海外旅行、ホテル宿泊もいいけど民泊も楽しい♪ ニュージーランド旅行記4

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ニュージーランド 個人宅に泊まるairbnb

ニュージーランド航空より往復航空券を提供していただき、ニュージーランド旅行を楽しんだ私。今回は成田⇔オークランド間の往復航空券と、ニュージーランド国内線の航空券は提供していただきましたが、それ以外の宿泊、体験、ツアー参加、飲食などはすべて自分で選んで、自分で支払うことになっていました。

つまり、ニュージーランド国内のどこへ行くのも、何を体験&取材するのも、どこに泊まるのも個人(ブロガー)の裁量。自分で支払う限り、高級ホテルに泊まっても安宿に泊まってもオーケイなのですが、今回はできるだけニュージーランドのローカルの人(キウイ)に触れあう旅にしたい!と思っていたので、今回は「Airbnb」を利用して、個人のお家に泊まる民泊を体験してきました。

Airbnb(エアビーアンドビー)とは

ニュージーランド 個人宅に泊まるairbnb

Airbnb(エアビーアンドビー)とは、旅先で、現地に暮らす人の家の一室、あるいは家丸ごと一棟を借りて泊まることのできるサービスです。
「bnb」は「Bed and Breakfast(ベッドと朝食)」の意味。

普通の家以外にも、例えばヨーロッパの古いお城に泊まったり、草原の中のツリーハウスに泊まったり、ヨットに泊まったり、なんて変わった体験も可能。日本ではまだあまりメジャーではないAirbnbですが、世界的にもAirbnbの利用者は増え続けており、190ヶ国34,000以上の街で貸す人と借りる人をつないでいるそうです。

【関連記事】現地の人から借りる家 Airbnb 今夏の旅行の宿泊先にいかが?

Airbnbホスト(部屋を提供してゲストを受け入れる人)にもいろいろな人がおり、ビジネスとして考えている人もいれば、趣味と実益をかねて海外からの旅行者との交流を楽しむためにやっている人もいます。

Airbnbで宿泊予約をするときは、そのホストの自己紹介や、過去にそのお家に泊まった人の口コミレビューを読むことができるので、それで判断するのが賢明。
英語やその他外国語で書かれた口コミレビューも多いですが、自動翻訳機能がついているので、英語がわからなくても大体のところは推察できます。

Airbnbで民泊 in オークランド

Airbnbで民泊 in オークランド

今回私はニュージーランドに3泊したのですが、3泊ともAirbnbで民泊をしました。
1日目はオークランド泊、2日目はロトルア泊、3日目は再びオークランド泊というスケジュールだったため、1日目と3日めは同じホストのところに宿泊。

上の部屋が、私がオークランドで宿泊したお部屋です。ホストは30歳の旦那さんと20代後半の奥さんの夫婦で、インテリアがとっても素敵なおしゃれなお家でした。

Airnbn in オークランド

キッチン。奥さんは料理が好きで、特に有機栽培に興味があるらしく、家の裏庭にある家庭菜園では野菜やハーブなどを育てていました。

ニュージーランド 個人宅に泊まるairbnb

「お茶いかが?」のボードからもおもてなしの心が伝わってきます。

猫

暖炉の前でくつろぐ猫

彼らの家には猫が2匹いて、猫好きの私がこのお家を選んだ理由のひとつがそれ。夜、リビングルームでホストとおしゃべりをしているとき、猫たちが暖炉の近くでくつろいでゴロゴロ喉を鳴らす様子がとっても可愛かったです。

(Airbnbでは動物を飼っているお家はそのことが記載されているので、動物が苦手な方やアレルギーのある方はよく確認しておきましょう。)

お風呂 バスルーム

お風呂もとっても清潔で、上写真のバスタブのほかに、立って使うボックス型のシャワースペースもありました。シャンプーやボディーソープ、タオルなどは貸してもらえることが一般的ですが、歯ブラシや基礎化粧品などは自分のものを持って行った方が良さそうです。

Airbnbのホストと夕食

ちなみに、私はAirbnbホストの夫婦と仲良くなって、3日目、ニュージーランド最後の夜にいっしょに晩ご飯を食べに出かけました。

「ニュージーランドらしいものが食べたい!」という私のリクエストに応えて、彼らが連れて行ってくれたのは、観光客向けではない、ローカルのお店。食事をしながらワインを飲んで、ニュージーランドのこと、日本のこと(彼らは一度日本に旅行に来たことがあるそうです)、Airbnbのこと、異文化交流のことなど、たくさんおしゃべりをしたのも忘れがたい思い出。

こんな素敵な出会いが持てたのも、Airbnbのおかげ。ホテル宿泊では味わえない、温かい交流をうれしく思いました。翌朝も、早い時間にもかかわらず「仕事に行くついでだから」と言って空港まで送ってくれて、本当に助かりました。

Airbnbで民泊 in ロトルア

ロトルアのホストの家

ホビット村映画ロケ地ツアーポリネシアンスパを目当てに訪れたロトルアでは、定年退職した60代(70代かも?)の女性の一人暮らしのお家にステイ。もちろん、こちらもAirbnbを利用した民泊です。

Airbnbのホスト

こちらがホストのジュディ。4人のお子さんと9人のお孫さんがいる女性です。
リビングルームの壁に世界地図が貼られているのが見えるでしょう? ジュディのお家に宿泊したゲストは、地図上の自分の街の位置に小さなシールを貼ります。

