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和歌山、奈良、三重県を中心にすさまじい台風12号による豪雨災害。私の住む愛知県では、雨はそうでもなかったのですが、9月2日から3日にかけて強風が吹き荒れ、暴風警報が発令されていました。私たちは2日に庭にある飛びそうなものをしまい、雨戸を閉めて家の中にいたのですが、3日の朝、隣に住むおじさんが家のチャイムをならしました。
「これ、うちの庭に落ちてたんだけど、おたくの屋根じゃない?」
*
おじさんが手にしていたのは、細長い金属っぽい板2枚。周囲には釘がたくさんついています。表面の色を見る限り、どうやらわが家の屋根のよう。えーっ・・・(@_@;)
わが家は木造二階建てで、屋根はスレート葺き。どうやら、台風の強い風にあおられて、スレートの板2枚がはがれ、風で隣の家の敷地まで飛ばされて落下した模様です。
中古住宅を買ったので、いずれメンテナンスの必要が発生するだろうなとは覚悟していましたが、まさか風で屋根が飛ぶとは。驚きました。(ちなみに、同じ町内でも、やはり屋根が落ちた家や、カーポートが壊れた家があるようでした。)
台風による損害(風災)でも、火災保険がおりるらしい
最初は修繕にお金がかかるな・・・とショックだったのですが、ネットで調べてみると、どうやら住宅火災保険は、火災だけでなく、風災、落雷、雪災などにも適用されるのだとか。(※保険会社によって、また契約内容によって異なるかもしれません。)
これ、意外と知らない人が多いらしいですよ。火災保険=火事のときだけ使うもの、というイメージが強いせいでしょうか、せっかく加入していて、保険金が出るケースでも、そのことを知らないで、請求をしないままという例も少なくないようです。
3年ほど前に家を買ったときに入った住宅火災保険の書類を取り出してみると、わが家の入っている保険は、風災による損害も補償対象になっていました。ただし、「損害が20万円以上の場合に限る」との但し書きがあったので、安心はできません。
(ごく最近の住宅火災保険は、この”20万円以上の損害の場合に限る”という縛りがないタイプもあるようですが、今までは”20万円以上”というのが一般的だったようです。)
この20万という壁はクセモノで、損害の合計が21万円だったら21万円保険金が出るけれど、19万円だったら保険金は1円も出ないのだそうです。うーん、スレートを付け直すのって、いくらぐらいかかるんだろう?
業者の見積もりと、保険会社からの調査員
とりあえず、保険会社に電話をし、状況を伝えると、(その日は土曜日だったので)、週明けに担当から連絡がくることになりました。電話を切って、今度はiタウンページで探した近くの業者に連絡をし、屋根を見に来てほしいと頼みました。
月曜日、業者が来てくれたので、屋根に上って損害状況を確認してもらったところ、落ちた2枚のスレートの下の木材に破損があることがわかりました。スレート板が飛ぶときに、下の木材もいっしょに折れて(もげて?)持ち上がり、飛んでしまったようです。なので、その木材から入れ直さないといけなくなりそう。また、飛んだ2枚以外の板も、屋根にはついた状態ではあるものの、浮いている箇所が複数あり、止め直す必要があるとのこと。
もしかして、けっこう大がかりな修繕になるのかなぁ・・・?
ちなみに、同じ日(月曜)には、保険会社から派遣された調査員も来て、スレートの落ちた屋根などを確認し、写真を撮っていました。(屋根には上りませんでしたが。)
このブログを書いている現在は、まだ業者からの見積もりがあがってきていないので、先のことが何もわからない状況ですが、もし修繕の費用(見積もり)が20万を超えるようであれば、その見積もりを添えて、保険金請求書を書くことになりそうです。お金のことも心配だけど、現在の屋根の状況もかなり心配なので、早くいろいろ済むといいなぁ。
それにしても、不幸中の幸いだったのは、落下した屋根が、よその家や車や人に当たらなかったこと。もしそんなことになっていたら、本当に大変でした・・・。ホッ。
【追記】
事後報告です。結局、屋根屋さんが23万円ほどの見積もりを出してくれたので、それを保険会社に提出したのですが、「そんなには認められない」ということで保険がおりませんでした(泣)
屋根屋さんは、落ちた屋根以外も、浮いているところなど、できる限り現状を直そう(直した方がよいところは全部手を入れよう)ということでこの見積もりを出してくれたようなのですが、落ちた部分しかダメみたいでした。(修繕はOKだが、予防はNG) なので、結局、実費で、最低限の部分だけを屋根屋さんに頼んで直してもらうことになりました。
これはあくまでわが家の場合なので、最終的には加入している保険の内容と保険会社の判断ということになると思います。ご参考までに。