この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
今年の1月に亡くなった祖母(過去記事:祖母の葬儀)の初盆があり、実家に帰省していました。
(地元のお盆は8月ではなく7月なんです。)
昔、私も幼稚園の頃に曾祖母の初盆に参加しているはずなのですが、当時の記憶はないので、私にとっては初めて経験する初盆のようなもの。田舎なので、親戚や近所の人たちがたくさん集まり、みんなで大量(108本?)の松明(たいまつ)に火を灯したり、お念仏をあげたり、会食のようなことをしたりします。小さい子どもが何人も集まったせいもあり、当日はなかなか忙しかったけれど、なんとか無事に終わらせることができました。
*
上写真が、家の外に吊るした108本(?)の松明にみんなで火をつけていく様子。
こんなの、田舎じゃなきゃできませんよね・・・。
松明を燃やしているときに、どこからともなく黒くて大きな揚羽蝶(アゲハチョウ)が飛んできて、そこにいる人たちの間をぐるぐると飛び回っていたんです。私の子どもたちの周りもぐるっと円を描くように回ったり、松明を燃やしているみんなを見るかのようにしばらく飛んでいて・・・
それを見た親戚のおばさんたちが「あれはきっとおばあちゃんだよ。こうしてみんなを見に飛んできたんだよ。」と真剣な顔で言うので、本当にそんな気がしてきました。死んだ人が帰ってくるといわれるお盆だから、そういうことがあっても不思議じゃないですよね。
たくさんの懐かしい人たちの顔や、曾孫たちの元気な姿を見て、おばあちゃんがあっちの世界で笑ってくれているといいな、と思いました。おばあちゃん、こっちは大丈夫だからね。