蜜じゅわー、ねっとろ~りの安納芋・・・は、自宅栽培できるか?

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蜜じゅわー、ねっとろ~りの安納芋

一昨年、蜜じゅわー、ねっとろ~りの安納芋という記事を書いたことがありますが、そのときの「安納芋」のおいしさは衝撃的で、一口食べるなり、「なにこれ!?」とその甘さとねっとり感に本気で驚いたものです。クリーミーな舌触りはまるで上質なデザートのよう、と感じたほど。

以来、3年越しで安納芋にハマッている私。秋といえばさつまいも、さつまいもといえば安納芋! (いや、紅あずまのホクホクした食感と素朴な甘さも大好きですけど。^^)

でも、安納芋は買うと結構高いので、なかなか心行くまでたっぷり食べられないのがネック。
・・・だったのですが、なんと実家の祖父が安納芋の自宅栽培に成功しました♪ わーいっ!
(実は、去年も少しは収穫できたようなのですが、今年は大豊作だったようで、掘りたてをたくさん宅急便で送ってくれたんです。)


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安納いもは、鹿児島県種子島の安納地区で生まれた「さつまいも」の在来種で、他のさつまいもと比べて甘く、ねっとりとしているのが特徴。栽培が難しい、傷みが早いため、保存性が悪い…といった理由で一般の市場には出まわらず、もともとは種子島の安納地区で農家さんの自家用にだけに栽培されていたそうですが、近年ネット通販などで人気を集めているようです。

今年、私の実家でたくさんとれた安納芋は、もともとは私が一昨年の秋に通販(Oisix)で購入して、実家におすそわけした鹿児島県種子島の安納芋をタネイモとして一冬保存し、春頃に植え付けしたものだそうです。祖父いわく、あまり寒すぎず、暑すぎもしないところで一冬保存するのが肝心なのだとか。

鹿児島県種子島と、本州中部(実家所在地)とでは気候も土も全然違うだろうに・・・と思うのですが、それでもちゃーんとできるものなんですね。さつまいもって、やっぱりたくましいなぁ~!
「安納芋は種子島で育てなければうまくならない。」といわれるそうですが、どうしてどうして、
めちゃくちゃ甘くておいしかったですよ。もしかしたら同時に食べ比べたら違いがわかるのかもしれませんが、私の記憶の中の種子島の安納芋と比べても何の遜色もありませんでした。

普通のさつまいも(紅あずま)と、安納芋との色・食感の違い

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↑通のさつまいもと安納芋をふかして(蒸して)、割ってみたところ。
色がかなり違うのが見て取れると思います。 普通のさつまいもが白っぽい黄色なのに対して、安納芋はオレンジに近い色。黄金色(こがねいろ)っていうのでしょうか?

肉質も違っていて、普通のさつまいもはほくほくした食感で素朴な甘さなのに対して、安納芋はねっとりとしていて非常になめらか。細めの芋をぱかっと真ん中で二つに折ると、その折口からちゅうちゅうと芋を吸い込めるほどなのです! これ、すごくないですか~。デザートみたい。

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オーブンで焼き芋にするときは、表面に菜ばしでプツプツと数箇所穴をあけてから焼くのですが、できあがるとその菜ばしの穴から透明の蜜がじわっと滲み出て、それが軽く焦げているんです。
流れ出た蜜のせいで、お芋の表面は少しべとべとした感じがします。それだけ安納芋の糖度が高いという証なのでしょうね。これ、病み付きになりますよ~っ。

ちょうど今日、近所のママ友だちの家に遊びに行ったのですが、そのときにこの安納芋で作ったスイートポテトを焼いて持っていったら、「お芋が甘くてクリーミー!」と大好評でした。
普通のお芋よりも砂糖は控えめにして、安納芋そのものの甘さを生かすのがいいみたいです。
(ちなみにウチの子どものおやつは、昨日が焼き芋、今日がスイートポテトと芋尽くしです。^^;)

【別ブログ関連記事】 安納芋で作るスイートポテト

子どもといっしょに芋ほり (実家の畑にて)