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私はタバコを吸いませんが、ウチの夫は長いこと喫煙者でした。
たぶん、大学生の頃（イヤ、もっと前？）から吸っていようなので、喫煙歴10年以上のスモーカー。数量は、1日で1箱程度だったので、ヘビースモーカーというほどではなかったかもしれませんが、それでもやめようとは全然思っていなかったようです。
私が妊娠して以来、家の中や、いっしょに車に乗っているときに吸うことはやめてもらったので、夫が喫煙するのは仕事の休憩中、自分ひとりで車に乗っているとき。もしくは家ならベランダに限られていました。寒い冬の夜に、震えながらベランダでタバコを吸う姿を見て、「そうまでして吸いたいものなのかね～？」と、私は不思議に思っていたほどです。
「健康に悪いよ、お金がもったいないよ。」とタバコの害を訴えて、それとなく禁煙を促してみたことはあるのですが、「タバコは俺のストレス解消なんだから。」とまったく禁煙など考えもしなかった夫。
私も、もう夫にタバコをやめさせようと考えるのはあきらめていました。
そんな夫が、2か月ほど前に、突然タバコをやめました。
私が「やめなよ」と言ったわけでもなく、自発的に、知らないうちにやめていたのです。
ある朝、「実は俺、しばらくまえからタバコやめてるんだ。」と夫に告白されて、「あれ、そういえば、ベランダの灰皿がなくなっている・・・」と初めて気がついたくらい、いつの間にか、夫の周りからタバコの姿がなくなっていました。そして、タバコの匂いも。
「ええー、どうやって！？ なんで！？ いつの間にっ！？」
夫の禁煙の理由が知りたくて、矢継ぎ早に質問をする私。すると、夫がこういうのです。
「前に、ジゾウさんのブログで紹介されていた『禁煙セラピー』という本を読んでみたんだよ。そしたら、・・・うーん、なんかタバコはもういいやって思えたんだよなー。」
いくらタバコの害を訴えてもやめる気など全然なかった夫が、たった一冊の本を読んだだけで、あっさりとタバコをやめてしまえるなんて・・・。それも、がまんして吸うのをやめているという感じじゃなくて、実にすがすがしいというか、なんだかハッピーな様子でさえあるのです。うーん、不思議。
その理由を夫に書いてもらったので、興味がある方は読んでみてください。
夫曰く、タバコをやめたくない人は読まないほうがいいらしいです。かなりの確率で、タバコを吸わなくなってしまうのだとか・・・。ちなみに、非喫煙者がこの本を読んでも面白くない（というか、当たり前のこと過ぎてピンとこない）らしいので、私は読んでいません。
それまで1日1箱吸っていたタバコをやめると、月にしておよそ7,500円の節約。
それももちろんハッピーですが、そのこと以上に、夫がこの先も健康で、おいしくご飯が食べられる日々を送れることがなによりも幸せなことだなーと感じています。
夫よ、元気で長生きしてね・・・って、まだ31歳なんですけどね（＾＾；
