺めながらおいしいお茶と和菓子をいただくことができます。

座敷からガラス越しに眺めるお庭はとても美しく、贅沢な景色をひとり占めしている気分。ほっとくつろげるようで、でも背筋がしゃんと伸びるような、静かな時間を味わってみませんか。

▼兼六園・時雨亭の記事はこちら

【金沢女子旅】特別名勝・兼六園の中にある時雨亭でお茶をいただき、お庭を愛でる

金沢 東山 ひがし茶屋街

金沢 ひがし茶屋街

石川県金沢市の東山にある「ひがし茶屋街」は、明治初期に建築された古い建物が多く残る、重要伝統的建造物群保存地区。揃いの出格子の町屋が建ち並び、中でも、文政三年(1820)に建てられ、江戸時代の姿がそのまま残っている「志摩」というお茶屋は国の重要文化財になるほど有名。

しっとりとした雰囲気の漂う茶屋街はそぞろ歩きも楽しく、国内外からたくさんの観光客が訪れています。老舗が多く、金沢らしいお土産を買うのにもぴったりの場所です。

▼金沢 東山 ひがし茶屋街の記事はこちら

【金沢女子旅】古都金沢 東山ひがし茶屋街 重要伝統的建造物群保存地区をぶらり散策

加賀友禅を着て兼六園にいる女性

春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉、そして兼六園の雪つりで有名な冬、季節ごとに美しい姿を見せてくれる金沢は、旅行者にとってとても魅力的なまち。

さらに、北陸の海の幸や伝統的な和菓子など、金沢にはおいしいものもたくさん。高速バスを利用して交通費を節約し、浮いたお金で金沢のおいしいものを楽しむというのもいいですね。

次の休みに、ちょっと足を伸ばして金沢旅行はいかがですか?

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(本記事は2019年10月からの消費税改訂後に伴い、料金を修正しました。)