この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
【2021年1月追記】オフライン音声翻訳機「ili」は2020 年 12 月末をもって販売終了しました。
台湾ili(イリー)モニター旅、2日目。今回は2泊3日の台湾旅行なので、朝から晩まで観光できる中日を使って、丸一日ローカルな台湾観光をしようと決めていました。
といっても、台湾は2度目、個人旅行としては初めての私は、そこまで台湾のことに詳しくはありません。そんなわけで、今回は妹の大学時代の友人である台湾人女性に一日ガイドをお願いしました。
彼女は学生時代に日本の大学に留学をしていて、そのときに私の妹と仲良くなりました。帰国後も妹の結婚式にも出席してくれたり、妹が家族で台湾に行ったときに案内してくれたりと、妹の彼女の交流は続いていて、今回も私が台湾に行くことを妹が話したら、案内を買ってでてくれたのです。しかも彼女は日本語が流暢!
(「日本語が流暢な台湾人といっしょならiliなくてもいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、今回はiliモニターなので、事情を話し、できる限りiliを使うことに。)
もくじ
双連駅の近くの朝市
最初に台湾人の彼女が案内してくれたのがMRT淡水信義線(レッドライン)の双連駅の近くでやっている朝市。(双連朝市) それほど大規模な市ではありませんが、駅前から一列にずらりと食品や日用品を売るお店が並んでいます。
台湾の夜市は有名なものがたくさんあってツアーにも夜市見学が組み込まれていることがけっこうありますが、観光客にとって朝市は夜市ほどメジャーではないのかも。
双連の朝市はまったく観光客向けではなく、ローカル向けの素朴な市で、野菜、果物、肉、魚、加工食品、日用品(洋服、下着、履き物など)のお店が雑多に並んでいます。
魚を売るブース(この暑いのに保冷設備もなく生魚売ってて大丈夫?とも思うのですが…)のすぐ隣で女性用下着を売っていたり、ごちゃごちゃとした感じの市場ですが、地元っ子に混じってぶらぶら歩くのはなかなか楽しいです。日本語での呼び込みもないし。
台湾の6月はライチやマンゴーの旬なので、ライチやマンゴーを売る店もいくつか見かけました。海外の果物は日本に持ち込めないので、現地で果物を食べるのは楽しみのひとつ。
双連朝市のお店の並びの途中に、突如あらわれたのが文昌宮。日本でいう北野天満宮的な学問の神様を祀っている宮だそうで、受験シーズンにはたくさんの方が合格祈願に訪れるのだとか。熱心に手を合わせていた女性も、お子さんの合格祈願をされていたのかも。
双連朝市は、毎日早朝からお昼すぎくらいまでにぎわっているらしいので、台北市内観光の最初に立ち寄ってみると良いかもしれません。
台湾最大の乾物街「迪化街」
双連朝市を見物したあとは、そこから歩いて行ける「迪化街」へ向かいます。
「迪化街」は台湾最大の乾物街で、ドライフルーツやからすみなどたくさんの種類の干し物や漢方を売る店が軒を連ねています。
からすみ(ボラなどの卵巣を塩漬けし、塩抜き後天日干しで乾燥させた珍味)は台湾のおみやげとして人気。ほかに、高級食材フカヒレやアワビの乾物も売られています。
マンゴー、イチジク、クコの実、サンザシなどのドライフルーツはおみやげにも手ごろでおすすめ。そのまま食べる「ドライきのこ」なんてのもありましたよ。
私は試食した水密桃干(ドライ桃)がおいしかったのでおみやげに購入。このサイズのドライフルーツはどの種類も1袋250元(約925円)、3袋以上購入で1袋200元(約740円)でした。
ドライマンゴーも買おうと思ったら、ドライマンゴーにも複数の種類があって迷ってしまったので、翻訳デバイスili(イリー)で「甘さ控えめなのはどれですか?」と質問。
すると、こちらの店員さん、ili(イリー)のことを娘さんから聞いて知っていたそうで、「あ、これが噂の!」という感じですごく興味を持ってくれました。
そんなわけで、私がiliを使って中国語で話しかけ、彼女が英語と日本語ごちゃまぜの言葉で応えるかたちで(それでも通じないときは日本語を話せる台湾人の彼女に助けてもらって)、おすすめを聞いたり、味の違いを聞いたりして、おしゃべりを楽しむことができました。
ドライフルーツは結構重いので、買い物をしたあと「ちょっとこのあたりを散策する間、預かっておいてもらえますか。後で取りにきます。」ということもiliで伝えたら、ばっちり伝わりましたよ。おかげで重いものを持ち歩かず買い物ができて助かりました。
英語ができれば、あるいは相手が日本語ができればiliがなくてもできることかもしれませんが、双方または片方の外国語がぎこちない場合、iliで最初の”とっかかり”を作ってあげると、その後のコミュニケーションがスムーズになるような気がします。
もうひとりの年配の女性スタッフさんにもiliを持ってもらい写真を撮ってよいか聞くと、「いいけど、しっかりお店の名前も写して、ブログに載せてね~。」と言われました。
台湾人女性、商魂たくましくて人懐っこい方が多い印象です(笑)。
ちなみにお店の名前は「紅梅堂」。迪化街(乾物街)へ行かれる際にはお立ち寄りを。
迪化街の中にある永樂布業市場
迪化街のいちばん奥のほうには「永樂布業市場」と呼ばれる布問屋さんがあります。
「永樂市場」と書かれている建物(見た目は古い公共の建物のような感じ)の2階に上がると、ものすごい量の布が所狭しと並べられています。入り口は狭めなのですが、奥のほうはかなり広さがある様子。ずーっと向こうまで延々と布が並んでいます。
布は計り売りしてもらえるので、裁縫好き・ハンドメイド好きな方は好みの布があれば買って帰るのも楽しそう。
チャイナドレス用の布や、客家布と呼ばれる色鮮やかな花模様の布地も見かけました。ちょっと日本では見かけない色柄なので、布好きな方はワクワクしちゃうかも。^^
なお、台湾の布の量り売りは「メートル」や「センチメートル」ではなく「ヤード」単位なのでご注意を(1ヤード=約91cm)。1ヤード単位で好きな長さに切ってもらうことができます。
また永樂布業市場2階で買った布を3階に持っていくと、有料でチャイナドレスに仕立ててくれるサービスもあるとのこと。時間があればオーダーしてみるのも楽しそうですね。
※私は双連駅から朝市を見てから西へ歩き、迪化街へ行きましたが、迪化街だけを散策したい場合はMRT松山新店線(グリーンライン)北門駅が最寄りです。
▼実際に私がiliの音声翻訳を使った様子(動画)
iliの翻訳機能はこんな感じ。
真ん中のボタンを押しながら日本語で話す→ボタンを離すと中国語に翻訳されたものが流れる(もう1回押すときリピート)。
現在は日本語→中国語の一方行のみ。#ili #iliモニター pic.twitter.com/RcB7wZBbm6— ayan (@warashibe) 2017年6月5日
次の記事⇒ 【台湾・淡水】台北からMRTでわずか40分で行ける淡水は台湾人にも人気の観光・散策スポット
ili(イリー)は海外WiFiレンタル GLOBAL WiFiでレンタル可能です。ili単体のレンタルはなく、モバイルルーターレンタルのオプションとして追加することが可能。
(*当記事は、ログバーのiliトラベラー(モニター)として、航空券と宿泊費をご負担いただき、無償でiliをレンタルして執筆しています。)
【2021年1月追記】オフライン音声翻訳機「ili」は2020 年 12 月末をもって販売終了しました。