この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ぷらっとこだまなら東海道新幹線にお得に乗れる!
昨日、神戸市(三宮)で用事があり、新幹線を利用して日帰りで出かけてきました。
私は愛知県在住なので、新幹線で名古屋から新神戸へ行くのがいちばん早いと思うのですが、今回は節約のため、ジェイアール東海ツアーズの「ぷらっとこだま」を利用して、名古屋から新大阪区間を新幹線、新大阪から三宮までをJR(在来線)で移動しました。
結論から書くと、トータルの移動時間は15分程度しか変わらないのに、料金(運賃)は片道で2,000円以上安くなりました。 さらに、「ぷらっとこだま」利用者は、キオスクのドリンクが1本(300円以内のもの)が無料でもらえる特典つき♪
以下、ジェイアール東海ツアーズの「ぷらっとこだま」の利用方法と、どれぐらいお得なのかを書いてみようと思います。
「ぷらっとこだま」の対象エリアが東京~新大阪間なので、この区間の東海道新幹線に乗車する機会のある方とっての節約・お得情報になります。
もくじ
ジェイアール東海ツアーズの「ぷらっとこだま」とは
「ぷらっとこだま」はジェイアール東海ツアーズの募集型企画旅行です。
きっぷではないので、当日の予約はできません。インターネット、電話、JR東海ツアーズ各支店、JTB各店及びJTB総合提携店(※一部の店舗を除く)で予め購入しておく必要があります。
インターネット(e-ぷらっとネット)からは、利用日の1ヵ月前(前月の同じ日)の11時から出発5日前まで購入可能。電話なら出発日2日前、JR東海ツアーズ支店店頭なら出発前日まで購入できます。インターネットで申し込むと、郵送で自宅にチケットが届きます。
「ぷらっとこだま」の特長を一言で言うなら、東海道新幹線の「こだま」しか利用できないかわりに、安い運賃で乗車できることです。乗降車できる新幹線駅は、東京・品川、新横浜、静岡、浜松、名古屋、京都、新大阪に限られます。(区間にある駅からは利用できないため、これらのいずれかの駅まで移動して利用することになります。)
「ぷらっとこだま」を利用すると新幹線代がどれぐらい安くなるの?
「のぞみ」や「ひかり」が利用できる区間で、わざわざ遅い「こだま」に乗車するのですから、どれだけお得になるかがポイントですよね。分かりやすく、代表的な区間で比較してみます。
なお、「ぷらっとこだま」の料金は、通常期(2015/9/1~12/27、2016/1/7~3/11)と繁忙期(左記以外の期間)で異なりますが、ここでは通常期の料金と比較します。
例えば、東京・品川から名古屋までの場合、JRの所定運賃(参考)は10,880円。これに対して、「ぷらっとこだま」の料金は8,100円。その差額は、2,780円です。(さらに無料の1ドリンク付き。)
そして気になる所要時間ですが、東京から名古屋まで「のぞみ」は1時間44分、「こだま」は2時間50分かかるので、1時間6分余分にかかる計算になるます。乗車時間は約1時間増えるけれど、2,780円安くなる・・・どちらを選ぶかは、人にもよるし、目的にもよるのですが、特に急がない移動であれば、「ぷらっとこだま」を利用すると、かなり運賃の節約ができると思います。
また、名古屋から新大阪で見てみると、JRの所定運賃(参考)が6,350円なのに対して、「ぷらっとこだま」は4,300円。その差額は2,050円です。
所要時間で比較すると、名古屋から新大阪まで「のぞみ」なら52分、「こだま」なら1時間12分。東京~名古屋間に比べて距離が短いので、「のぞみ」と「こだま」の移動時間の差が少ない(20分程しか変わらない)のに2,050円も安くなるので、個人的にはぷらっとこだまは東京~名古屋間で利用するより、名古屋~大阪、あるいは名古屋~京都など比較的近距離で利用するのがお得感が高いと思います。
(お得感が高い=乗車時間の差がそこまでないのに、運賃の節約効果が高い。)
「ぷらっとこだま」利用の注意点
こんなお得な「ぷらっとこだま」ですが、利用に際して注意しなくてはいけないことがあります。
それは、指定したこだま号に乗り損ねたらアウト!なこと。後続のこだまへの変更は不可で、返金もしてもらえません。また、途中乗降もできません。予約後の変更は取消の扱いとなり、変更及び取消の場合、旅行開始日の前日から起算してさかのぼって10日目より手数料がかかるので注意が必要です。
ずいぶん昔の話ですが、私の知り合いが節約のために「ぷらっとこだま」を予約したのに、寝坊して指定したこだま号に乗り遅れ、やむなく券売機で通常価格のきっぷを買い直した、と言っていました。そんなことになっては節約どころか大損なので、「ぷらっとこだま」を利用する際は、くれぐれも乗り遅れの内容にご注意を。
シーンに応じて使い分けがおすすめ。片道だけの利用もアリ!
今回私は「ぷらっとこだま」を利用して名古屋~新大阪間を移動したわけですが、帰りは「ぷらっとこだま」の最終便がちょっと早い時間だったので間に合わず、普通に「のぞみ」で名古屋に帰りました。往復とも「ぷらっとこだま」を利用できると節約効果が高いですが、時間帯が限られるなど、自分のニーズに合わないこともあると思います。
「今回は日帰り旅行だから、現地滞在時間をできるだけ長く取れるように『のぞみ』で行こう」とか、「友達/家族との旅行だから、多少乗車時間が長くてもおしゃべりを楽しめるし『ぷらっとこだま』で行こう」とか、「行きは『ぷらっとこだま』で、帰りは遅くなるから『のぞみ』にしよう。」というよに、シーンに応じて使い分けるといいんじゃないかな、と思います。
なかなか節約するのが難しいと思われがちな公共交通機関(新幹線)の運賃ですが、東海道新幹線を利用するときには思い出してみてくださいね。
新幹線代節約で浮いたお金で、旅先でちょっとおいしいものを食べるのもいいと思います。^^
公式サイト: ジェイアール東海ツアーズ ぷらっとこだま
【関連記事】