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(☆この記事は、【京都旅行記3】の続きです。)
16時過ぎ、ウェスティン都ホテルを出て、紅葉の名所・南禅寺に向かいました。
ウェスティン都ホテルから、南禅寺までは徒歩で10分程度。ホテルスタッフの方に
教えてもらったように、地下鉄東西線・蹴上駅の向かいにあるレンガ造りの小さな
トンネルをくぐって北東に進みます。
上の写真は、そのトンネルを抜けて、民家の間の路地を歩いているところ。
このあたりは(夕方だったせいもあり)、静かで情緒のあふれる場所でした。
民家なども門構えのしっかりとした和風のお宅が多く、庭なども見事!
南禅寺に到着。門の向こうに見える景色が
赤・黄色・オレンジ・緑の美しいグラデーション
で、私は思わず歓声を上げてしまいました。
記念に、門の横で家族写真を撮影。
「うわ~、すごいね~!」
「きれいだね~!!」
口をついて出てくることばはそればかり。
もう、本当に見事な美しさだったんですよ。
人も少ないとは言いがたいものの、午前中に
行った東福寺に比べればそれほど多くはなく、
ゆっくりと景色を楽しむことができました。
次女は夫に肩車され、長女はおじいちゃんおばあちゃんに手を引かれて歩きます。
上写真で、右手に見える巨大な三門は、石川五右衛門が京の眺めを「絶景かな。」と
讃えた場所として有名です。南禅寺は、境内は自由に(無料で)入ることができるのですが、この三門の中に入る(というか、上にのぼる)には500円が必要とのことでした。
中をのぞくと、三門の上にのぼる階段はかなり急勾配。
あまり足腰の丈夫ではない義母のことが心配になりましたが、「おばあちゃんといっしょにのぼるぅ~!」という長女の言葉で、全員が上にのぼることにしました。
急な階段をのぼりおえると、そこに広がっていたのは実には見事な景色!
見てください、この赤色。こんなに鮮やかな紅葉はなかなか見られません。
気温の寒暖差の激しい京都だから、こんなふうに色づくのでしょうか。
南禅寺には過去にも来たことがあると言っていた義父も、この見事な紅葉を
前に、「ほぉ~、これは来た甲斐があるというもんだ!」と喜んでいました。
三門の上は、ぐるっと四角く回れるようになっているのですが、こちらは別の角度から
撮ったもの。緑と赤の色彩のコントラストがなんとも美しく、まるで一枚の絵のよう・・・。
西の方角に傾く夕日を受けて、しっとりとした雰囲気。
こういう風景には、夕暮れがよく似合います。
枕草子ではないけれど、秋は夕暮れがいちばん美しいですね。
ふとした子どもの表情も、こんな紅葉が背景に写ると、いつもとは違う雰囲気。
存分に紅葉を楽しみ、南禅寺を後にするころには、もう暗くなりかけていました。
本当は、このあと、南禅寺から徒歩で5分程のところにある永観堂に夜間拝観に
行ったのですが、信じられないくらいのものすごい人・人・人のラッシュに辟易…。
だって、17時半の夜間拝観のスタートと同時に、まるでどこかのテーマパークの
開園のように、人の波が移動していくんですよ・・・。
とても夜の風景を楽しむどころではなく、子どもたちもぐずり始めてしまったので、
早々に退散し、タクシーで三条河原町のあたりまで移動しました。三条河原町と
四条河原町の真ん中くらいにある「あじびる」の中の「囲屋」というお店で夕食を
とって、この日はホテルに戻りました。(このお店はなかなかよかったです。)
余談ですが、河原町丸善ってほんとになくなっちゃったんですねぇ・・・。
なんだかこの目で見るとちょっと不思議な感じでした。阪急百貨店の向かいに
あった神戸屋ダイニング(ベーカリー?)や、高島屋の向かいにあったドンクも
なくなってしまっていて、時間の流れを感じました。(しんみり・・・)