チェコ・ミクロフの「シュタインハウス」は16世紀の建物をリノベーションしたおしゃれなホテル

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ミクロフのホテル シュタインハウス

チェコ南東部の町・ミクロフ(Mikulov)では、「シュタインハウス(ŠTAJNHAUS)」というホテルに泊まりました。

「シュタインハウス」は、ミクロフの歴史中心部のユダヤ人地区にある16世紀の建物をリノベーションして作られたホテルです。まだオープン2年目で、とれもきれい。

エントランスはセキュリティがかかっていて、鍵を近づけないと開きません。

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウス

エントランスからは入ったホール。天井から吊るされている飾りは、真下から見るとユダヤ教のシンボルである「ダビデの星」の形をしていました。

なお、このホテルはすぐ近くにある家族経営のワイナリ&ワインレストランがレセプションを兼ねているため、この建物には受付はなく、スタッフも常駐していません。

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウス

客室は2階から上なので、階段で上がります。もちろんエレベーターもなくポーターもいないので、重いスーツケースを頑張って持ち上げましょう。上写真はホールから見えた裏の小径。歴史を感じさせるレンガの壁が雰囲気たっぷりです。

裏庭には自転車置き場もあるので、自転車旅行者もウェルカム。

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウス

シュタインハウスには、リノベーションされた客室が全部で5つあり、それぞれ作りもイメージも異なるお部屋です。今回私が泊まったのは、上写真の「灰色の部屋」。(英語:ROOM OF GLAY/チェコ語:Šedý pokoj)

ほかに、黄色の部屋、青の部屋、緑の部屋、白の部屋があり、宿泊料の目安は1泊1室1,300コルナ(約6,500円)~2,900コルナ(約14,500円)からとなっています。



シュタインハウスの灰色の部屋を詳しく紹介

Bílý pokoj

私が泊まった灰色の部屋は、このホテルで一番広い部屋(エキストラベッドを入れれば5人まで宿泊可能)で、一番高いお部屋のようでした。部屋に入ってまっすぐ奥にはダイニングテーブルとイス4脚、片側の壁には長ソファ、反対側にはキッチンが。

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウス

キッチンには冷蔵庫、備え付けの食器洗浄乾燥機、電子レンジ、電気ケトルがあり、お皿やグラスなどもたっぷりと揃っていました。

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウス

街中でワインやチーズを買ってくれば、夜は部屋飲みも楽しめます。

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウス

キッチンの横(入り口側)には簡易ベッドのようなソファスペースがありました。

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウス

確かにこれなら5人までの家族やグループで泊まれそうです。

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウス

リビングルームの奥にはベッドルームがあります。

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウス

なんだか和の雰囲気を感じたのは、障子のようなパーテーションのせいでしょうか。とにかく広々としていて、ひとりで寝るのはもったいないくらい。上写真に写っている木製のドアが、隣のバスルームに続くドアです。

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウスのバスルーム

こちらがバスルーム。まるで映画のセットみたい!と大興奮してしまいました。灰色の部屋というコンセプトに合ったシックなデザインも素敵です。

ヨーロッパでは珍しいバスタブつき、それも、身長162cmの私が足の先まで伸ばして入れる大きなサイズのバスタブなのはとても嬉しい!(※このホテルの5つの部屋のうち、2つの部屋はバスタブつき、3つの部屋はシャワーのみとのこと。)

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウスのバスルーム

チェコらしい赤茶色の屋根の家並みの景色を眺めながらお湯に浸かれるなんて最高! なのですが、唯一のネックはカーテンやスクリーン的なものがないこと。

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウスのバスルーム

窓から向こうの通りを歩く人が見えたので、バスタブで立ち上がったら向こうからも見えそうです。(ちなみにリビングにもカーテンがないので、着替えるときちょっとドキドキしました。この部屋は2階ですが、外の通りが坂になっているため、歩いている人と目線が会うのです。)

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウスのバスルーム

バスルームの洗面台。ちなみにバスアメニティはフェイス&ハンド&ボディソープ(ピンクの液体)のみで、シャンプーもコンディショナーも歯ブラシもありません。日本から忘れず持参しましょう。タオルとドライヤーはあります。

(別にこのホテルがサービスが悪いのではなく、チェコではこれが普通です。)

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウス

リビングとバスルームにカーテンや目隠しがない点と、エレクトーンがないので重い荷物をもって階段を上がらないといけない点だけはネックですが、それを除けば、おしゃれで広々していて、窓からの景色もよい(ミクロフ城が見えました)ので、ミクロフで泊まる際にはおすすめできるホテルです。

ミクロフ城・ディートリヒシュテイン家の墓・聖なる丘

ミクロフの代表的な観光スポットであるミクロフ城・ディートリヒシュテイン家の墓・聖なる丘もすべて徒歩圏内なので、効率よくミクロフ観光したい人に便利。

ホテル宿泊に朝食はついていませんが、近くに朝の8時ころから営業しているカフェが複数あり、そちらで朝食をとることができます。

【シュタインハウス詳細】

名称 シュタインハウス(ŠTAJNHAUS)
住所 Alfonse Muchy 13 / 300 692 01 Mikulov
電話 518 324 106
メール info@stajnhaus.cz
Webサイト(英語) http://stajnhaus.cz/en/home-en/
宿泊料 1泊1室1,300コルナ(約6,500円)~2,900コルナ(約14,500円)から

チェコ・ミクロフのホテル シュタインハウス

ちなみに、レセプションはシュタインハウスから歩いて約2分のところにある上写真の「Rodinné Vinařství Mikulov(英:Family Winery Mikulov)」内にあります。

ここはワイナリー併設のレストランで、一度夕食をとったのですが、ワインも料理もとてもおいしかったのでおすすめ。

Family Winery Mikulov

(そして偶然ですが、オーナーの娘さんが流暢な日本語を話す方で、ありがたかったです。ミクロフでは日本人どころかアジア人もほとんど見かけなかったのですが。)

名称 Rodinné Vinařství Mikulov Kateřina Šílová
住所 Vídeňská 5 / 237 692 01 Mikulov

ミクロフでおいしい朝食が食べられるカフェ

シュタインハウスでは朝食を提供していないので、ホテルの近くにあるカフェで朝食を食べました。2泊したので2軒のカフェに行きましたが、どちらも良かったですよ。それぞれのカフェの詳細記事はリンク先をご覧ください。

テラスカフェ「KAFE PALA」

ミクロフのテラスカフェ「KAFE PALA」

【詳細記事】チェコ・南モラヴィア地方の町ミクロフのテラスカフェ「KAFE PALA」で朝食を

ビストロカフェ「ドロゲールカ」

ミクロフにあるフォトジェニックなビストロ「ドロゲールカ」

【詳細記事】チェコ・ミクロフにあるフォトジェニックなビストロ「ドロゲールカ」で朝食を

ランチ・ディナーならSOJKA & SPOL.

ミクロフのおすすめレストラン

ミクロフでおいしいランチやディナーやディナーを楽しみたければ、ミクロフのお城の近くの広場にあるレストラン SOJKA & SPOL.がおすすめです。

【詳細記事】チェコ・南モラヴィア地方の町ミクロフのおすすめレストラン SOJKA & SPOL.

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[Special Thanks!]この旅はチェコ政府観光局に旅費宿泊費を負担していただいています。