世界地図

アメリカやヨーロッパを中心に、たくさんのシールが貼られていました。世界地図が2枚あるのは、シールが増えすぎて貼り切れなくなったから。もちろん私も日本のNagoyaの辺りにシールを貼ってきました。

Airbnbで民泊 in ロトルア

こちらが私の泊まった部屋。清潔で、きちんとベッドメイクもされていました。
バスルームを挟んで隣にはシングルベッドが2つある部屋があり、そちらもAirbnb用に開放しています。私が泊まった日には、アメリカから来ているという兄弟がその部屋に泊まっていました。

ホストのジュディも、同じ日に宿泊したゲストも、話しやすいひとたちでとても良かったのですが、唯一困ったのは、夜中に外から音楽が聞こえてきたこと。近隣の住人ではなく、近くにある空き地にたまに若い人たちがやってきて、夜中まで音楽をかけて飲んで歌ってドラムを叩いたりするようで・・・。

ホストのせいではないけれど、深夜まで続く音楽と笑い声に「勘弁して~!」と思った私。翌朝、ホストにそのことを話すと「そうしょっちゅうじゃないけど、たまに若い人たちが空き地に来て騒いでるわね~。ひきだしに耳栓入れておいたけど気付かなかった?」とのこと。

隣室のアメリカ人男性に「昨夜うるさくなかった?」と訊くと、「うるさかったけど、僕たちはシカゴの中心地に住んでいるから、夜中にうるさいのには慣れているんだ。」とケロッとしたものでした。日本人的感覚だとちょっとびっくりです。

朝ご飯

朝ご飯

そんなわけで少々寝不足ではありましたが、翌朝ジュディが作ってくれたボリューム満点のおいしい朝ご飯のおかげでパワーチャージ!

かぼちゃとほうれんそうの入ったパイ、自家製パンのフレンチトースト、カリカリに焼いたベーコン、自家製ヨーグルト、ナッツ、フルーツ(キウイ、マンゴー、パイナップル)、コーヒー、ミルク、オレンジジュース。食べきれないほどの量の朝食でしたが、本当に美味しくて感激しました。

隣室に泊まったアメリカ人男性たちと、お互いがニュージーランドで訪れた場所のことなどをおしゃべりしながら食べることができたのも楽しい思い出です。

Airbnb初体験の感想まとめ

Airbnbでホームステイ

私は今回が初めてのAirbnb体験だったわけですが、オークランドのホストも、ロトルアのホストも良い人たちで、お家もお部屋もすてきで大満足。ニュージーランド人の暮らしに触れることができたし、おしゃべりを楽しむこともできました。

観光のアドバイスをもらえたり、空港まで送迎してもらえたりと、助かったこともたくさん。夜中の騒音など予期せぬハプニングもありましたが、今回ニュージーランドでAirbnbを利用し、個人宅にステイ(民泊)をして良かったです。

ちなみに、Airbnbの宿泊費はホストがそれぞれ自由に設定しており、支払いは申込時にクレジットカードなどを使用して行います。(当日ホストに直接お金を手渡すわけではありません。)

今回私は泊まったオークランドの部屋は1泊5,300円ほど、ロトルアの部屋は6,500円ほどでした。Airbnbの取り分があるので、実際にホストが受け取る金額はもう少し少ないです。Airbnbの宿泊費はかなりピンキリなので、もっと安いところも高いところもあります。

これは1室の料金で、私の泊まった部屋はどちらもキングベッドがあり大人2人が宿泊可能。私は1人で泊まりましたが、2人で泊まっても同額なので、カップルや友達同士で泊まればよりお得感がありますね。
(※物件によっては人数追加で料金が少しプラスになる場合もあります。)

airbnbの朝食

ちなみに、今回2組のホストに「英語が話せないゲストを受け入れたことある?」と訊いてみたのですが、2組とも「YES」とのこと。もちろん英語が話せる方がおしゃべりなど交流を楽しめると思いますが、いまはGoogleトランスレーター(翻訳)などもあるので、必要事項をやりとりするのには特に困らないそうです。

特にスーパーホストと言われる受け入れ経験の豊富なホストは、英語があまり話せないゲストを何度も受け入れている経験があるので、慣れているように思います。

「英語ができないけどAirbnbを利用できる?」「やりとりが英語だけなのが不安」という方も、管理画面のメッセージのやりとりには自動翻訳機能もついていますし、スマホの翻訳機能を使うか、電子辞書を持参すれば、そんなに心配しなくても大丈夫。ぜひ、機会があればAirbnbで民泊を体験してみてください。

(Airbnbの口コミレビューをよく読んで、ホストをしっかり選ぶことが肝心!)

個人対個人なので相性もあるし、「いっしょにご飯を食べられるか」や「空港や駅まで送迎をしてもらえるか」などはタイミング次第、交渉次第だと思うのですが、海外旅行の宿泊先にホテルではなくAirbnbで民泊をしてみると、普通の旅行とはちょっと違った楽しい体験ができるかもしれません♪

ニュージーランド人(キウイ)

(パブで話しかけてきてくれたニュージーランド人のグループ)

個人的な印象ですが、ニュージーランド人(キウイ)はフレンドリーな人が多いので、こちらから積極的に話しかければ、楽しい交流が持てることと思います。^^

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Special thanks: ニュージーランド航空

[当記事はニュージーランド航空より往復航空券をご提供いただき執筆しています。航空券以外の現地でのツアー参加費、体験、飲食、宿泊等は自己負担です。]

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